青森北高校
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取得日:2023年12月24日
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発行日:2021 年 7 月 30 日(金)
青北進路通信 発行元:青森北高校進路指導部
第2号
勝負の夏が来た!1学期の復習と2学期の予習先取り!
時間を有効に使おう! Time Management
★進路に関する今後の予定(8月)
7月26日(月)30日(金)夏期講習(13年) 1学期の評価が出ました。満足している人はどれくらいいるの
8月2日(月) 6日(金)夏期講習(3年) でしょうか。ほとんどの人は「もう少しやれたのに・・・」「思ったよ
8月7日(土)8日(日) 全統模試(3年) り低かった。」と思っているのではないでしょうか。または、全力
8月10日(火)11日(水) 弘大オーフ゜ンキャンハ゜ス(zoom 配信) で努力して、今までにない成績を獲得した人も中にはいるかも
8月16日(月)18日(水)夏期講習(3年) しれません。どちらにしても、1学期は終わりました。誰にも等し
8月19日(木)20日(金)夏期講習(13年) く暑い夏がやってきます。講習はありますが、普段よりはいくら
8月23日(月)始業式 確認テスト かでも時間はあるはずです。それをどう使うかは、個人の裁量
8月24日(火)確認テスト(普通科)・3年進学面接指導集会 にまかされます。「暑い暑い」とダラダラして終わるか、「暑いの
8月31日(火)2年進路講演会 はみな同じ。自分はこれをやる。」と強い意志をもって学習に打
ち込むか・・・。風が少し涼しく感じられる頃に違いが出てきま
す。上手に時間を使いましょう。大人になると自分のために純
この夏始めよう
粋に使える時間は限られます。今を大切に・・・
新聞切り抜き小論文ノートのススメ
「ニュースを見ていますか?」と聞くと、「はい!スマホで見ています!」という答えが・・・。ちょっと待って
なぜ新聞を読まないのですか!?(3学年の教室には朝日新聞と東奥日報の2紙が置いてあります)新聞は宝の山because・・・
新聞が小論文対策に有効な理由
面接試験の直前まで見ることがで
きるよう充実させて、自分のオリジ
その1・・・「だ。」「である。」と常体で書いてあるので、小論文の形式に慣れやすい。
ナルノートを作ろう
その2・・・「ぼくは」「私は」という主語がなく、客観的に事実を伝えている文章を読むことができる。
その3・・・冒頭に一番伝えたい重要事項があり、読み進めていくと詳細を知る構造になっているので、小論文でまねしやすい。
その4・・・起承転結がはっきりしており、簡潔でわかりやすい文章なので、読者に事実が明確に届く感覚が身につく。
その5・・・何よりも・・・時事問題に強くなれる!!
入試においての記述力重視傾向は
ますます増加
小論文ノートの作り方
Step1:自分の進路に関わる分野、気になる記事を選択し、切り取り、ノートに貼る
このような大変な時代だからこそ、時
Step2: 日時、見出しを書く。専門用語など、わからない単語を調べる 流に流されず、自らの意見をしっかり
論じられるように、インプットを!
Step3: 簡単な感想、要約を書く
Step4: 慣れてきたら、論じる★自分の意見を書くだけでは論文にならない。記事は論を支える説得力のあるエビデンスになる!
Step5: 同一記事を、家族や友人と共有し、読み比べる。同じ記事でも捉え方の違いを学んだり、新たな視点が手に入る
特集1学校
推薦
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型選抜(旧
推薦
2
)総合型選抜(旧 AO)入試の最新情報(「蛍雪時代7月号増刊」より)
★学校
推薦
3
型選抜(公募制・指定校制)とは ★総合型選抜とは
(出願条件) (出願条件)
・学校長による
推薦
4
が主★国公立大に指定校
推薦
5
はない ・自己
推薦
6
が主
・国公立大は「現役生に限る」が多く、私立大は「現役生に限る」「制 ・今まで学業成績基準を設けていない大学が多かったが、新たに設ける大学が増加
限なし」と大学による している
*指定校は専願のみ、入学確約が必須条件 ・「専願者に限る」大学が大半
(選考方法) (選考方法)
・出願受付は原則11月1日以降 ・出願受付は原則9月1日以降
・試験は12日型が多い ・選考は12ヶ月の長期間型が多い
・主流は書類審査、小論文、面接(国公立大は共通テストを課す場 ・書類審査、面接が主(国公立大では大学入学共通テストを課す場合もある)
合もある)
合格へのポイント
★書類審査・・・1調査書:日常学習の積み重ねが大切。2021年度入試から「指導上参考になる諸事項」が大幅に拡充され、学習に対する姿勢、課外活
動、取得した資格、表彰等が3年間分、今までよりも多く記載できるようになった、つまり何もやってこなかった人は「何も書かれることがない!」事態になる。
2志望理由書:「
推薦
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書」や「調査書」と違い、「志望理由書」は受験生が自分で作成するもの。面接の資料にもなるため極めて重要だ。「自分のことを知ら
ない人にもわかってもらう」という目的を意識しよう。「なぜその大学を志望したのか。」「なぜその学部を志望するのか。」「入学後、何を目指していきたいの
か。」などについて丁寧に書こう。一番大切なのは星の数ほどある大学、学部の中で「その大学でなければいけない理由」を明確に書くこと
