校長あいさつ

蓮田松韻高校のホームページをご覧いただきまして、ありがとうございます。

平成22年に開校した本校は、校是「松風水月」及び校訓「誠実・挑戦・感謝」の精神で、自ら未来を切り拓く力を持ち、心豊かな生徒の育成を目指しています。おかげさまで14年目を迎えました。

蓮田松韻高校は「夢に向かってチャレンジし、新しい自分に出会える学校」です。また市内唯一の県立高校として、地域の皆様の期待に応え、様々な教育ニーズに対応しています。

本校の単位制は、進路3希望や興味・関心に応じて必要な科目や好きな科目を選んで学ぶことが出来ます。生徒の「学びたい」という意欲を引き出し、基礎基本の内容から各種検定試験・大学受験対策・就職試験対応までの幅広い内容が学べます。その結果、今春卒業の第11期生は、100%進路4決定をすることが出来ました。

中学生の皆さん、楽しい仲間、優しい先輩、面倒見の良い先生方と一緒に、新しい高校生活の第一歩を踏み出しましょう。一緒に成長しましょう。

地域の皆さん、どうぞ本校へ足を運んでください。学校行事を中心に、様々な教育活動で生徒達が躍動する様子を、是非ご覧になってください。

埼玉県立蓮田松韻高等学校長 早川 光男

校長室より

校長室より

3学期終業式式辞

おはようございます。皆さん元気ですか。令和5年度もいよいよ3学期の終業式を迎えました。今年度最後の全体での場となります。

まず初めに、皆さんにお礼を言いたいと思います。それは卒業式についてです。今年は来賓の方をお迎えして、5年振りにほぼ完璧な形で式が行われました。12期生の先輩が寄贈してくれたレッドカーペットが会場を格調高く飾ってくれる中で、実に厳粛な式が実施出来ました。式典中壇上から見た皆さんの姿は実に堂々としていて、本当に立派でした。また、式が終わってから控室に戻ると、来賓の方々からは沢山のお褒めの言葉を頂きました。一部を紹介します。

「祝辞を聞いている姿勢が本当に良かった。実に真剣に話を聞いていた。」
「式歌も校歌も全員で歌っていた。よく声が出ていて、心に響いた。」
「卒業生退場の時に背筋を伸ばし一生懸命拍手をしている在校生の姿が印象的で、とても感動的でした。」

私は校長として、無事に式典が挙行出来た喜びと併せて、皆さんの事を評価してもらえたことがとても嬉しかったです。ある校長先生からは、

「今の松韻生は、どんな場面に出て行ってもしっかり出来るでしょう。
この立派な姿を、もっと沢山の人に見てもらえると良いですね。」

と言って頂きました。私も本当にそう思います。
立派な卒業式を行うことが出来ました。本当にありがとう。

さて、令和5年度が終わろうとしています。皆さんは自分自身の1年間を振り返り、今どんな事を感じていますか。頑張ったこと、楽しかったこと、嬉しかったこともあれば、残念だったこと、悔しかったこと、悲しかったことも様々あるでしょう。日頃学校の中で、少ない人数の中で会話をしていると、考え方や感じ方も限定的になりがちです。しかしよく考えてみてください。地球上には80億人の人がいます。日本は1億2000万人です。その中の1人として自分を見つめたときに、皆さんは正確に自己評価が出来ますか。なかなか難しいのではないでしょうか。大人として自立した生活を始める前の現段階では、「自分をどう評価するかは、高校卒業後にはっきりわかる」ということになるかもしれません。皆さんにもその時期が着実に近づいてきています。人生は長いです。過去には戻れません。しかしこれからの先の未来は、いくらでも変えることが出来ます。自分次第です。今日が次のステップへの初日だと考えれば、今日はスタートの日です。

1年の締めくくりに、皆さんの参考にして欲しいお話をひとつします。それはアップルの創業者スティーブ・ジョブズが2005年スタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチの内容からです。全文は少し長いので、ポイントだけをご紹介します。

