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作詞者・作曲者の想い - 北海道札幌真栄高等学校
 

作詞者・作曲者の想い

本校生徒会誌「碧水」第 22 号(平成 19 年 3 月 1 日発行)「特集 校歌の秘密に迫る」より抜粋

作詞者 本間先生からのメッセージ作曲者 滝波先生からのメッセージ

真栄高校は私の教職生活の仕上げ頃の時期に勤めた学校であり、蓄積された経験に基づく全力を投入した職場でした。そして全道から選ばれて来た実践力のある素晴らしい先生方に囲まれて至福の二年間をすごしました。生徒も厳しい指導に耐えて生き生きとした眼で廊下を歩いておりました。

真栄高校を去ってから二十二年になりますが今も私の喜びの源泉です。バスや電車のなかで真栄高校の制服1姿を見るとつい声をかけたくなったりしますが思いとどまっております。真栄高校への思いは尽きることがありません。

二十数年前校舎が完成した日のことが、今でも思い出されます。それまで未完成の校舎で授業を受けていた生徒が繋がった廊下の渡り初めをしたときの嬉々とした顔が素晴らしかったからです。自分たちの学校という意識が強く、何事にも一生懸命でした。

そういう生徒を見ながら共に学校生活を送るなかで、校歌を作曲する機会に恵まれました。学校長から『堅苦しくない、新しいイメージの曲を』という要望を受け、無理のない音程、音域、詩の感情を失わない等々、条件をそろえての取り組みを始めました。一期二期の生徒が猛練習を重ねて校舎落成記念式典で披露しましたが、このときの生徒の自信にあふれた姿、そして態度の素晴らしさは今でも忘れません。当時は合唱コンクールも実施されていましたので、全校生徒が放課後になると、きれいなハーモニーを響かせていました。

忍耐強く、何事にも積極的に取り組んでいた先輩のように、在校生の皆様も頑張っていることと思います。未来に向かって無限の可能性を持っている皆様が校訓の『優れた力』『優しい心』を織り込んだ校歌を、これからも自信を持って高らかに歌い、先輩から後輩へと歌い継がれていくことを願っています。