王道は、
英単語・英文法→長文読解だと思うのですが、苦手の程度によっては英文法がつらくて勉強が進まないということもあります。
私もそんなに
英語が得意ではなくて、例えばto不定詞の形容詞的用法とか副詞的用法とか、あるいはSVOCの構造とか当初は意味が分からなかったです。
石にかじりついてでも出来るならそれでもいいのですが、もし上手くいかないようなら、
英単語・英会話・英作文から始めるのも手です。
例えば、『彼は(待ち合わせ場所に)まだ来ていない』という文を
英語に直すとき
✕ He don't come yet.
◯ He hasn't come yet.
なのですが、この二つの文の違いはなんなのか、というところから少しずつ文法を学んでいくのもよいルートだと思います。
また英会話については、実はリスニング対策にもなります。リスニングというと耳を鍛えようとする人が圧倒的に多いですが、自分が話せるようになると同時にリスニング力も上がります。なぜなら会話力が上がると先見力が上がるからです。
教科書でも問題集でも英検でもYouTubeでもいいので、やりやすいところから始めるとよいと思います。
うちの子も
英語が苦手でした。
幸い北海道の入試の
英語はそれほど難易度が高くないそうです。
英語はリスニングや長文問題の配点が高く、毎年出題のパターンが似ているという特徴があるようです。
8月の道コンを受けられたのであれば、どこで点数を落としているのか分析してはいかがでしょうか。
長文問題を読むのが遅いのか、単語のスペルミスや文法で失点しているのかで、対策も異なるかもしれません。
大手塾は、
英語だけの受講ができないかもしれませんし、個別指導は大学生のバイトの先生になるかもしれません。
うちはベテランの先生がやっている個人塾を見つけて、自習用にも子どもに合った塾用の問題集を出してもらえました。
本番でも9割近く取れて、無事合格できました。
文法の基本は教科書ですから、普段の学校の授業でインプットし、問題集でアウトプット。この繰り返しが大事。
長文は
英単語の集まりですから、とにかく
英単語覚えるしかない。こればかりは本人の努力と根気がいる。
塾はなにもしてくれない。長文問題を提供するだけ。
結局は自力学習。でもこの努力が入学後の力になる。
これ、出来ないと、結局高校の
英語、難しすぎて挫折しますから、今から頑張りましょう。
英語に限らずどの教科も塾へ行って伸びるわけではなく、塾の授業以外でどう勉強するかですね。家で集中できないなら自習室を使い放題できる塾に1〜2教科だけでも行かせてそこで勉強すること習慣をつけさせた方がいいかもしれません。自室だと気が散りますし、反抗期ゆえ親の目も気になります。
因みに自分は英数以外は塾に行ったことはありません。週2コマだけで伸びると思えますか?
塾は勉強を教えるというよりは、普段の勉強の仕方を自分で工夫できる力をつける、そんな場の提供だと思って行くべきです。
野球しているなら男子でしょう?親がうるさくして背後霊のように貼り付くと嫌がって逃げる年齢ですよね。
落ち着ける勉強スペース=塾の自習室(大学受験時は予備校自習室)でした。母親がいきなりドア開けてギャンギャン叫んだり心配して文句タラタラになる時間が大幅に減ったことは今でも深く感謝しています。笑
とりあえず英検準2級を取るのはいかがでしょうか?去年からの教科書改訂で文科省の指導要項では中学卒業までに準2級レベルの学習内容になっています。4級から徐々にステップアップして行くと手応えを感じられるので闇雲に勉強をするよりモチベーションに繋がるかと思います。