大東高校(岩手県)の公式サイト内のPDFをテキストに変換して表示しています。

このコンテンツは、受験生と保護者の皆様の利便をはかるため取得されました。
取得日:2024年03月24日[更新]

最新コンテンツは、下記の公式サイトURLにて、ご確認ください。
志望校の選定など重要な判断の際には、必ず最新の情報をご確認ください。
https://www2.iwate-ed.jp/dai-h/infomation/gakouuneikyougikai003.pdf

検索ワード:進路状況[ 0 ]
分割ワード:進路[  1   2   3  ]
分割ワード:状況[  1   2   3   4   5  ]
[検索結果に戻る]
 
                   令和4年度         第3回学校運営協議会議事録
 
 1    開催日時 令和 5 年 2 月 21 日(火)14:4016:30
 2    開催場所 岩手県立大東高等学校 会議室
 3    参加者 校外委員 7 名、校内委員 5 名、校内事務責任者 1 名
 4    次第 資料表紙の通り。ただし、
                                 「5 その他 令和 5 年度の委員について」に関しては「4 協議    (6)
       その他」で取り扱った。
 5    校長挨拶
     ・卒業生は「コロナとの付き合い」の 3 年間だった。
     ・行事は概ね予定通り実施したが、文化祭だけはその後の就職試験への影響等を考慮して非公開実施
       とした。
     ・特に年度後半に生徒の活躍が目立った。
                                         (令和 4 年度「いっしょに読もう!新聞コンクール」での団
       体の部での全国学校優秀賞、個人の部での全国優秀賞など)
     ・2 年生は関西方面に 3 泊 4 日で修学旅行を実施できた。旅行前後と旅行中とも新型コロナ感染もな
       く全員で出発し、帰って来ることができた。
     ・卒業式に関しては、証書授与において、自席から檀上での受け取り、その後自席に戻る場面におい
       てマスクを外す場面を設ける予定(マスクの着脱に関しては強制はしない)
                                                                         。職員、保護者は常時着
       用を基本とする。コロナもそうだが、インフルエンザも心配な状況1である。
     ・卒業式の来賓対応等、コロナ禍を機に見直すべきものは見直しを進めたい。
     ・本校の令和 5 年度入試における志願者については、別紙資料の通り(新聞発表済の調整前志願者に
       関する資料を校長から配付)。地域の他の学校もこの通り厳しい状況2。商業学科のある学校、総合学
       科の学校、
               (一関地域外で)地域で特色を打ち出す活動をしている学校、いずれも志願者が少ない。
       学校単体の取組だけでは難しい状況3である。他地域から来てもらうことも大切だが、まずは地元の
       中学生が本校に入学してくれるような取り組みを続けていきたい。
 6    令和 4 年度活動報告(説明は資料の通り)
     【質問】
           :面接も個人面接の他、集団面接、リモート面接などいろいろあるが、どのような練習をして
             いるのか。
     【回答】
           :基本的には 1 対 1 の個人面接練習。面接内容によって対応をしている。夏季休業中に 2 回
             外部の講師にお願いして面接ガイダンスを実施している。
     【質問】
           :どの学校も、本校のように全職員で対応しているものなのか。
     【回答】
           :他校の様子はよくわからないが、
                                         「小論文なら国語科で」というような決め方はせず、進路1
              志望先に応じて、教員の専門科目などを考慮しながら全職員で担当を決め対応していると
              ころが多いと思う。
     【意見】
           :大東高校では推薦入試など丁寧に対応してくれる。早目の進路2決定は進学先での住居確保な
              ど親としては大変助かる。今後も進路3指導においては同様の取組を続けていただきたい。
 7    協議 (説明は資料の通り)進行:委員長
     (1) 学校評価アンケートについて
     【質問】評価値 1(判断できない)の扱いについて、集計値に入れていないのはなぜか。
     【回答】判断できない項目については、プラスの評価もマイナスの評価も判断できない状況4なので集
        計から除外した。
 【意見】評価に関して評価値1(判断できない)を選択した人が 30 人もいるような項目において、そ
        の数を除外して、評価値が高かった、と判断するのは少し違うと思う。1 を選択した人の中に
        は、評価値 2 をつけようか、3 をつけようか判断に迷う人もいたと思う。学校の取組みが知ら
        れていないこと自体も課題であると考える。アンケートにおいては、評価値を高く出すのが目
        的ではなく、評価値の低いものを課題と捉え、改善に向けた検討することこそが目的であるの
        で、より正確な評価値がでるようなアンケートの工夫(回答の選択肢の文言の改善等)、評価
        法の改善を検討いただきたい。
 【意見】一般的なアンケートだと、
                               「その他」を選択したときには記述欄があったりする。そのあたり
        も改善のヒントになる。
 【質問】生徒の自由記述において、
                               「トイレの改善」
                                             「校則の改定」に関する記述が多いが、そのあた
        りの対応はどうなっているのか
 【回答】(トイレについて)県の予算が厳しい状況5なので、すぐの対応は難しい。
        (校則について)生徒会執行部にも働きかけているが、生徒総会の場で、生徒の強い声があが
        ってこない。ツーブロックなどの髪型についての検討も受け入れる準備はできているが、生徒
        自身が学校を変えていく、という姿勢を待ちたい。
 【意見】執行部への働きかけもそうだし、誰かが悪役を買って生徒総会を動かしていくような発言を
        するような仕掛けを考えてもいいかもしれない。
 【質問】学校経営計画に関連して、大東高校ではいじめへの対応・対策をどのように行っているのか。
