さいたま市立大宮国際中等教育学校(市立大宮西)高校
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取得日:2024年03月20日
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令和3年度学校自己評価システムシート(さいたま市立大宮国際中等教育学校) (学校番号 501)
大 宮 国際 中等 教育 学校は 、 より よい 世界 を築く こ とに 貢献 する 地球人 の 育成 を目 指し ていま す 。
目指す学校像
そ の ため 、学 校生 活のあ ら ゆる 機会 を通 して、 未 来の 学力 を備 え国際 的 な視 野を 持つ 生徒の 育 成を 目指 しま す。 A ほ ぼ 達成 ( 8割 以上)
達 B 概 ね 達成 ( 6割 以上)
成
度 C 変 化 の兆 し( 4割 以上)
1 学校 教育 目標 等に示 さ れる 生徒 の属 性を具 現 化す るこ とを 最重点 に 据え 、エ ビデ ンス・ ベ ース で全 ての 教育活 動 を計 画し 、実 践し、 評 価し 、改 善す る。
2 国際 バカ ロレ アMY P 認定 校と して 概念を 中 心と した 探究 学習を 充 実・ 発展 させ 、DP 候 補校 とし て2 022 年 度内 のD P認 定に向 け た取 組を 進め る。 D 不十分 ( 4割 未満)
重点目標
3 前期 課程 3学 年が揃 っ た生 徒の 主体 的 な活 動 を一 層促 進し 、生徒 自 らが 進ん で健 康で 有 意 義な 学校 生活 の構築 に 積極 的に 関わ る態度 を 身に 付け させ る。
4 保護 者・ 地域 ・学校 評 議員 、国 内外 の大学 や IB 校、 関係 機関な ど 、本 校の 学校 コミュ ニ ティ と広 く連 携し、 支 援や 助言 を受 けなが ら 実践 を改 善す る。
※重点目標は3つ以上の設定も可。重点目標に対応した評価項目(年度達成目標を意味する。)は複数設定可。
※番号欄は重点目標の番号と対応させる。評価項目に対応した「具体的方策、方策の評価指標」を設定。
学 校 自 己 評 価 学校 関 係 者 評 価
年 度 目 標 年 度 評 価(2月28日現在) 実施日 4年3月1日
番号 現状と課題 評価項目 具体的方策 方策の評価指標 評価項目の達成
状況
1
達成度 次年度への課題と改善策 学校関係者からの意見・要望・評価等
○前年度の学校関係者評価では「 内外 エビデンスに基づ 1生徒・保護者・教職員による 1学校評価アンケートの実施回 1 10月 に 第 1回 を 実 施 し 、3月 に 第 2回 を 実 施 予 ・保護者、生徒、保護者向けの学校 ・ほとんどの項目が、インプットベースでの評価(例、
の 評 価 を 踏 ま え 、学 習 の 基 盤 づ く り に く本校の長所と課題 学校評価アンケートを各学期末 数・回答率・肯定的評価の割合 定 。第 1回 の 回 答 率 は 教 職 員 58.8%、生 徒 71.1%、 評価や各種取り組みのアンケー 〇〇の実施回数)が主体となっているため、実質的な
対 し て 、教 員 と 生 徒 が 工 夫 と 改 善 を 繰 の確認 に実施 保 護 者 74.9%で 、各 項 目 の 肯 定 的 評 価 は 教 職 員 ト、蓄積したデータの分析など、 効果検証とはなっていないと思われる。また、保護者
り返しながら取り組んでいること 」が 2外部模擬試験等の結果分析 2分析結果の全国比較等 83.4%、生 徒 81.6%、保 護 者 87.3%だ っ た 。 エビデンスをもとにした教育活 の肯定的評価などの主観指標も大切であるが、主観指
「 高 く 評 価 」 さ れ た 。し か し 、一 方 で 3 保 護 者 に よ る 「仕 事 塾 」の 開 催 3 「仕 事 塾 」の 開 催 回 数 ・ 参 加 生 2 別 紙 で 説 明 動のふりかえりを行うことがで 標に依拠しすぎることも問題であり、主観指標とそれ
「他校との比較や本校内のデータが無 徒数・生徒による肯定的評価 3 開 催 回 数 は 23回 、参 加 生 徒 数 は 延 べ 614人 で きた。その結果、保護者や生徒は を支える客観指標の両立が重要である。
いため印象論や頑張っている論に留ま 生 徒 に よ る 肯 定 的 評 価 は 76%だ っ た 。 本校の教育活動に対して肯定的 ・評価シートを作成する大変さについてはお察しする
