岩手県立前沢高等学校
創 立 大正14年4月1日(前沢町立女子職業専修学校)
開校記念日 5月1日
住 所 〒0294206
岩手県奥州市前沢字狐石361
電 話 事務室 0197-56-2241 職員室 0197-56-2443
F A X 0197-56-2303
U R L http://www2.iwate-ed.jp/mae-h/
交通機関 JR東北本線前沢駅下車/徒歩25分
校 長 名 坂井 廣幸
1 設置学科等
(令和3年6月1日現在)
課 程 学 科 名 令 和 3 年 度 生 徒 数
1 年 2 年 3 年
全 日 制 普 通 科 39 50 46
2 本校の目指す学校像
(1)聡く、明るく、逞しい人材を育成する学校
ア 生徒の能力の開発・伸長に努め、学力向上を果たす学校
イ いじめ等の問題行動がなく、生徒が学校生活に安心と満足感を抱ける学校
ウ 部活動の充実を図り、生きる力を育みながら生徒の将来の希望を実現できる学校
エ 当たり前のことが、当たり前にできる前高生を育てる学校
(2)生徒も職員も生き生きと元気に活動する学校
(3)地域を大切にし、地域貢献活動や復興支援活動を積極的に行う学校
3 令和4年度の入学者選抜方法について
令和4年度募集定員及び選考方法等は、令和3年10月の決定後に掲載します。
1 令和3年度推薦入学者選抜方法(令和3年1月27日実施)
学 科 名 普通科 定 員 80名
募集定員 10%(8名)
推薦基準 次の15の条件を満たす者
1 本校の教育を受けるに足る能力・適性を持つ者
2 基本的生活習慣が身についている者
3 中学校3年間の欠席日数が原則10日以内の者
4 本校への志願理由が明確かつ適切で、入学後も引き続き意欲的な高校生活を送ることができる者
5 中学校の部活動において意欲的に活動に取り組み、本校入学後も以下の部活動に所属し、活動する意志
のある者 ただし、当該部活動での活動を義務づけるものではない。
〈対象となる部活動〉
バドミントン部、硬式野球部、ソフトテニス部、バレーボール部(女子)、
バスケットボール部、卓球部、吹奏楽部
なお、5は応募資格Aに該当する。
検査内容 1 面接 個人面接 ( 15分程度 )
2 作文 400字以内 ( 30分 )
選抜方法 1 調査書(100点)
「各教科の記録」(1・2・3年の9教科の評定の合計135点を100点に圧縮)
2 実績(100点)
調査書及び志願理由書に記載されている実績
3 面接(50点)
4 作文(50点)
<合計 300点> ※合計点をもとに総合的に判断して選抜する。
一次選考の 無
有無
2令和3年度入学者選抜方法(令和3年3月9日実施)
普通科 定員 80人 A選考 B選考 C選考
各選考方法の割合 定員のすべて
学力検査と調査書との割合 5:5
小論文・作文・適性検査、傾斜配点の有無 な し
4 特色ある教育活動
確かな学力を身につけるための学習指導
本校では普通科として、国語・社会・数学・英語・保健体育・家庭・情報などを学ぶことで、すべての学問の土台
になる確かな学力を身につけ、基礎的・基本的な知識や技
術を習得します。
1年生・2年生では、教科や場面に応じて少人数や習熟度
別のクラスを編 成し、きめ細かい指導で基 礎学力 を身につ
け、さらには応用力も磨きます。この2年間で、自分の進路希
望をはっきりさせながら、高等学校の学習を進めます。3年生
では進路別のコースを設定し、進学希望の生徒と就職希望
の生徒が別々のカリキュラムで学習を進め、進路の達成を目
指します。
有為な社会人にふさわしい資質を身につけるための進路
指導
本校はキャリア教育に力を入れており、インターンシップなど、自らを高めながら将来を考える教育活動を多く組
み入れています。また、進学・就職どちらの希望についてもきめ細かい進路指導を行い、生徒一人ひとりが進路
目標に向けた取り組みを行います。
進学希望者には個別添削指導や課外授業、大学・短大・専門学校等の希望別ガイダンスを行います。また、就
職希望者には定期的にガイダンスを行い、書類作成や礼法の指導、面接練習を丁寧に行います。生徒一人ひと
りの進路目標の実現に向けた指導を実践しています。
さらに、進学や就職に有利な資格取得にも1年生から積極的に取り組んでいます。その結果、国公立大学も含
めた進学、就職ともに高い決定率を誇っています。
進 学 就 職
令和 令和 平成 令和 令和 平成
2年度 元年度 30年度 2年度 元年度 30年度
大 学 6 7 4 県 内 20 9 17
短 大 9 2 3 県 外 4 8 3
専門学校等 15 11 12 合 計 24 17 20
合 計 30 20 19
逞しく生きる力を身につけるための生徒会・部活動指導
