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本校は昭和28年に北海道釧路商業高等学校として暁町に開校し、本年70周年を迎える歴史と伝統のある学校です。昭和53年に釧路湿原の入口とも言われる昭和地区へ現在の校舎を移転しました。当時、校舎周辺には牧草地が広がっていましたが、現在では大型小売店を中心とした商業地域ができあがり、釧路市民の皆様に親しまれています。この間、本校で学び、巣立った卒業生は20,500余名となり、釧路市内はもとより道内外のあらゆる分野で活躍しております。
開校当初は商業科だけが設置されていましたが、学科転換に伴い、現在は4学科4学級(流通経済科1学級、国際ビジネス科1学級、会計科1学級、情報処理科1学級)の合計12学級の学校として、北海道東部のビジネス教育の中心的な役割を担っております。令和6年度からは、地域の中学校卒業生者数の減少に伴い、1学級減となり、学科を流通マネジメント科、会計マネジメント科、情報マネジメント科による3科による生徒募集を行います
生徒たちは、校訓である『敬愛自尊』が示す『学んで喜び 働いて喜び 与えて喜び得る人となること』を目標として、日々の生活に感謝し、自己の生命の充実と人を思いやる心を大切にしながら、地域社会の持続的な発展に貢献する資質・能力を身に付けられるよう、教育活動に取り組んでおります。
部活動も盛んであり、本校の卒業生には、オリンピックや世界大会で活躍した選手もいます。バレーボールでは、セッターの松田紀子選手がモントリオール五輪で金メダルを獲得しました。スピードスケートでは、白幡圭史選手がアルベールビル、長野、ソルトレーク五輪や世界選手権で活躍、同じく新濱立也選手が2020年3月に行われたワールドカップ大会500メートルで金メダルを獲得し総合優勝を果たしました。校内には、選手たちの記念品が展示されており、在校生も先輩に続けと全道大会、全国大会出場を目指し、日々練習に励んでおります。
これからもウェブページを通して、本校生徒の生き生きとした活動を紹介させていただきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
北海道釧路商業高等学校長 廣 川 雅 之