っ て い る 」 と さ れ 、「 他 校 と の 比 較 項 ICTを日常的に 4全ての教科・道徳・特別活動 4学校評価アンケートにおける 4日常的なICTの活用に係る肯定的評価は に捉えている割合が高い。 が、(先生方もお感じのことと思うが)こうした細か
目 と し て 、校 内 及 び 校 外 研 修 、カ リ キ ュ 活用した学習活動の 等での日常的なICTの活用 肯定的評価の割合 94.9%だ っ た 。 ・エバンジェリストによるICT研修 な項目を積み上げることにはあまり意味がないと思
ラ ム 、教 育 方 法 、基 礎 知 識 と 探 究 の バ ラ 推進 5不測の事態に備えたオンライ 5 エ バ ン ジ ェ リ ス ト に よ る 研 修 5 研 修 実 施 回 数 は 1回 に 過 ぎ な か っ た が 、参 加 回数の少なさとその内容、キャリ われる。むしろ、主観評価と客観評価のバランスをと
1 ン ス 、各 教 科 の 取 組 を デ ー タ で 明 示 し 、
共 有 の 上 、教 師 の 経 験 や 授 業 観 察 結 果
等 を 交 え 、本 校 の 長 所 と 課 題 を 提 示 す
ン・オンデマンド授業の準備
後期課程の教育課 6探究サイクルを活用したコー
実施回数と全教員の参加率 率 は 96%で 、不 測 の 事 態 に 備 え た 準 備 は 教 科 や
分掌ごとに常にできていた。
6 完 成 度 ・ 取 組 易 さ ・ 学 校 評 価 6 教 育 課 程 の 細 部 を 修 正 し 、3年 生 に 対 し て 8
B アガイダンスの計画的な実施、ポ
ートフォリオ検討会でのプレゼ
ンテーション内容と
進路
1
希望の
りながら、
は如何か。
もっと全体にシンプルなものにしていって
・その際に問われるのが、教育の本質である。例えば、
ること」を求められた。 程編成とコース・科 ス・科目選択の仕組みづくり ア ン ケ ー ト ・ Daily Reflection 回 の 説 明 を 実 施 し 、理 解 を 深 め た 。選 択 科 目 の マッチングなどに課題が見られ 「必要な教科を十分に学べているのか」「この学校に
○前年度の学校関係者評価では「教員 目選択の適切な指導 変更希望にも柔軟に対応した。 た。この課題を解決するために、 入って良かったと思うか」「希望する進学ができそう
の働き方改革も含めて活動全体を持続 7学年毎のキャリアガイダンス 7実施回数・参加生徒数 7 10回 実 施 、参 加 生 徒 数 延 べ 966人 。 2022年度は各分掌の業務内容を か」「探究は意義のあるものになっているか」「いじ
可能な取組としていく必要がある 」と 8ポートフォリオ検討会での生 8プレゼンテーションの内容と 8上級学年ほど分かりやすく的確な説明が で 精選し、各教員が業務に集中でき めや暴力を見たり聞いたりしていないか」といった端
の 意 見 を 得 た 。し か し 今 年 度 4 月 の 勤 勤務時間外長時間 徒によるプレゼンテーション 保護者・担任の理解度 きていた。 るように、組織改編を行う。 的な項目について、主観指標と客観指標ベースで組み
務 時 間 外 在 校 時 間 で は 、長 時 間 在 校 者 在校者の減少 9土曜勤務の振替・調整の完全 9 月 毎 の 勤 務 時 間 外 在 校 時 間 が 9 4月 2月 ま で で 平 均 52.7%だ っ た 。 ・職員の勤務
状況
2
は、やや改善して 立てていくと、より意味のあるものになりそうに思わ
が極めて多い。 実施 45時間未満の職員の割合 10月に一度の定時退勤デーにおける午後6 きたとはいえ不十分で、引き続き れる。
10定時+α退勤デーの設定 10平日午後6時までの退勤者数 時 ま で の 退 勤 者 率 は 平 均 47.9%だ っ た 。 業務改善に取り組んでいきたい。 ・ぜひ、学校評価についてもMOISならではの先進的
な基準を作りあげていっていただきたい。
○MYPでの概念学習・探究学習・協 IB先進校におけ 1国内外のMYP・DP実践校 1情報交換できた学校数・回数 1 4校 と 延 べ 5回 の 情 報 交 換 が で き た ・他校や教育機関との情報交換は ・学際的単元(IDU)はMYPの特徴的な学習であり、生徒
働 学 習 は 、開 校 2 年 を 経 て 向 上 し て き る実践事例の収集 との情報交換の促進 コロナ禍の中でも、オンラインを の統合的理解を発展させ、教師の教科横断的な協働を
て お り 、今 年 度 M Y P 認 定 校 と な っ た 。 2先進校視察(場合によりオン 2視察できた学校数・回数 2 2校 に 2回 、延 べ 12人 が 視 察 で き た 。 使ったり、感染