 【回答】生徒との面談やアンケートを活用して、いじめと思われる案件の情報を集め、生徒指導課を
        窓口として、いじめ防止対策委員会で対応を検討するなど、組織的に行っている。
 【意見】大東高校では多くの職員が生徒に寄り添ってくれる。そのあたりの対応は安心して任せてよ
        い。
 【意見】
       「いじめの認知」については、国で定めた定義がある。
                                                       「こんなこともいじめ?」と思われる
        ような事案もあるが、本校としても定義に従って認知し、事案の解決に努めている。
 【意見】高校で大切にされてきた分、社会に出ると、上司からの指導が「パワハラである」と受け取
        られる事案がある。学校と社会の、指導に関する認識(いじめ・パワハラと適切な指導の違い)
        を共有する必要がある。
 【意見】教職員用評価の「豊かな人間性と社会性の育成」に関連して。自分は列車通勤をしているが、
        ホームで列車を待っていると、自分の前に並んでいる高校生のところに、後から来た高校生が
        割り込んで、一緒に列車に乗り込んで、列車内の 4 人掛けのボックス席で、座席に荷物を置い
        て、2 人でボックス席を占領するような高校生がいたりと、高校生の列車に関するマナーが悪
        い。
          (乗車方向が違うので大東高校生ではない)。誰がどうする、という話でもないかもしれな
        いが、高校生に社会常識を身に付けさせる場面が必要。
 (2) 大東高校の志願者確保に向けた取組について
   ・来年度は応援歌練習に関しては、威圧的な指導をしない方向で考えている。音楽の時間に校歌の
     歌唱指導を行うなど、検討している。
   ・部活動の対応についても、部員の減少により現在は活動困難でも将来的に活動が復活しやすくで
     きるように顧問も残したまま部員募集を続けるようにしている。来年度からはインターハイにお
     いて、合同チームの参加を認める競技もいくつかある。本校もソフトボールなど合同チームで活
    動している。鹿踊部で全国大会を目指すことも PR したい。
 【質問】合同練習とか実施しているのか。
 【回答】遠隔地の高校との合同チームもあるが、その中間地点で活動するなどの機会を作りながら、
        なんとかやっている。
 【意見】
       (応援歌練習について)歌唱について、音楽の授業で扱うのはいい取組だと思う。応援歌に
       関しては、文語の歌詞なので意味が分からない。国語の時間に歌詞を解説するなど、歌詞の
       理解を深める機会があればいいと思う。
 【意見】
       (志願者確保について)いずれ、志願者確保の努力は続けていくしかない。大東中学校、東
       山中学校との連携がポイントになる。大東高校を身近に感じるような働きかけが必要。
      (部活動について)「子どもの成長は e-スポーツで飛躍する」という本がある。コミュニケー
       ション能力の育成などに効果があるらしい。情報ビジネス科のなどの活動に取り入れるのも
       いいのかもしれない。
 【意見】
       (本校の生徒の支援に関して)授業満足度が 90%であれば、それでよしとせず残り 10%の生
       徒にどう対応するか等、どの生徒にとっても安心感がある学校であればよいと思う。中学校
       のときは勉強が苦手と感じていても、大東高校に入ればなんとかしてくれる、とか。キャリ
       ア教育においても、就職後も社会人としての壁に当たった時アドバイスを送れるような場で
       あるとか、いじめ対応にしても、苦しい時に気持ちを和らげてくれるような対応をしてくれ
       る、とか少人数の学校だからできる、親も子も安心できるような学校を目指せばいいと思う。
  【意見】だいとうメールで大東高校からの配信があったときはうれしかった。地域には大東高校 OB
       がたくさんいるので、だいとうメール等で生徒の活躍を知ることができるのはうれしいと思
       う。新聞に本校の記事が掲載されるのも大変うれしい。
   【意見】地域の学校や学童での出前授業とか、野球などユニフォームを着ての小学生への指導と
       か、高校生の恰好いい姿を見せると、高校生への憧れにつながり、将来的な入学も見込まれ
       ると思う。ぜひ企画を考えてもらいたい。
 (3) 地域や関係機関との連携(
                           「社会に開かれた教育課程」の実践)について
   【意見】図書委員によるブックハンティングはとてもいい企画である。高校生で取り組んでいるの
         はとても珍しいと思う。読書のきっかけは「友達に薦められる」
                                                                 「書店での本との出会い」
         が大きいと言われているが、高校生の不読率が高いといわれる中、ブックハンティングの取
         組は、読書のきっかけを作る 2 大要素を満たしている。
  【意見】一関工業高校では、企業で作っている工業クラブ主催で保護者向けの企業 PR を開催した。
       これは、進学希望の生徒保護者に対しても、将来的に一関市の企業に就職する事を考えても
       らう上で有効な取組である。大東高校でも同じような取組を企画できると思うので御相談い
       ただきたい。
  (4) 全体反省会について
   【意見】情報ビジネス科、野球部においては地域の活動に積極的に参加してくれて感謝している。
       生徒数の減少により、参加・協力が難しい場面がでてきたら、遠慮なく言ってほしい。
    【意見】鹿踊部の地域活動に期待する。
  (5)、(6) 来年度の取組について、来年度の委員について
      ・基本的には今年度と同様の取組。育成したい生徒像を明確にし、共有することで、もっとい
       い会にしていきたい。基本的には来年度も今年度と同じメンバーでよろしくお願いしたい。
          「総合的な探究の時間」に関しては見直しを行い、もっと生徒が地域の人と交流する場面を
          作りたい。その橋渡し役をお願いしたい。
     【意見】
           (前にもお話したが)同窓会から委員に入ってもらうのもよいのではないか。様々な事
          業でのバックアップが期待できる。
 8 その他
  ・特になし
 9 所感
    今回も、本校の事をよくお考えいただいた御意見を沢山頂戴した。次年度以降もこのような雰囲
  気で学校運営協議会を続けられれば、本校の教育実践に大きな力になってくれるものと考える。