ジョブズのスピーチには、彼の人生や経験したことが赤裸々に語られています。私も初めて聞いたときは、ある高校で3年生の担任をしていましたが、とても衝撃を受けました。また同時にとても参考になりました。

まず彼は大学を半年で辞めたことから話しを始めます。ジョブズの生みの母は未婚の大学院生で、我が子の将来を考えて彼を養子に出します。大学に行かせることを条件に養子縁組をしていたので、養父母は約束を守り17年後ジョブズはリード大学というところに入学します。ところが学費がとても高く、両親の蓄えのすべてをつぎ込んでしまう結果にショックを受けて、彼は大学を辞めるのです。ここで面白いのは、ジョブズはその後すぐに学校を去らずに1年半もそこに留まり続け、大学の授業に潜り込んでいます。彼はそこで、カリグラフィ(文字を美しく見せる技法)を学びます。皆さんも使っているPC等の文字フォントの中に実に美しい沢山の字体が入っているのは、ジョブズが身に着けたカリグラフィの技法がマックのパソコンに入り、その後他のメーカーにも広がったからだそうです。

ジョブズは20歳の時に実家のガレージで、友人と2人でアップルを創業します。一生懸命働き、10年後には社員数4,000人を超える会社に成長させますが、30歳になった時に突然クビを言い渡されます。とても衝撃的な出来事でしたが、そこから彼は考え方を切り替えて、もう一度挑戦を始めます。実際にその後の5年間に、NeXTという会社を起業し、ピクサーも立ち上げました。ピクサーは世界初のコンピューターを使ったアニメーション映画「トイ・ストーリー」を製作することになり、世界でもっとも成功したアニメ製作会社になっています。その後、なんと業績不振のアップルがNeXTを買収したことで、ジョブズは再びアップルに舞い戻ることになります。その後の活躍は皆さんも知る通り、iPhoneやiPadなどを次々と発表し、現在へと繋がっています。彼はアップルを追われる経験が必要だった、最悪の出来事に見舞われても、信念を失わずに自分の仕事を愛してやまなかったからこそ、前進し続けられたと語っています。そして、スタンフォードの学生にもこのように語り掛けます。

「大好きなことを見つけてください。仕事でも恋愛でも同じです。仕事は人生の一大事です。やりがいを感じることができるただ一つの方法は、すばらしい仕事だと心底(しんそこ)思えることをやることです。そして偉大なことをやり抜くただ一つの道は、仕事を愛することでしょう。好きなことがまだ見つからないなら、探し続けてください。決して立ち止まってはいけない。本当にやりたいことが見つかった時には、不思議と自分でもすぐに分かるはずです。すばらしい恋愛と同じように、時間が経つごとに良くなっていくものです。だから、探し続けてください。絶対に、立ち尽くしてはいけません。」

皆さんいかがですか。これから進路5決定に向けて色々と悩むことも多いと思います。しかし最終的には、自分自身がどう生きていくかを決めなければいけません。ジョブズのこのスピーチは他にも参考になるメッセージが含まれています。興味を持った人は、ネットで見てください。私もこれまで何度も何度も読み返した、とても生き方について考えさせられる素晴らしい内容です。

さて話を学校の事に戻しますが、私は常々松韻高校には、優しい心を持った生徒がとても多いと思っています。この春休みが終わって迎える4月8日には165人の15期生、後輩達が入学してきます。どうか後輩達を温かく迎えてください。そして皆さんには先輩として、お手本となるような生活を送って欲しいと思っています。

そしてもう一つ、頑張っている周囲の仲間達(先輩・同級生・後輩)と、お互いに高めあう声掛けを沢山してください。例えば・・・

「いつも練習頑張っていて凄いね。今度試合があったら応援に行くよ」
「資格沢山持っていて凄いね。良かったら今度は一緒に挑戦してみない?」
「いつもクラスを盛り上げてくれてありがとう。お陰で学校が毎日楽しいよ!」

など、ポジティブな声掛けは、きっと皆さんのやる気を引き出します。そして学校全体が活気づき、やがて輝きだし、沢山の人達から認められ、応援されるはずです。みんなで松韻高校をそんな学校にしていきましょう。