状況
3
を考慮したり 促進し、各学問分野を再評価するなどのメリットが示
し か し 、I B O に よ る 確 認 訪 問 で 指 摘 学際的単元の拡充 ラインも含む) して実施することができた。 されている。その点で、IDUに向けた相互の授業見学
された「世界標準の探究活動の姿」を に向けた取組 3全教員が他教科の授業を年に 3 授 業 見 学 回 数 ( 39×3=117) 3合計では延べ142回 、達 成 率 121.4%だ っ た が 、3 ・DP準備チーム以外にも、各教科で やコミュニケーションを図る組織的で計画的な取組
意 識 し て 、さ ら に 実 践 を 改 善 す る 必 要 3回以上見学し意見交換 回 に 満 た な い 教 員 が 15.4%い た 。 IB校同士でオンライン教科会を は高く評価できる。IBOやコンソーシアムからのリソ
2 がある。
○DP認定に向けての準備作業が今年
度 の 大 き な 課 題 で あ り 、そ の 準 備 に 当
4 次 年 度 に 全 教 科 (情 報 を 除 く )
DP認定に向けた 全学年で実践するための準備
校内研修の実施と認 5年間行事計画に校内IB研修
4 次 年 度 の UnitPlanner、カ リ キ
ュ ラ ム マ ッ プ に 各 1 Unitを 設 定
5開催回数・参加率
4 4教 科 で 計 4Unitを 設 定 し た 。
5 2月 末 時 点 で 8回 開 催 し 、参 加 率 は 80%以 上 だ
B 行うなど積極的な実践を行った。
・情報交換先が固定的で、新たな情
報源を探す必要がある。来年度は
ース、IB校との交流等からの知見を活用し、学校目標
を明確にした授業内容と協働設計のシステム構築に
関して、MOIS独自の実践、評価、改善の「探究」に期
たる教員を校内人事として配置した 。 定申請 会 を 位 置 付 け 、年 間 10回 開 催 った。 IBワークショップやコンソーシ 待したい。
し か し 、そ こ に は 全 教 員 の 連 携 と 協 働 6認定申請 6認定申請の可否 6 2月 18日 に 認 定 申 請 を し た 。 アムに多くの職員を派遣し、新た ・学校の理念に基づき、IBの趣旨を活かしたカリキュラ
が不可欠である。 な情報を得られるようにする。 ムとMOISが育む文化を尊重しながら、多様な生徒のニ
ーズを踏まえた5・6学年の教育課程(DPを含む)の方
針と運用について、丁寧な議論が求められる。
○前年度の学校関係者評価では「教科 学 習 ・ 文 化 ・ ス ポ 1 After School Activitiesや 1参加した生徒数と開催した生 1 参 加 生 徒 は 実 398人 、延 べ 1240人 、開 催 生 徒 ・各種ワークショップは実施方法 ・コロナ禍の中、ICTも活用した学びを止めないご尽力
と関連付けた探究活動の成果発表会か ー ツ な ど 様 々 な 体 験 L D T に お け る Workshopの 開 催 徒数(実・延べ) は 40人 だ っ た 。 を工夫し数多く実施した。とりわ は高い評価に値すると考える。また、学校評価アンケ
ら 、生 徒 が 教 科 と 社 会 と の つ な が り を 機会の提供 2市教委や外部団体主催のコン 2参加した生徒数(実・延べ) 2 参 加 生 徒 は 実 ・延 べ と も 15人 だ っ た 。 け生徒主催のワークショップは、 ートを教職員、生徒、保護者に実施されたのは素晴ら
意 識 し 、主 体 的 に 学 ぶ こ と に 向 か う 様 テスト等の紹介と参加促進 3 実 ・延 べ と も 3校 だ っ た 。 そのコンセプト、内容ともに優れ しいが、教職員の回答の回収率が上がる工夫を次回は
子が見受けられた」との評価を 得た。 4 課 題 提 出 状 況 は 、複 数 回 未 提 出 生 徒 が 前 年 ていた。その反面、本校の教育活 期待する。
しかし一方で「生徒が課題にかける時 生徒自身による主 3生徒会執行部を中心とした国 3交流した学校数(実・延べ) 度 に 比 べ 34人 減 少 し た 。学 校 評 価 ア ン ケ ー ト 動を十分に活かせなかったり、自 ・アンケート結果では、行事による生徒の成長への有効
間 や 労 力 の 問 題 は 、学 習 の 内 容 だ け で 体的活動の活性化の 公立IB校とのオンライン交流 で の 肯 定 的 評 価 は 94.0%だ っ た 。 己管理が不十分で課題提出が滞 性や、研修の質や実践への有効性、地域連携の豊かさ
