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取得日:2024年03月22日[更新]

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                      令和3年度      第2回学校評議員会議事録
 
 1 日 時       令和4年2月14日(月)13:3015:00
 
 
 2   場 所     本校 中会議室
 
 
 3   出席者    学校評議員      5名
                学校職員        校長1、副校長2、事務長、総務主任、教務主任、進路指導部長、
                                厚生副部長、専攻科長
 
 
 4   学校長3あいさつ
        今年度も、コロナ禍で各行事が制約を余儀なくされた苦しい状況であったが、3年生
      は見事に100%進路実現を果たしてくれた。学校評価アンケートでもおおむね肯定
      的な評価であった。
        一方で中学生に対する「出前授業」や「地域貢献」がコロナの影響で中止せざるを得
      ず、本校の良さをアピールできなかった。次年度は広報活動や対外活動により一層力を
      入れ、本校の生徒や地元の中学生にも夢と目標を与えられるように取り組んでいきた
      いと考えている。
        本日は、ぜひ忌憚の無い御意見や御提言をお寄せいただき、今後の学校運営に生かし
      て参りますのでよろしくお願いしたい。
 
 
 5   令和3年度 本校の教育活動について
   (1) 総務部
        1 コロナ禍により PTA 総会・体育後援会総会は中止とし、書面審議で代替した。
        2 研修・委員会事業の企業見学会・研修旅行は予定どおり実施でき、好評であった。
        3 学校評価アンケート結果は、概ね昨年度より高評価であったが、部活動指導や
           PTA 活動については評価が低かった。
   (2) 教務部
        1 確かな学力を保証するために、5段階評価の C 評価と D 評価を0%になるよう
           に取り組んでいる。
        2 特別な支援が必要な生徒について、教育相談部や学年会と連携して細かに対応し
           ている。
        3 中学生一日体験入学は、コロナ感染症対策のため、今年度も引率・保護者の参加
           は行わず、参加中学生は2学科の見学とした。
        4 出前授業、地域プロジェクトなど、コロナ禍によって本校の魅力発信ができなか
           ったことが残念である。
   (3) 生徒指導部
         1 コロナ禍で多くの行事が中止となったが、スポーツ大会は6月に2日半の日程で
            開催し、生徒も楽しんでくれた。
         2 2年に一度の「黒工祭」は、一般公開はできなかったが、生徒たちの意見をもと
            に全く新しいスタイルで開催でき、良い経験になった。
         3 生徒会執行部は、大槌高校生徒会との交流をとおして校則の見直しについての情
            報交換を行った。新しい校則の施行に向けて具体的な取り組みを進めていく。
   (4) 進路指導部
         1 3年生は希望する進路を100%達成できた。一次内定者は9割強であった。
         2 公務員や大学進学も好成績であった。
         3 現2年生の就職希望は地元志向が強く、県外希望も東北地区が増えている。
   (5) 厚生部
         1 保健室利用者は、昨年比で減少している。利用者の内訳では3年生の女子が多か
            った。
         2 インフルエンザ罹患者はゼロで、感染性胃腸炎が9であった。16歳以上がワク
            チン接種可能となり、副反応での出席停止が増えた。
         3 う歯保有者は、全国や岩手県平均と比較して多かった。
         4 清掃美化委員会の活動は、よく頑張ったといえる。
   (6) 専攻科
         1 2年生5名全員、県内企業への就職が決まった。2年生の修了研究発表会はコロ
            ナ感染対策のため、今年も人数を限定して実施した。
         2 来年の入学予定者は定員の12名に対して11名と増えた。推薦の条件を変えた
            ことが一因か。
 
 
 6    意 見・要 望
      (1) ホームページのこまめな更新や見やすい内容などを工夫して、近隣の中学校へ広
            く宣伝した方がよい。そうすることで黒工への進学希望者も増えると考える。
 
 
      (2) むし歯を減らすために、昼食後の歯磨き運動を行ってはどうか。食生活や教育レ
            ベルが低いとむし歯の子どもが増える傾向がある。
 
 
      (3) 「ツーブロック」などをどう扱うのかを学校の職員が考えるのは難しいと思う。
            生徒に考えさせてまとまった結論を議論してみてはどうか。
 
 
      (4) 外見よりもハートが強い人間が大切なのではないか。企業から見ても工業高校は
            「宝の山」だと感じているので、自由な発想をものづくりに実現でき、手に職を
            持った付加価値の高い若い人材を育ててほしい。
 
 
      (5) 学校評価アンケートの職員の回答率が上がるように、改善してほしい。
 
 
 7    感 想
             1 工業クラブの加盟企業数は100社を超えた。さまざまな課題を学校だけ
                 で解決しようとしないで、地元の企業をはじめ工業クラブをどんどん頼っ
                 てほしい。
 
 
             2 学校の様子をどんどん配信し、中学生に対する PR をして、志願者の増加に
                 つなげてほしい。
 
 
             3 土木科の記事で、2級施工管理技術者試験に全員合格したのを見て大変う
                 れしく思った。良いことなのでこれからも頑張ってほしい。
 
 
             4 黒工への志望者増加の具体策として、令和4年度に行われるテクノメッセ
                 へは市内全ての中学校が参加する計画を立てている。また中学生向けの掲
                 示板を活用して黒工の情報をどんどん発信していただきたい。
 
 
             5 コロナ禍が続くが、これからもPTAの一員として黒工の諸活動を応援し
                 ていきたい。
 
 
 8    学校長4より謝辞
       本日は、むし歯の予防のことや学校評価アンケートの回収率アップのことなど学校を
   改善するための貴重な提言や力強い応援をいただき感謝している。
       本日いただいた貴重な御意見や提言を今後の学校運営に生かし、素晴らしい生徒が揃
   っている本校をますます良い学校にしていきたい。今後も本校のよき理解者として、アド
   バイザーとして、サポーターとして御助言や提言をお願いしたい。