それでは皆さん、元気に充実した春休みを過ごしてください。 以上です。

 

保護者の皆様、地域の皆様、中学校の先生方へ
令和5年度も大変お世話になりました。
次年度も教職員一同明るく元気な学校づくりに全力で取り組んで参ります。
引き続き蓮田松韻高校を、どうぞよろしくお願いします。

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第14回卒業証書授与式式辞

  穏やかな陽射しの中で新しい春の訪れが感じられるこの佳き日に、多数のご来賓の方々、保護者の皆様をお迎えして、埼玉県立蓮田松韻高等学校第十四回卒業証書授与式を挙行出来ますことは、卒業生はもとより在校生、教職員にとりましても、大きな喜びでございます。本日ご臨席を賜りました皆様方には、日頃から本校の教育活動にご理解と温かいご支援を頂いております。高いところからではありますが、心からお礼を申し上げます。

ただ今、卒業証書を授与しました101名の皆さん、卒業おめでとうございます。皆さんは、校是「松風水月」・校訓「誠実・挑戦・感謝」のもと、本校の所定の教育課程を無事終了し、めでたく卒業の日を迎えることが出来ました。一人ひとりが三年間、たゆまぬ努力を積み重ねてきた結果であることは言うまでもありませんが、その努力に対して心から大きな拍手を送ります。

さて、卒業生の皆さん、蓮田松韻高校で過ごした3年間は、歴史に残る大きな世の中の変化を体感した日々だったと思います。皆さんが入学した令和3年4月はコロナ禍で、マスクや消毒、検温、黙食など、実に制約の多い高校生活の始まりでした。私が皆さんと出会ったのは2年次の始まりでしたが、ようやく学校生活を本来の形に戻していこうと様々な摸索を続けている時期でした。1年次こそ体育祭や文化祭も限定的な実施でしたが、2年次、3年次と通常の形にする為に、皆さんは原動力となって本当によく頑張りました。その結果、より良い形に進化させて成功させた様子を、私は今でも鮮明に覚えています。本校がコロナ禍を乗り越え、以前にも増して活気溢れる学校へと変わろうとしている今、皆さんが頑張ってくれた様子を周囲の方々に語る機会が増えています。良い伝統を引き継ぎ、襷をしっかりと後輩へと繋いでくれました。いつも明るく挨拶が出来る松韻生、ここぞという時に仲間達と一致団結して力を発揮する松韻生、校歌を力一杯歌う松韻生、この良い流れはこの先も永遠に続いていくことになるでしょう。

皆さんは本日、めでたく卒業の日を迎え、「高校時代」から、それぞれの新たなステージへと歩みを進めて行きます。大学や専門学校で高い専門的な学びを進めていく人、就職して社会人となり、経済的にも精神的にも自立する人など様々ですが、期待と同時に不安や緊張感に包まれていることでしょう。アメリカのある心理学の研究報告によれば、人間は1日におよそ6万回物事を考え、3万回の選択をしていると言われています。睡眠を除くとほぼ何かを考え、選択をしているそうです。ほとんどの人が95% は前日と同じことを考えて、ほぼ同じ選択をするそうです。そして80%はネガティブなことを考えてしまうようですが、その理由は人間が記憶力の優れた生き物であることが原因とされています。そこでポジティブな生き方をするには「嫌なことは極力忘れる」ことが大事なポイントであると発表されています。皆さんには良い資質があり、今後様々な分野で活躍できる可能性が十分にありますので、プラス思考でポジティブに明るい毎日を送って欲しいと願っています。明日からの新生活、しっかりと前を見据えてスタートしてください。

さて今年は1月1日の夕方に能登半島地震が起きて、現在も沢山の方々が被災地で復興に向けて懸命に努力を続けています。日本では少子高齢化も大きな問題ですが、世界では長引く戦争や地球温暖化による環境の著しい変化など、実に様々な社会的課題を解決していかなければなりません。このような状況1の中、世の中に出ていく皆さんに、卒業にあたり、私からは三つのことをお願いします。