な く 、生 徒 の 生 活 の 質 全 般 well-being 促進 4授業構成の見直しと課題精選 4課題提出
状況
4
・学校評価アン 5 欠 席 者 は 2月 末 時 点 の 課 業 日 数 199日 で 延 べ ったりする生徒が少なからずい への再検討が求められているように見受けられる。今
3 にも関わってくる」との意見を 得た。 に よ る 生 徒 の well-beingの 向 上
5委員会活動等を通した生徒の
心身の健康維持のための取組
ケ ー ト ・ Daily Reflection
5出欠席・健康観察・感染症対
応・教育相談等の
状況
5
2040人 、1日 当 り 平 均 10.3 人 だ っ た 。健 康 観 察
は オ ン ラ イ ン も 含 め 毎 日 欠 か さ ず 行 っ た 。感
染 者 は 2月 末 時 点 で 延 べ 10人 だ っ た 。
A た。来年度は、生徒の支援体制を
見直し、フォローアップをより組
織的に行う。
後探究的な深い学びを推進するにあたり、研修の充実
や、行事を活かした探究的な学びの機会、地域連携に
よる探究的な学びをいかした生徒の正解のない問い
への主体的な取り組みの充実をお願いしたい。
・数学については、生徒アンケートや学力調査を拝見
し、生徒の学力向上に具体的な施策が必要な様に見受
けられたので、来年度の対策に期待したい。
・授業見学では、今取り組んでいる探究活動についてど
の生徒も自らの言葉でしっかりと説明できているの
が印象的であった。
○上記13の現状と課題を踏まえ 、 他校や外部機関と 1国内外の学校・企業・公的機 1連携・協働・交流した団体数 1 団 体 数 は 実 ・延 べ と も 12団 体 だ っ た ・外部機関との連携はコロナ禍の ・外部との連携を積極的に実施している。例えば、他校
本校の取組を発展・向上させるには、 の連携・協働・交流 関・NPO等との連携等の促進 (実・延べ) 2連携協定締結には至らなかった。 ために大変難しい
状況
6
だったが、 との連携によって開催された日英両言語でのディベ
様 々 な 外 部 団 体 等 と 、オ ン ラ イ ン を 含 の促進 2国公立MYP認定5校の連携 25校間での連携協定締結 3 2月 末 時 点 で 学 校 運 営 協 議 会 委 員 は 決 ま っ コロナ禍に即したコンテンツを ート大会は優れた活動であった。今後も、他校や他機
めて連携する工夫が必要である。 3コミュニティスクールの準備 32月末までに準備完了 た。 提供してくれるところも増え、本 関との連携によって、生徒の学びの充実や教育活動の
4
○ 学 校 公 開 が 難 し い 中 、前 年 度 の 学 校
関係者評価では「ホームページについ
て 、見 や す さ 分 か り や す さ を 追 求 し 、社
ICTの活用によ 4毎課業日のホームページ更新
る情報発信 5複数のチャンネルを活用した
生徒の取組や成果の情報発信
4年間更新回数
5発信コンテンツ数・視聴数・
学校評価アンケート
4 2月 末 時 点 の 課 業 日 数 199日 で 100%更 新 し た
5 発 信 チ ャ ン ネ ル 数 2(Instagram、YouTube)、
コ ン テ ン ツ 数 406、延 べ 視 聴 数 1307回 だ っ た 。
A 校の教育活動に適した活動も少
なからずできた。
・学校説明会や保護者会の殆どを
質の向上を図ることが期待される。
・Instagram、YouTubeによる生徒の学習成果の発信は、
学びのアウトプットとして意義が高いと指摘できる。
会への情報発信の窓口としてより活用 6保護者による確認・理解促進 6保護者による利用
状況
7
6 利 用 状 況 が 芳 し く な か っ た た め 、12月 18日 オンライン併用で行い、総参加者 ・学校のホームページを通した発信は充実している。
し 、本 校 の 教 育 活 動 を 積 極 的 に 広 め て 7保護者説明会・学校説明会等 7オンライン等の併用・視聴数 に利用方法等について説明会を実施した 。 数を増やすことはできた。今後も ・保護者説明会と学校説明会について、オンラインを併
もらいたい」との意見を得た。 の開催方法の工夫 ・学校評価アンケート 7 年 間 を 通 し て オ ン ラ イ ン を 併 用 し た 。延 べ このような
状況
8
は続くと予想さ 用しており、現在の
状況
9
への対応として的確である。
視 聴 数 は 保 護 者 会 2回 672人 、学 校 説 明 会 2回 れるため、コンテンツと開催方法
386人 、募 集 要 項 説 明 会 1回 144人 。 を更に工夫していく。