本校では部活動の取り組みも積極的に行っており、運動部・文化部ともに活発に活動しています。特にバドミン
トン部はインターハイや国民体育大会出場など、全国で活躍しています。生徒会活動も活発で復興支援ボランテ
ィア活動「絆の輪プロジェクト」を継続実施しています。
<設置している部>
運動部 バドミントン/硬式野球/ソフトテニス/バレーボール/バスケットボール/卓球
文化部 吹奏楽/美術/総合文化/JRC
5 諸経費(1年生 令和3年度実績)
入学金 諸会費 学年費 制服代 教科書 副教材 授業料 合 計(年間)
5,650 円 43,800 円 男 84,636 円 男 34,300 円 8,484 円 11,725 円 118,800 円 男 307,395 円
(4,380 円 女 85,428 円 女 57,800 円 (9,900 円 女 331,687 円
×10 回) (分割納入 (めやす) ×12 回)
1回目 60,000 円
2回目男 24,636 円
女 25,428 円)
※その他、修学旅行積立など、年度途中から翌年にかけてかかる費用もあります。
※制服代、教科書代、副教材費は変更になることがあります。
※授業料については支援金制度があります。詳しくは「7」を参照してください。
※2 年次以降は制服代がかかりません。なお 1 年次の学年費には運動着、ズック代等を含みます。
6 校長からひとこと
「校長挨拶」
本校は、1925 年「前沢町立前沢女子職業専修学校」として旧前沢小学校跡地で産声を上げました。以来、幾
多の変遷を経て、今年で 96年目を迎える歴史ある学校です。
学び舎の窓からは、寝観音と称される束稲山が優しく横たわり、遠く西方に目を向ければ、焼石連峰や須川岳(栗
駒山)など、奥羽山系の山並みを眺めることができます。束稲山の麓には北上川が蕩々と流れ、朝霧が実り豊かな前
沢の地を覆うなら、霧に現れるその姿はまるで天空の城、竹田城のようです。
旧国道から本校に至る急な坂道は、個々の目標を達成するために前高生に毎朝奮起を促し、いつしか「青春坂」
と呼ばれるようになりましたが、その名前の響きとは裏腹に、実際に相当に辛い坂道です。本校を卒業1するとき、この
坂道を登るときの日々が思い出としてよみがえり、また新たな進路に備える足腰も鍛えられるのでしょう。前高生の粘り
強さや他人への思いやりといった、たくましくも優しい精神を育んでいるのはこの「青春坂」の仕業かもしれません。
この「青春坂」で鍛え抜かれたバドミントン部は、全国屈指の強豪として知られ、地元はもちろん県内各地から、
バドミントンをしたいという熱い志を持った生徒を毎年数多く迎えています。さらに 40 年以上にわたって取り組んで
きた地域ボランティアや福祉活動に加え、東日本大震災以降続けております「前高『絆の輪』復興支援ボランティ
ア」など、素晴らしい活動を継続しております。これまでの実績が認められ「ボランティアスピリット賞コミュニティー
賞」や「児童生徒実践賞」など、数多くの表彰を受けてきました。
本校は4年後の 100 周年を迎えます。この歴史ある前高の伝統をさらに輝くものとし、「小さくてもキラリと光る、存
在感のある学校」、「生徒も職員も生き生きと元気に活動する学校」として発展し続けます。そして「共に支え合い、
励まし合う校風」を基盤とし、さまざまな挑戦を続けています。また、本校は生徒一人ひとりに寄り添い、就職や大学
進学、多様な進路希望にもしっかり対応できる体制を整えています。
「青春坂」の上に建つ青屋根・白壁の校舎に集い、将来に思いを馳せ、目的地に向かって自分の可能性を信じて
心と体を鍛えましょう。前沢高校は、これからも地域に根ざした高校として、一層の発展を続けて参ります。さあ、この
青春坂を登ってみませんか。
7 公立高等学校就学支援金制度に関する県教育委員会からのお知らせ
(1)平成 26 年度から県立高校の授業料に高等学校等就学支援金制度が導入されました。
(2)この制度により、一定の所得未満の家庭の高校生は授業料の納付が不要となりました。
(3)一定の所得未満とは、保護者等の所得額が 30 万 4200 円未満です。
(4)手続き等については、入学手続き関係書類の送付と併せてお知らせする予定ですが、制度
について詳しくお知りになりたい方は、下記の文部科学省ホームページ「高等学校等就学支
援金制度(新制度)について」をご覧下さい。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/index.htm
【参考】県立高校授業料・通信制受講料
全日制(月額)9,900 円定時制(月額)2,700 円通信制(1単位)190 円