その一つは、「豊かな人間性を備えた誠実な人生を歩んで欲しい」と言うことです。人が生きて行く為には、沢山の人々と協力して支えあうことが大事です。何かの困難にぶつかった場合でも、日頃の人間関係によって助けられるということも多々あります。人への思いやりは、巡り巡って、いずれは自分の幸せへと繋がるはずです。皆さんは蓮田松韻高校での経験を活かして、これからも人に対して優しく接してください。困っている人には声をかけて、手を差し伸べてください。真面目に一生懸命生活していけば、その姿に共感して必ず誰かが皆さんを応援してくれます。一緒に頑張る仲間も、沢山出来るはずです。そして母校には、皆さんの幸せを願っている人が、大勢いることも決して忘れないでください。

二つ目は、「自らの未来を切り拓くために、今後も挑戦を続けて欲しい」ということです。人生は実にドラマチックで、長い年月の間には予想もしないことがいろいろと起こると思います。嬉しく楽しい出来事もあれば、挫折や失敗を避けられないことも多いです。しかし何度つまずいて転んだり、壁にぶつかったりしても、その経験はいつか活かされると信じて、自分に出来ることを精一杯やりましょう。今日より明日、明日より明後日を良い日に出来るように努力してください。高い目標を掲げて取り組みを続けていけば、きっと良い方向へと進んでいけます。皆さんが本校の三年間で身に着けた松韻魂(ソウル)は、皆さんの心の奥底でこれからも燃え続けていくはずです。自分の力を信じて、未来に向かって、これから先も挑戦を続けてください。

三つ目は、「地域社会で認められて貢献できる人になって欲しい」ということです。皆さんがこうして無事、卒業の日を迎えられるのは、常に変わらぬ愛情を注ぎ、励まし支えてくださった御家族の方々や、粘り強く親身に指導してくださった先生方、そして何よりも地域の方々の温かいご支援があったからです。本校は、蓮田市内唯一の公立高校として、前身の蓮田高校の時代から50年を超える歴史を刻んできました。今後も発展を続ける蓮田市と同様に、学校は様々な教育活動に全力で取り組み、地域に貢献できる人材を育てていきます。皆さんの今後も注目され、大いに期待されています。今後は松韻高校卒業生として、一人ひとりが出来る事をしっかりと担い、地域社会の為に貢献できる人になってください。もちろん後輩達への応援も、よろしくお願いします。

以上三つのことを皆さんにお願いします。

19世紀ドイツの思想家であり古典文献学者のフレードリヒ・ニーチェは次の言葉を遺しています。

世界には君以外には
誰も歩むことのできない唯一の道がある
その道はどこに行き着くのか
と問うてはならない
ひたすら進め

  私には卒業してゆく皆さんが、背筋を伸ばして前を向き、それぞれのステージで輝いている様子がイメージ出来ています。校歌2番の歌詞にあるように、胸を張り明日を担う気持ちで、堂々と自分だけの道をひたすら進んでください。

最後になりましたが、保護者の皆様方にお祝いとお礼を申しあげます。本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。お子様の健やかな成長を願って支えてこられた皆様には、さぞやご苦労も多かったことでしょう。今日高校卒業の日を迎え、立派に成長されたお子様の姿に感慨もひとしおのことと存じます。これまで本校の教育活動にご理解と沢山のご協力をいただき、誠に有難うございました。心より感謝申し上げます。

また本日、ご多用中の中、ご臨席を賜りましたご来賓の皆様には重ねてお礼を申し上げ、今後とも本校の教育にますますのお力添えを賜りますようお願いを申し上げます。

結びに、未来に飛び立つ卒業生101名の大いなる未来に幸多きことを祈念して、式辞といたします。

令和六年三月八日
埼玉県立蓮田松韻高等学校長 早川 光男

ご来賓の皆様、本日はありがとうございました。
保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。
12期生の皆さん、ご活躍を期待しています!

