青森北高校
(青森県)の
公式サイト
内のPDFをテキストに変換して表示しています。
このコンテンツは、受験生と保護者の皆様の利便をはかるため取得されました。
取得日:2023年12月24日
[
更新
]
最新コンテンツは、下記の公式サイトURLにて、ご確認ください。
志望校の選定など重要な判断の際には、必ず最新の情報をご確認ください。
https://www.aomorikita-h.asn.ed.jp/hpdocs/2020shinro3.pdf
検索ワード:推薦
[
1
2
]
[
検索結果に戻る
]
発行日:2020 年 6 月 22 日(月)
青北進路通信
発行元:青森北高校進路指導部
第3号
2学年 第1回進路志望調査結果(6月実施)
前回に比べて国公立大志望者数は減少傾向にありますが、学年
全体の約4割、普通科の約5割が志望しており、依然として高い
今回(令和 2 年 6 月) 前回(令和元年 11 月) 割合で推移しています。青森県内の国公立大学の希望者数を大学
区 分
人 数 割合(%) 人 数 割合(%) 別に見てみると、弘前大学が23名(前回29名)、青森県立保
健大学が18名(前回25名)、青森公立大学が11名(前回1
国立大 41 人 20.9 % 50 人 25.1 % 3名)となっています。私立大の希望者数はほとんど変わりない
公立大 37 人 18.9 % 48 人 24.1 % 一方で、専修学校等の希望者が増加傾向にあり、前回調査の約3
倍となっています。入試まで1年以上ある2年生は、安易に志望
私立大 55 人 28.1 % 50 人 25.1 %
を下げるべきではありません。定期考査、模擬試験、各種検定や
国公立短大 0 人 0.0 % 2 人 1.0 % 課外活動と部活動に意欲的に取り組み、あらゆる面で北高の中心
となって活躍できるように、高いレベルで文武両道を実現しまし
私立短大 7 人 3.6 % 8 人 4.0 %
ょう。それが、自身の成長と進路達成につながります。
専修学校等 26 人 13.3 % 9 人 4.5 % 就職の内訳は公務員が26名、民間企業が4名です。公務員希
望者数は前回とほとんど変わりないことから、志望を固めている
就 職 30 人 15.3 % 32 人 16.1 %
生徒が多いことがわかります。新型コロナウィルスの影響で公務
未 定 0 人 0.0 % 0 人 0.0 % 員の志願倍率は、高くなることが予想されています。日々の授業
合 計 196 人 199 人 を大切にして、今年の夏休みから過去問題に取り組むなど、自分
で具体的な対策を立てて実行するようにしましょう。
進路ガイダンス 3学年(5/21)
「進路の手引き(本校進路指導部発行)」を利用し、進路ガイ
ダンスを行いました。1・2年生は進路達成のために、『日々の
授業に真剣に取り組むことの大切さ』を学ぶことができたのでは
ないでしょうか。目の前の授業や課題の一つひとつに真剣に取り
組むことが、進路達成への近道です。迷ったり悩んだりしたとき
こそ、目の前のことに全力を注ぎましょう。また、総合型選抜(旧:
AO入試)や学校
推薦
1
型選抜(旧:
推薦
2
入試)を考えている生徒
は、講演会や体験活動にも積極的に参加しましょう。
3年生は宮本進路指導部主任から、第一志望の進路実現に必要
な心構えについて講話がありました。進路実現のためには、早期
に、いい準備をすることが必須です。無駄にできる日は、1日も
ありません。新型コロナウィルスの影響で、入学試験や就職試験
の日程変更が発表されています。入試概要の変更内容も注視しな
がら、進路実現に向けて最高の準備をしてください。
1学年(5/26) 2学年(6/4)
スキルアッププログラム 研究発表会
6月10日(水)に「スキルアッププログラム研究発表会」を開催しました。スキルアッププログラムとは知識や経験の幅を広げると共に、
社会の変化に柔軟に対応し、たくましく生きるための様々なスキルの向上を図ることを目的としたプログラムです。講座やボランティア活
動などの学校外学習に参加することで単位を取得し、35単位以上修得すると県から認定証が交付されます。ここで獲得・向上したスキル
が進学・就職時の面接や小論文で威力を発揮できるものと期待されます。
現在プログラムに参加している3年生が、これまでの学習したことやプログラムの内容について、パワーポイントを用いて2年生に発表
を行いました。プログラムに参加している生徒の多くが医療系の進路を志望しており、今回は4グループに分かれ、医療に関する内容の発
表を行いました。パワーポイントの作成が初めての生徒も多く、どのように作ればいいのか、何を話せばいいのか、試行錯誤しながら発表
の準備を進めました。本番では各グループが工夫を凝らした発表を行い、参加した2年生からは「わかりやすかった」「自分もプログラム
に参加したい」といった感想が聞かれ、これまで取り組んできた成果が存分に発揮できた発表になりました。3年生の皆さん、お疲れさま
でした。今回の経験は、これからの進路活動において必ず力になります。
今後、今年度のプログラム新規参加の案内を行う予定です。スキルアッププログラムでは様々な体験を通して、文章作成や面接対策など、
進路達成に有益なスキルを身に付けることができます。ぜひ2年生の皆さんもプログラムに参加して、自らのスキルアップを図ってくださ
い。その力は自分自身の進路達成において必ずプラスになるはずです。
2年生の希望者に対する3年生4グループからの発表風景
進路コラム
「何やればいいですか?」
「何やればいいですか?」という言葉を、よく耳にするようになりました。あなたもこの言葉を口にしたことがありませんか?この言葉が意味することを考えて
みたいと思います。あなたは興味があること、関心があることについて、この言葉を決して口にしません。ゲーム好きな人はゲームをやる前に、スマホ好きな人は
スマホをやる前に、わざわざ父親や母親に対して「何やればいいですか?」とは言わないはずです。絶対に。
つまり、この言葉には「前置き」があるのです。それは、「最低限の努力で結果を出すためには」という言葉です。
「最低限の努力で何かを成し遂げることが得である」という、損得勘定で物事を判断しているからです。
考査前にも「何やればいいですか」という言葉をよく耳にします。でも高校生だけじゃありません。プロスポーツ界でも、選手が監督・コーチに「何やればいい
ですか?」と聞いたり、偏差値が高い大学でも「(医師・弁護士などの)国試(国家試験)に受かるには何やればいいですか?」と学生が教授に聞いたりするそう
です。つまり、日本社会全体で「最低限の努力で欲しいもの(成功・進路・カネ)を手に入れたい」と、損得勘定で行動する人が増えたということです。しかし、
損得勘定で行動してはいけません。なぜなら、成長につながらないからです。
学校は生徒が心と身体を鍛え、成長する場です。だから、「何やればいいですか?」は決して口にしてはならない。何をやればいいのかは、まず自分自身で考え
てください。目の前のことに真摯に取り組むことが大切だと気付くはずです。
学校は安い値段(最低限の努力)で、できるだけいいモノ(第一志望の達成)を手に入れるショッピングセンターではありません。
学校に一歩足を踏み入れたら思考回路を切り替えて、何事にも真摯に取り組みましょう。