美唄聖華高校は、衛生看護科1年から専攻科看護科2年までの5年間で看護師を目指せる学校です。15歳で「看護師になる」と決めた仲間が全道各地から集まり、日々理想の看護師に近づくために学習しています。
「人と関わること」や「自分が誰かの役に立てること・誰かの力になれること」が大好きな私は、幼いころから看護に触れる機会が多くありました。それは、病院や施設で看護師として働く母の姿を見てきたからです。その中で『患者様の気持ちに寄り添った看護』をする母に憧れるようになり、「私も将来絶対に看護師になる」と決めました。
衛生看護科3年の昨年9月、戴帽式を終え、4週間の臨地実習に行きました。初めて受け持たせていただいた患者様は活動性の低下により、手指が拘縮していました。拘縮した手指を動かすことは激しい痛みを伴います。私は、少しでも痛みを緩和することができないかと、毎日マッサージや温罨法、患者様の体力ややる気に合わせた体操を行いました。すると、実習最終日に、それまで発語がなかった患者様から「痛みが和らいだよ、ありがとう」と言っていただくことができました。初めての現場で、至らない点も多々あった事と思いますが、私が行った看護にたいしていただいた感謝の気持ちや言葉はとても嬉しく、今でも鮮明に覚えています。
美唄聖華高校での5年間は、楽しいことばかりではなく、辛いこともたくさんあります。学年が上がるにつれ難しくなる看護教科、増え続ける実習記録や学習項目、遠方からの長距離通学、親元を離れた寮生活・一人暮らしなど、他の高校よりきっと大変です。しかし、聖華高校には「看護師になる」という同じ目標を持った仲間がいます。仲間と支え合い、楽しいことも辛いことも一緒に経験して乗り越え、実りある5年間を過ごすことができます。
私たちと一緒に「看護師になる」という夢を叶えませんか?