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音楽祭素晴らしかったです

こんにちは

2月に入り、3年生は無事家庭研修期間に入りました。
そんな中、2日(金)に行われた東部地区高校音楽祭の発表を客席で鑑賞してきました。

すでに吹奏楽部や合唱部の発表はHPでお知らせしていますが、
この日は2年次音楽選択者の合唱でした。曲目は『正解』。
授業に加えて放課後等も使って練習を繰り返し、今回も素晴らしい
出来栄えで心に残る発表が出来ました。

発表した生徒達や指導された音楽科の先生方、サポートしてくれた
2年次の先生方、保護者の皆様、応援してくれる沢山の方々…
チーム松韻がひとつになってこの日の成果につながったのだと
感じています。

私はこのチームの一員であることを、誇りに思っています。
いつも私の予想を超えて、生徒達も先生方も頑張ってくれます。

生徒達には、この経験をこれから先の学校生活の様々な場面で
活かして欲しいと伝えました。彼らの目は輝いてました。

チーム松韻の仲間は今日も元気一杯です。
どうぞこれからも注目してください。

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嬉しいプレゼント

昨日の放課後でした。校長室の扉を誰かがノックします。
「どうぞ」と入ってもらうと、3年生陸上部の生徒が入ってきました。

「校長先生、授業でパウンドケーキを作りましたので、食べてください。」
こう言って彼は、写真の手作りケーキとカードを渡してくれました。
お礼を言って扉まで見送り「あとちょっとで卒業だね」と声をかけると、
「この後も最後まで部活動をやりきります」と頼もしい言葉が返ってきました。

 

ちなみにカードには

校長先生へ
「調理」選択者で、日頃よりお世話になっている先生方にパウンドケーキを作りました。
ささやかではありますが、授業の成果を味わっていただけたら幸いです。
3年「調理」選択者一同

とありました。私が頂いたカードのデザインは、陸上部のユニフォームのようです。
私が陸上部の出身という事を知っていて、手作りしてくれたようです。
何だか松韻高校の陸上部に入部できたような気持ちで、とても嬉しかったです。

ご馳走様でした。とても美味しかったです。

なんだか凄く元気が湧いてきました!

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受験生を応援しています

昨日第4回の学校説明会が無事終了しました。

いよいよコロナの対応が、平常時の形に戻されての最初の入試実施へと向かいます。
新聞報道等を見ますと、小中学校では不登校を経験している人が統計では最大になっていて、
しかも長期化の傾向の様子です。とても気になる内容です。

蓮田松韻高校は14年前に「学び直しの学校」いう形でスタートしましたが、現在では
卒業後の65%が進学という『生徒の能力を伸ばす学校』へと変わってきています。
しかし、生徒一人一人の学びたい気持ちに応えるための様々な仕組みが整っている高校です。
チームワーク抜群の教職員集団は、粘り強く、とことん生徒の面倒を見ています。
生徒達もそれに応えるように、高校から新たなスタートを切り、生き生きと輝いている子が多いです。

学校説明会は終わりましたが、個別の相談や学校見学・部活見学はまだ受け付けています。
また「校長と一緒に数学を勉強しよう」という企画も1月31日までは行っていきます。
どちらもご希望があれば、お電話をください。

頑張る中学3年生を最後の最後まで、とことん応援しています。

蓮田松韻高校で待っています!!

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3学期始業式式辞

新年明けましておめでとうございます。令和6年になりました。皆さん、冬休み中元気に過ごすことが出来ましたか。今年もよろしくお願いします。

まず初めに、元日に発生しました「令和6年能登半島地震」において犠牲となられた皆様、そして被害に遭われた皆様に対し、心からのお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。

私達が住んでいる埼玉県では、今回大きな影響が出ていません。しかし平穏に生活が出来ている私達は、被災された方々のために何が出来るのかをしっかりと考えるべきではないでしょうか。一緒に考えましょう。そして、まずはそれぞれの立場で今自分が出来ることを精一杯行っていきましょう。

