大館鳳鳴高校
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取得日:2023年12月23日
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[学校番号4] 校 訓
秋田県立大館鳳鳴高等学校 質実剛健
[全日制課程]
自立共生
中期ビジョン(5か年計画) 進取飛翔
森 吉 の嶺 鳳 凰 の
1「本校が目指す姿」
(1) 学校の現状や課題
[現状]
本校は令和5年に創立125周年を迎える県内屈指の伝統校であり、県内はもとより国
内外において各界のリーダーとして活躍する人材を輩出している。平成15年度から15
山 積 み 成 す も 土 の塊
年間SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受け、現在も科学的リテラシー
の向上と国際性の育成に取り組み続けている。
9割以上の生徒が四年制大学進学を希望しており、国公立大学に毎年約120名が合格
し、難関大学や医学部医学科にも毎年一定数が進学している。一方で、平成23年には野
球部が念願の甲子園初出場を果たし、平成28年には陸上競技部からインターハイ優勝者
を輩出するなど、部活動も盛んである。
地域には本校の教育活動に理解を示し協力的な保護者や同窓生が多く、本校は文武両面
で大きな期待を寄せられており、地域の元気を創出する存在となっている。
長 木 の流 遠 く 行 く
[課題]
少子化により、高校入試では低い志願倍率が続いており、入学者の学習意欲や進路意識
の差が大きくなっている。こうした中で、部活動等の特別活動の活力を維持しながら、生
徒の学力向上と難関大学を含む進路希望の実現を図ることが最大の課題である。
(2) 学校を取り巻く将来の状況の予測
大館北秋・鹿角地区の中学校卒業予定者数は減少が続いており、今後も入試倍率の低下
源 は 谷 間 の 幾 し づく
傾向が続くことが予想される。しかし、地域の拠点校として本校に寄せられる期待は大き
く変わるものではない。むしろ、社会の変容に積極的に対応し、地域や日本、更には世界
でも活躍できる人材育成への期待は一層高まるものと思われる。
(3) スクール・ポリシー
()グラデュエーション・ポリシー(目指す生徒像)
「次代を切り拓く高い志と強い精神力、積極的な行動力を持った鳳鳴生」
(校 歌 一 番 よ り )
高い志をもった生徒を育成することが本校に課せられた使命である。社会の一員として
の自覚のもとに、地域や日本を自分が支えるという気概をもたせ、グローバルな視点で多
様な見方・考え方のできる生徒を育成する。特別活動を含めた教育活動全体を通して、次
のような資質・能力の育成を図る。
-1-
鳳鳴プライド(HOMEI PRIDE)―身に付けるべき資質・能力―
學 海 波 は 狂 ふ とも 人 世 風 は あ らぶ とも 難 きを破 りは げ しきを 凌 ぎ 理 想 の 影 追 は む (校 歌 二 番 より)
1 困難に打ち克つ体力と精神力 4 物事を公正かつ多面的に捉える思考力
2 自らの生活、行動を律する自己管理能力 5 積極的に課題に向き合い解決を目指す探究力
3 本質的理解に基づく知識・技能 6 他者と協働し新しい価値をつくる創造力
()カリキュラム・ポリシー(本校の学び)
グラデュエーション・ポリシーに示した資質・能力を育成するために、特に次のことに
留意して教育活動を行う。
学習指導
・基礎・基本の定着の徹底と活用を図るとともに、発展的な内容も積極的に取り扱い、
知的好奇心を刺激し、学習意欲を喚起する。
・アウトプット活動により学習事項の深い理解と定着を図るとともに、個に応じた指導
により着実な学力向上を図る。
・探究活動を充実させ、主体的・対話的で深い学びを実現する。
特別活動等(生徒会活動・各種行事・部活動等)
・他者と協働しながら取り組む体験を通して、豊かな人間性を育み、個性の伸長を図る。
・時間を有効活用しながら目標に向けて努力する体験を通して、計画性や自己管理能力
の涵養を図るとともに、強い心身を育む。
・タイ王国の姉妹校との交流等を通して、国際的視野の涵養を図る。
進路指導・キャリア教育
・各種講演会やボランティア活動等を通して、自身の適性理解と将来設計を促し、社会
に貢献する意識を高める。
・PTAや地域・同窓会の教育力を積極的に活用し、進路意識の高揚及び人間的な成長
を図る。
()アドミッション・ポリシー(求める生徒像)
本校は、文化の創造と社会の発展に貢献できる人材の育成を目指しており、次のような
生徒の入学を期待する。
1 目的意識や向上心があり、高い理想を追い求める志をもつ生徒
2 基本的な生活習慣が身に付いており、努力を続けることができる精神力をもつ生徒
3 学習や部活動に自ら進んで積極的に取り組む生徒
-2-
2「5年間を通しての具体的な目標と取組」
剛 健 の徳 質 朴 の
(1)5年間を通しての具体的目標
() 大学入学共通テスト全科目で全国平均点以上
() 国公立
大学合格
1
率(合格者数/大入共テ受験者数)55%以上
() 難関大学(東大、京大、東北大等)及び医学部医学科進学者数計15名以上
() 進路希望(第一志望)達成率70%以上
() 卒業までのCEFR B1(英検2級)程度50%以上
風 と こ し え に 跡 か へず
() 部活動加入率90%以上
() 全国大会出場毎年5(部活動等単位)以上
() 生徒の学校満足度80%以上
(2)目標を達成するための具体的な方法、取組等
() 高い志と意欲をもった学習者の育成
・外部機関(大学・企業等)と連携し、「本物」に触れさせることにより知的好奇心を
刺激し、学習への動機付けの強化を図る。
・タイ王国の姉妹校等との交流を通して、質の高い国際教育の推進を図り、世界にはば
子 弟 お のれ の 行 先 の
たこうとする志を育てる。
・同窓会員や地域のリーダーを招聘しての講演会を開催し、社会における役割の自覚を
促すとともに、積極的に社会貢献しようとする志を育てる。
・県や各種団体が主催する事業やイベントへの積極的な参加を奨励する。
() 組織的・継続的な授業改善
・学習内容の基礎・基本の理解とともにアウトプットを重視し、学力をつける授業を創
造する。
・ICT機器を積極的に活用し、より効果的な指導方法を研究する。
・校内外の授業研究会のほか、先進校視察等を通して、指導方法の工夫改善を図る。
重 き 使 命 を 忘 れ め や (校 歌 三 番 よ り )
() 進路指導体制の充実
・進路希望に応じた個別指導及び小集団指導の充実を図る。
・進学希望達成に向けたプロジェクトの実施と検証を行い、更なる充実を図る。
・県内外の進学校との連携を通して教員の指導力の向上を図る。
・進路指導部及び各学年間で積極的に情報を共有し、組織的・継続的な指導を推進する。
() 特別活動等の充実
・部活動等への加入を積極的に推奨する。
・公欠が多い部活動加入者対象の学習会を行うなど、部活動に打ち込む生徒に対する学
習支援を行い、文武両道の実現を図る。
・各種行事や生徒会活動において生徒の自主性を尊重し、生徒が主役となることができ
るよう適宜適切な支援を行う。
() 学校情報の積極的な発信と教育活動の検証
・学校ホームページを充実させ、各種活動の状況や成果を発信する。
・学校評価を適時適切に行い、保護者等の意見を教育活動・教育環境の改善に役立てる。
令和3年6月 策定
令和5年6月一部改訂
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