当日点のことは気にしてもあまり意味はない。問題のレベルは毎年違うことはもちろん、採点基準も年によって違うため。
なにせ入試というのは選抜試験なので、全員満点でも全員零点でもまずい。そうならないように記述では採点基準を学校ごとに、というよりは受験生の全体的なレベルに合わせて微調整しているわけだ。
浦高側も採点基準をいたずらに厳しくしているわけではなくて受験生のレベルが高いために採点基準を緩くすると意味のある差をつけられないため結果としてそうなったといえる。
そして年によって受験生の絶対的な学力も上下する。医師などの国家試験は基準をクリアすれば全員合格、基準に達しない者は全員不合格。定員は無いという絶対的な学力による試験だが、入試は定員がありいくら学力が低くても定員分合格者を出さないといけない相対的試験。
同じクオリティーの答案でもある年なら10点中8点はもらえるが、その前の年だと10点中5点しかもらえないなんてことがありうる。
そんなものだから、
模試の結果から自分の立ち位置を分析しつつ、当日は何点とればいいorとらなくてはいけないなどと余計なことは考えず、答案に自分の全力をぶつけることだけを考えた方がいいと思う。