3学期は1年間の総仕上げの時期です。皆さんは今年の目標を考えてみましたか。今回の震災があって、いつもと違う新年の始まりを感じている人も多いと思います。私自身もこの1週間は本当に色々なことを考えました。まず初めに頭に浮かんだのは「蓮田松韻高校をしっかり守っていこう。生徒達・先生方を大事にしていこう」ということです。これまでもそう考えていましたが、今回改めて強く感じました。蓮田松韻高校が元気に発展していくためには、頑張る生徒の皆さんと指導してくださる先生方がいないと何事も始まりません。ここにいる皆さんが、私にとっては家族同様に大事な存在です。校長としてしっかりと学習の場を守り、一緒に学びあい高めあえる環境作りを、今まで以上に大事にしようと決意を新たにしています。

皆さんも「今年はこうしたい」という目標を松韻手帳1月の欄に書きだしてみてください。小さなことからで良いと思います。そして色々と取り組んでいく中で、さらにやりたいことや目指したいものが見つかった場合は、目標をアップデートすると良いでしょう。自ら目標を決めて取り組み、自ら励まし、最後は自分自身をしっかり認めてあげることが大事です。自分が頑張っている事を誰かに伝えたいと感じたら、校長室にも立ち寄ってください。皆さんの話を聞きたいです。待っています。

さてここで私から2つほど皆さんに実践して欲しいことを伝えます。

1つ目は、「主体的に行動する」ということです。
皆さんは今日始業式に集まるここでの様子を見ても、しっかりと行動が出来ています。ほとんどの生徒は学校や社会のルールやマナーを守り、高校卒業と将来の目標に向けて必要なことを着実に積み上げています。しかし中には現実から目を背けて、やるべきことを先送りにしているという人もいるようです。心当たりのある人は、今日このタイミングでリセットしましょう。3学期は本当に短いです。誰かに決められたことを「自主的に」進めるだけでなく、自らの意志や判断で「主体的に」取り組んで欲しいと思います。自分の人生を豊かにできるのは、自分自身なのです。自分の気持ち次第です。まずは今学期だけでも皆勤賞をとるつもりで、休まずに頑張って欲しいと思います。そしてやり切ったという達成感を持って、次の年次や卒業後の進路6先へと向かっていきましょう。

次にもう1つ大事なことは、「周囲の人と繋がり助け合う」ということです。
皆さんは高校卒業後それぞれの形で社会に出ていきます。20年、30年後の世の中を想像してみてください。きっと今とは大きく様変わりしています。日本の少子高齢化と並行して、世界中から沢山の人々が日本に入ってくるという予想やデータもあります。多様性を認め合いながら円満な社会生活を送るためには、皆さん自身が社会の担い手として多くの人と繋がり、互いに助け合うようにしなければなりません。今から準備が必要です。自己中心的にならず、まずは今自分を支えてくれている家族、友人、先生方に対して感謝の気持ちを持って過ごすようにしてください。そしてこれから出会う人達との一期一会を大事にして、助け合って欲しいと思います。

最後になりますが、皆さんは今、青年期の悩み多き時代を生きています。将来への希望と不安を抱えて、高校生活を過ごしていることでしょう。でも安心してください。これは誰しもが通る道です。周りにいる先生方も、きっと皆さんの保護者も経験しています。もし色々なことに悩み、疲れたなぁと感じていたら、一人で悩まずに先生方や教育相談員さんなどに話をしてください。私も相談にのりたいと思います。校長として一番大事に思う事は、本校の生徒全員がとにかく明るく元気に生活してくれることです。もちろん先生方もです。どうか皆で支えあい、鍛えあい、認めあい、高めあってゆきましょう。3年生は3月の卒業式を、1・2年生は終業式を元気に迎えられるように、今日から主体的な行動、助け合う気持ちで取り組んでください。

それでは令和6年も校訓『誠実・挑戦・感謝』の精神で、一緒に頑張りましょう。以上です。

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学校説明会お待ちしています 一緒に勉強しましょう!

