熊女日記

本日3月18日（月）の午後は入学許可候補者説明会を行いました。中学校を卒業したばかりの入学許可候補者の皆さんが、少し緊張した面持ちで出席をしてくれました。

私からは「自分で考え、自分で生活や学びをマネジメントしてほしい」「積極的に自分の世界を広げてほしい」とお話しました。熊谷女子高校には、皆さんの可能性を刺激し、伸ばすチャンスがたくさんあります。新しい多くの出会いも皆さんを待っています。アンテナを高くもち、学校の内・外に学びの場を広げてほしいと思います。

4月の入学を楽しみにしています。

3月12日・13日の午前中を使って、ハンド・バスケ大会を行っています。1年生はハンドボール、2年生はバスケットボールです。「3ばる」のモットーのように、学校行事も夢中になるのが熊女の伝統です。「3ばる」とは、勉強、部活動、学校行事の3つをいずれも「がんばる」ことを言います。

今日は雨の降り始め時刻が心配ですが、体育館も校庭も、生徒の元気な声で溢れています。

本日3月8日（金）は、本校の第76回卒業証書授与式でした。コロナ禍もあり、卒業生、1・2年生全員、来賓・保護者の皆様、職員が揃って3年生の門出をお祝いすることは5年ぶりとなります。

担任の先生からの思いを込めた呼名、緊張しながらもしっかりとした声で「はい」と応じる生徒たち、校長先生からの卒業証書授与、ソプラノ・メゾソプラノ・アルトから成る校歌合唱。

厳粛な式が終わると、卒業生がクラスごとに退場します。その際には、先生や友人、家族に感謝のことばを伝えるパフォーマンスをし、会場からのあたたかな拍手を受けながら卒業生は会場を後にしました。

式の朝、2年生の教室に行ってみると、3年生からのメッセージが黒板に書かれていました。教卓の上にはたくさんのお菓子も置かれています。メッセージには「私たちが卒業して、次はみんなが前に立つ番」とありました。熊女の伝統はこうして引き継がれていきます。

3年生の皆さん、卒業おめでとう。これからも「かざさん花の冠を」。母校はいつも皆さんを応援しています。    

卒業式予行の午後は、生徒会主催の予餞会でした。予餞会とは3年生を送る会のことです。

今年のテーマは「そこに愛はあるんか〜百花繚乱な3年生へラブと感謝を〜」でした。

有志団体からのステージ発表や、各部活動の「ありがとう動画」、懐かしい先生方からのビデオレター、

3学年団の先生方が出演するお芝居動画（生徒たちは大興奮でした）、最後の全員合唱など、テーマどおり3年生への想いが詰まったプログラムでした。写真にも写っていますが、観客席の生徒たちはペンライトを振って会場を盛り上げました。

今日を迎えるまでに、3年生の喜ぶ顔を思い浮かべながら企画を考え、練習をし、準備をしてきた生徒たちや先生方の想いに胸が熱くなりました。熊女は思いやりに満ちた、とても素敵な学校です。

久しぶりに3年生が登校し、全学年が体育館に集合して卒業式に向けた予行や表彰等を行いました。

事前の会場準備では在校生が手際よくシートを敷き、椅子を並べてくれました。どうもありがとう。

各種表彰では卒業生の3年間の頑張りを全校で称え合いました。

体育館入口には、在校生から卒業生への心のこもったメッセージボードも飾られています。卒業式当日も熊女らしく厳粛であたたかな式になると思います。

本日3月1日は、令和6年度入学許可候補者発表日です。昨日から降っていた雨もあがり、私たちもほっとしました。

受検生たちが校内掲示を見て、笑顔で写真を撮る姿が多く見られました。

受検生の皆さん、これまでの頑張りが実を結びましたね。4月に元気に入学してくれることを楽しみに待っています。

2月15日付の埼玉新聞にも掲載をいただきましたが、熊女の美術部の生徒たちが熊谷警察から依頼を受け、自転車盗の被害防止を呼びかける啓発ポスターを制作しました。

ポスターには「自転車には愛錠を！」と書かれています。熊女生らしく、ひとひねりあるキャッチコピーです。

先日、本校放送部の生徒たちも一緒に、熊女の駐輪場や熊谷駅前駐輪場に掲示をしました。熊女生は地域に積極的に関わり、力を発揮しています。

先日、熊谷市立大原中学校の「高校授業体験」に呼んでいただき、大原中学校2年生の皆さんに熊女の英語の授業を体験してもらいました。

熊女の授業の特徴の1つは、ICTを効果的に使い、学びを深めることです。この日も、熊女からタブレット端末を持参し、GoogleジャムボードやGoogleドキュメントを使って、英語での紙上ディベートを行う学習活動を行いました。

中学生の皆さんは、Googleジャムボードなどのアプリを使うことは初めて、ということでしたが、スムーズに操作をし、思考整理や意見共有をしてくれました。授業者の先生からは、英作文¹を書く時のポイントや、英語学習の方法についても説明があり、中学2年生の皆さんは楽しみながら、熊女の授業体験や高校入試に向けた学習をしてくれました。

本日2月8日（木）の午後に、今年度2回目の学校評議員会・学校評価懇話会を開催しました。

学校評議員会では、委員の皆様に、今年度の熊女の取組について学校自己評価システムシートに基づき説明をさせていただきました。引き続き行われた学校評価懇話会では生徒代表も出席し、勉強や今後の進路について、これからの熊谷女子高校についてなど、積極的に意見を述べました。出席いただいた委員の皆様からは、励ましやご助言等、貴重な意見をいただきました。お忙しい中、ご出席いただきありがとうございました。

2月2日（金）の5時間目に多目的室にて「総合的な探究の時間」の学年代表発表会を行いました。

今回の発表は1月29日に行った発表をもとに選考された学年代表3班が発表を行いました。代表クラスとテーマは以下の通りです。

4組「熊谷市キラキラ政策〜熊谷市の景観を良くして高校生の学力を上げよう!!〜」

5組「おかえり小学校」

 8組「クマぶらで熊谷を豊かに キーワードはSNS？」

今回の発表は熊谷市役所の職員の方々、地元企業の方々などの前での発表だったのですが、生徒たちは堂々と発表していました。どの班もGoogleスライドを用いて発表し、データをグラフに落とし込んだものの提示や、写真や絵を多く使用しての発表など工夫が多く見られました。また、発表後はたくさんの質問をいただきました。質問に丁寧に答えようとしている生徒たちの姿が印象的でした。

生徒たちも、「自分も地域に貢献できるんだ！」「貢献したい！」という気持ちを強めたことと思います。

様々な方のご協力と生徒の頑張りによって実りある探究の学習になりました。

今回の探究活動にお力添えをいただいた熊谷市役所の皆様、市内企業の皆様、どうもありがとうございました。