帯広大谷高校(北海道)の公式サイト内のPDFをテキストに変換して表示しています。

このコンテンツは、受験生と保護者の皆様の利便をはかるため取得されました。
取得日:2024年03月22日[更新]

最新コンテンツは、下記の公式サイトURLにて、ご確認ください。
志望校の選定など重要な判断の際には、必ず最新の情報をご確認ください。
https://www.obihiro-ohtani.ed.jp/img/file263.pdf

検索ワード:合格[  1   2  ]
[検索結果に戻る]
 
2022年度北海道大谷学園連合会
       高等学校相互評価報告書
 
       対象校       帯広大谷高等学校
 
 
 
 
      評価校:北海道大谷室蘭高等学校
          (実施日:2022 年 12 月 15 日)
 
 
 
 
           2023年3月31日
 
 
 
 北海道大谷学園連合会相互評価委員会
 北海道大谷学園連合会相互評価委員会
  主査         中西     猛雄(北海道教区大谷学園委員会委員)
  委員         山田     寿雄(北海道教区大谷学園委員会委員、主査代理)
  委員         金石     潤導(真宗大谷派北海道教区教化本部長)
  委員         丸山     政秀(函館大谷高等学校長)
  委員         佐藤     健一(函館大谷高等学校 事務長)
  委員         小野       茂(帯広大谷高等学校 校長)
  委員         佐藤     真司(帯広大谷高等学校 教頭)
  委員         澤田       満(北海道室蘭大谷高等学校 教頭)
 
 
 
 
 帯広大谷高等学校の概要
  設 置 者            学校法人 帯広大谷学園
  理事長名            桂井 智善
  校 長 名            小野    茂
  開設年月日          1923年3月
  所 在 地            北海道帯広市西19条南4丁目35番1号
  設置学科            普通科
  入学定員            総定員 260名
                          (文理コース70名    普通コース190名)
  教職員数            71名     専任 55名 非常勤 16名
 調査結果
 
 I・II 建学の精神・教育理念・教育目標・学校目標・分掌
   近年、受験者数、並びに入学者数の増加という結果で、地域の評価が向上し
 ていることが明らかなものとして理解することができる。長年の取り組み、継
 続性、また、状況を分析して先の行動につなげるなど、学園(学校)の努力が
 徐々に実りつつあるものと感じられる学校状況である。
   少子化傾向が進む中でも、地域の私立高校において、受験者数、入学者数と
 もに増加している事は、何より学校評価が高まっている証明であると理解でき
 る。
   学習指導、進路指導、部活動のみならず、施設の管理、維持、その他多くの
 点で学園の努力が表現されているものだと感じられた。
   このたびの校舎新築など、学園の将来像を見据えて、様々な点から今後の地
 域の動向を捉えていることからも、常に前進することが期待できるものである。
 
 
 III 管理運営
   管理運営面については定員超過による補助金減収が複数年続き、様々な方策
 により改善の試みがなされている。一方で管内における学校評価も着実に上が
 っており、管内公立高校合格1者であっても貴校への進学を望む生徒が増加する
 等、合格2ラインの設定に大変苦慮されているようである。
   教職員の募集については教科や部活動を考慮し採用されているが、道内教職
 課程設置の大学や中学校期限付教諭に、積極的な働きかけを行ったり、教員募
 集サイトを有効に活用したり、適正な教職員配置を行っている。
 
 
 IV 財務
   創立100周年の節目を迎え、現在、新校舎の建設中である。現校舎の施設
 説明をしていただく中、窓越しに新校舎の全体像を伺った。旧校舎についても
 使用できる部分については、有効に活用していくようである。また、新校舎建
 設に伴う返済計画の説明を頂いた。
   返済は長期に渡ることと、78年後に人件費のピークを迎えることを考慮
 し、健全な遂行を願いたい。
   財務の状況については、職員会議(総括会議)で収入・支出の内訳を教職員
 に対して懇切丁寧に行っており、学内の風通しのよさが伺える。
 IV 改善・改革
   教育現場(業界)の情勢、勤務のあり方、
                                       「働き方改革」等との調整は、諸機
 関より今後何らかの具体的な対応、措置を求められることも考えられるので、
 その点についての進展を期待したい。ただ、多くの教職員が自発的、自立的な
 取り組みにおいて、現在の学園があるものと理解できるので、いかにその活動
 を基準に沿って、負担なく継続していけるか、その選択については、参考にし
 つつ、本校の発展にもつなげていくヒントを得られるものと感じている。
   道東、十勝地区の私学における中心的な立場として、今後も、総合的観点で
 生徒の育成に 取り組まれることを確信し、1030 年後を期待できる学園であ
 ると実感した。
 
 
 
  以上、調査報告とさせていただきます。
  大変お忙しい中、訪問調査にご協力賜り、誠にありがとうございました。
  今後の本校の運営にも参考にさせていただきます。
                                                                以 上