こんにちは。

いよいよ火曜日から3学期がスタートします。いろいろな出来事があって心配事も多いのですが、学校としては
予定通りの授業と行事、そして入試業務を滞りなく進めていくことが大事だと考えています。

在校生は9日の始業式後、10日に1・2年次は宿題考査、3年次は約2週間の最後の授業へと進んでいきます。
これからの時期インフルエンザ等も心配ですが、安全面・衛生面に十分配慮したいと思います。

高校入試に向けては、13日(土)9:30から第4回学校説明会を行います。ただいま準備が進行中です。
今回の説明会は、本校で行う今年度最後の機会になります。メインは『面接を知ろう』という内容です。
本校入試は、2月21日(水)に5教科の学力検査、翌22日(木)に面接試験と2日間で行われます。
面接は準備さえすれば、しっかり得点を得られるものですので、事前にポイントを知り、練習することがとても大事になります。今回の説明会では、本校の先生方が考えた面接試験のポイントを在校生が実際に皆さんの目の前で実演します。面接試験40日前にあたる説明会の日が、受験生の皆さんにとって役に立つ日になるようにと準備をしています。

この日は最後の説明会になりますので、配布物についても準備を進めています。
?松韻だより 6号(最新号)
?松韻へおいでよ その2(部活動の先輩&卒業後の進路7を決めた先輩からのメッセージ)
?これまでお配りした各種資料(第3回説明会でお配りした「入試アドバイス(学力検査を知ろう)」など
これまで説明会に参加できなかった方にも、十分に資料をお渡しできるようにしたいと考えています。
すでに受験校は決定している方、まだ迷っているという方、あるいは他校を受験予定だけれど参考までに話を聞いてみたいという場合でも、中学1・2年生でも参加いただけます。よろしくお願いします。

またイブニング説明会は終了していますが、夕方以降の時間帯で学校をご覧になりたい場合も対応が可能ですので、ご希望のある方はお電話をください。

さらに校長室で一緒に数学を勉強しませんか、というお誘いですが、1月31日までは実施可能です。
これまで蓮田市、さいたま市、春日部市、越谷市、伊奈町、杉戸町の14名の皆さんと計17回行いました。
平日は会議等がない日で16:00以降、土曜日・日曜日は10:00、13:00、15:00開始が目安です。
(1回あたりの目安は1.5〜2時間くらいです。お友達と一緒で、というパターンもあります。)
可能な限り沢山の方と勉強が出来ればと考えています。お電話でご連絡をください。
また13日の説明会で来校される方は、当日にお声掛けいただいても大丈夫です。受付順とさせて頂きます。

蓮田松韻高校は、地域に根差した公立高校として、これからも頑張っていきたいと考えています。
高校受験以外でも、何かお役に立てることがあれば、取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いします。

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今年もよろしくお願いします

こんにちは。

今日学校は仕事始めの日でした。
1月9日の始業式と13日の第4回学校説明会に向けても動き出しています。

色々心配事が多い年明けとなりましたが、自分達に出来ることをしっかりと
行っていこうと思います。

どうぞ今年もよろしくお願いします。

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ご挨拶とお見舞い

新年を迎えました。

皆様明けましておめでとうございます。

今年の抱負をと思っていましたら、能登半島に大きな地震が起きて驚いています。被災された方々に心からお見舞い申し上げます。蓮田松韻高校としても何か出来る事がないか、今後考えていきたいです。まずは今夜、寒くて暗い中で避難している皆さんの安全を祈るばかりです。どうかご無事でいてください。

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よいお年をお迎えください

学校は今日が仕事納めの日です。
明日から1月3日までは、学校閉庁日となります。お休みをいただきます。
新年1月4日からまた元気にスタート出来ればと考えています。

この1年間本当に沢山の方々のお世話になり、おかげさまで学校運営を円滑に進めることが出来ました。
この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

皆様方にとって、令和6年が素晴らしい一年になることを、心よりお祈り申し上げます。

来年もまた今年と同様に、蓮田松韻高校をどうぞよろしくお願いします。

埼玉県立蓮田松韻高等学校長 早川光男

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