★小論文・・・1問題は5タイプ:(1)課題論述型(与えられたテーマについて自分の意見を述べる)(2)文章読解型(課題文を読み解き、文章の要約や、関連
テーマについて論述)(3)資料分析型(資料やグラフから分析した結果を要約したり論述する)(4)教科密着型(特定教科の学力試験的な問題)(5)複合型
2出題ハ゜ターンは4つ:(1)学科・専攻分野に関するもの(研究能力や適性を見る)(2)青年期の生き方に関するもの(人生観・世界観を見る)(3)現代社会・文明
に関するもの(批判力、問題意識、感性を見る)(4)教科内容に関するもの(学力試験に代わるもの)★特に(3)で新聞記事、社説、コラムが使用されること多し
★面接・・・質問を想定し、模擬面接で慣れよう、ありのままの自分を見せればいいわけでない。普段あまり接点のない先生にお願いするのも良い。
★学力試験・・・
推薦
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・AO 入試入学者は、一般入試入学者に比べると学力的に問題があるケースも多くあった。そのため、国公立大学では共通テストを課
すタイプが増加する傾向にある。いずれにしても、短期間での対策は難しいので、普段からの学習の積み重ねが重要だ。
★まとめ1 「楽して受かる」は大きな間違い!一般入試と比べて、早期に決着し、学力試験を課さない形も多いことから、「楽な入試」と思う人がいるが、それ
は誤りである。書類審査、小論文、面接も一般入試に合格するくらいの確かな学力があって初めて力を発揮する。インプットがなく、スカスカの状態でアウト
プットができるわけがないのである。
★まとめ2「なぜ学びたいのか」常に自問自答しよう。その大学に入学したいという思いを強く伝えられる入試制度だからこそ、生半可なものであってはいけ
ないのだ。アドミッションポリシーを把握し、志望学部・学科での学びや研究に関する本を読み、積極的に情報収集を!まずは図書館へ GO!!
★まとめ3学校
推薦
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型・総合型選抜の受験を志すにあたり、君たちの生き方自体が「調査書に記載できる内容」に引っ張られてしまっては逆効果だ。学校を、
受験対策の場としてだけではなく、様々なことを学び、楽しみ、時には失敗をしながら、様々な経験ができる場として受け入れて、自発的に生活することが君
たち自身を魅力的な人間にしていく。そしてその魅力が、大学にアピールするための材料となっていくのだ。最後まで何事も全力であたろう。
特集2進路指導部主任 宮本将二先生 夏を制する者は受験を制す
昔から言われていることばです。夏がいかに大事かということですが、各学年でとらえ方は違ってくるでしょう。そこで、私の考える各学年
の過ごし方について紹介いたします。
【1年】
入学して4ヵ月が経ち、学校生活にも慣れ、2度の定期考査と模擬試験を経験し、学校生活のペースをつかみかけている頃でしょう。そんな
1年生にやって欲しいことは、「自分の弱点を知り、それをこの夏に補強する」ということです。これを実行するためには自分を知らなければ
いけません。自分がどういう人間であるかを理解し、勉強や部活動で「何をしなければならないか、何をすべきか」を見つけましょう。そのた
めには規則正しい生活が欠かせません。毎日決まった時間に起き、ごはんを食べ勉強やスポーツをし、決まった時間に寝るようにしましょう。
【2年】
中堅学年としてスタートしましたが、多くの部活動で3年生が引退後、中心として活動していることと思います。進路面では、2年生になる
と多くの人が自分の志望を持ちます。そんな2年生にやって欲しいことは、「行動すること」です。自分の行きたい学校や職業のことをネット
などを使って徹底的に調べ、可能ならばオープンキャンパスなどに出向いて欲しいです。コロナ禍で行動が制限されますが、できることはさま
ざまあります。「どこにも行かず、宿題をやっただけで終わった」ということにならないよう、情報収集に努めて欲しいです。
【3年】
3年生はタイトルにある通り、「受験を制するための準備」をしてください。只管(ひたすら)打ち込んでください。人生80年の中で、「こ
れほどやったことはない」と言えるような夏にして欲しいです。自分の将来のための夏になって欲しいです。ほぼすべての人が進路の方向性は
決まっています。向かう方向が違ってもやることは一緒です。大学進学で一般選抜を考えている人は、共通テストの仕上げをしましょう。そし
て2学期から2次試験対策へ移行できるように学習計画を立ててください。総合型・
推薦
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型選抜を考えている人は、大学入学共通テスト対策の
他、自分の志望する分野の本をたくさん読み、過去問から小論文対策をしたり、志望理由を明確にスラスラと言えたりするようにしましょう。
総合型・推薦型選抜の場合は、落ちるかもしれないというリスクを承知で臨むのですから、生半可な気持ちで過ごさないようにしましょう。公
務員を考えている人は、夏休み明け(9 月)に試験があります。教養試験の一般知識と一般知能の他に、時事問題にも対応しなくてはいけませ
んので、普段から新聞を読んだりニュースを見たりするようにしましょう。就職を考えている人は、早いうちに書類を準備して清書し、会社訪
問してください。耳で聞いたものと実際に目にしたものでは、情報が全く違います。これは大学等のオープンキャンパスにも共通することです
が、必ず「自分の目」で見て確認して来てください。
いずれにしても「大切な夏」になります。有意義な「実りのある夏」を過ごしましょう!