在校生の声

在校生から中学生へのメッセージ

1 生徒アンケートの結果から

(回答数3〜1年生656名 回答率94%)

2 在校生からのメッセージ

<造園科 3年生 F.Aさん>

私は中学生の頃に行った体験入学で造園科の授業を体験し、興味を持ったので杉戸農業高校を受検し、造園科へ入学しました。

入学後、特に驚いたのは農業科目の多さです。入学前にパンフレットを見て農業科目が多いのは知っていましたが、実際にその時間割で過ごしてみると実習服に着替えて移動したりすることもあり、慣れるまでは大変でした。

また、学年が変わるごとに学ぶ農業科目変わっていきました。1年生の時は、農業の基礎と野菜を実際に育てる「農業と環境」や測量の基礎を学ぶ「測量」、2年生の時は、造園の材料について学ぶ「環境緑化材料」、ワードやエクセル、パワーポイントの基礎を学ぶ「農業情報処理」、3年生では班員で課題を決め、最終的には結果をパワーポイントにまとめて発表する「課題研究」がありました。その他にも1,2年生では庭園の設計について学ぶ「造園計画」、2,3年生では実際に庭園を造る「造園技術」がありました。「総合実習」という科目では1年生で測量、計画、技術の3つをローテーションで学び、2、3年生では、専攻別で選んだ内容をさらに深く学ぶことが出来ました。

これから杉農入学を皆さん。私は杉農で過ごした3年間で様々な技術や知識を身に付けることが出来ました。みなさんも楽しい高校生活を目指して頑張ってください。

 

<自転車部 生物生産工学科3年生 S.Kさん>

資格取得や植物の無菌操作に興味があったので杉戸農業高校の生物生産工学科に入学しました。

この高校を志望する際に中学校の先生からは、実技的な授業があるから絶対楽しいと思うし、後悔しないという後押しがあったので、受検勉強を頑張りました。

入学してからは、学科の授業の植物バイオテクノロジー、微生物利用という2つの科目の勉強をしました。初めて学ぶことだったのですが、授業がとても分かりやすく楽しく学ぶことが出来ました。

部活動では、自転車競技部に入部し、毎日、放課後を中心に練習しました。とても厳しい練習もありましたが、先輩方の支えもあり頑張ることが出来ました。厳しいだけでなく、充実した楽しい部活動でした。

高校で学んだ授業や部活動は、これから社会に出る私にとって決して無駄ではなかったと思っています。

これから高校進学を目指す皆さん。私は杉農でとても充実した3年間を過ごすことが出来ました。皆さんも杉農で頑張ってください。

 

<男子バレーボール部 園芸科2年生 K.Tさん>

私は高校に入ってバレーボールをするとは思っていませんでした。しかし、当時の3年生の先輩に誘われ、興味を持ちました。中学校はバレーボールなどしていなく、全く経験のない私に、丁寧に教えてくれました。杉農の男バレは、経験者が少なくて自分たちで考えながら部活動をしています。

バレーボールは難しいながらやりがいのある球技で、体にボールを当て、チームみんなでボールをつなぎます。チームスポーツの代表と言っていいかもしれません。誰か一人が頑張ってもチームみんなが力を合わせないと上手くいきません。その微妙な感じがうまくかみ合うと、とてもチームの中で団結や「ハマる」瞬間を経験できます。その瞬間は誰にも邪魔されず、自分の中の特別なひと時として味わえます。私はバレーボール選手としてこの瞬間のために練習をしています。

杉農の男バレで私は多くのことを学びました。仲間と協力することや、うまくいかない時に全員の気持ちをそろえることの難しさなどです。しかし、この難しさを乗り越えた先を目指してこれからも続けていきます。みなさんも是非、一緒に先に進みませんか。

 

<吹奏楽部 生活技術科3年生 M.Mさん>

資格取得のしやすさや食育を詳しく学べることに魅力を感じ、杉戸農業高校の生活技術科に入学しました。

入学してからは、土づくりから栽培管理の仕方や収穫までを農業で学びました。食育では、自分が収穫したものを使い、そのものの特徴を生かして調理をしました。文化祭1では自分たちで作ったクッキーやお好み焼きを販売し、地域の方々との交流を深めることが出来ました。

こうした交流は文化祭2だけではなく、私の所属していた吹奏楽部でもありました。老人ホームへ行き昔の歌謡曲や童謡を演奏し、楽しい時間を共有することが出来ました。また、「すぎの子吹奏楽団」の皆さんと合同練習を行い、演奏会やフレッシュタウンでのお祭りにも参加させていただきました。

杉戸農業高校は普通科高校に比べ、幅広い年齢層の方々と交流を持てる機会が多く、貴重な体験をすることが出来ました。

高校卒業後は介護の職業に就きます。そこで今までの経験を活かし、入所者の方々と歌を歌ったり、農業の話が出来たらいいなと思います。

これから、高校進学を目指す皆さん。杉戸農業高校には6つの学科があります。あなたが興味を持てる学科があると思うので、楽しみながら杉戸農業高校で3年間過ごしてみませんか。

 

<園芸科 3年生 K.Uさん>

私は幼少期から花や野菜を育てるのが好きだったので花も野菜も同時に学べる園芸科のある杉戸農業高校に入学しました。

高校選びをする際、両親や学校の先生、塾の先生に興味があるだけでは将来生きていくためにやっていけるかや、学力的にも勿体ないからやめろと言われました。しかし、本当に植物が好きで詳しく学びたいと思いと、強い意志があったので周りの意見を押しのけて受検勉強を頑張りました。

入学してからは花や野菜のことだけでなく果樹のことについても学ぶことが出来ました。その後、野菜、草花、果樹の専攻を選ぶときには草花専攻を選び、シクラメンをはじめとする様々な花の栽培管理や販売技術などを詳しく学ぶことが出来ました。特に農業専門の先生はたくさんの情報を持っているので疑問に思ったことを聴くと直ぐに教えてくださいました。

高校卒業後の進路では、高校で学んだ園芸療法のことを活かして、新しい専門専門的な職業である介護職に携わる予定です。

これから高校進学を目指す皆さん。私は杉農でとても充実すぎるくらい充実した3年間を過ごすことが出来ました。高校卒業後の進路は意外過ぎるほどたくさんあるのが杉農です。皆さんも、杉農で是非、頑張ってください。

 

<弓道部 食品流通科 3年生 T.Nさん>

私は、高校生になったら何か夢中になって取り組めるようなことがしたいと思っていたので部活動に入ろうと決めていました。そして、どの部活に入ろうか悩んでいた時に弓道部があると知り、興味本位で行ってみました。行ってみると道着姿で弓を引いている先輩を見て、とてもかっこいいと思いました。私も先輩方のようにカッコ良く弓を引きたいと思い、弓道部に入ろうと決めました。入部してはじめの頃は弓を引くために筋トレや、弓道の動作などを学びました。数か月後には弓を持てるようになり、早く先輩たちより上手くなりたい!と思い沢山努力しました。そして、大会のメンバーに選ばれ、色々な大会に出させてもらいました。ですが、大会で結果が出せずに落ち込んだ時がありましたが、部員や先生たちが支えてくれたおかげで大会で入賞することが出来ました。私は3年間部活動を通じてたくさん得たものがありました。まず、同級生はもちろん、先輩、後輩との関りが増え、友達がたくさんできました。大会で入賞した時や、うまくいかない時に支えてくれたチームの人や周りの人の大切さを知ることが出来ました。

弓道は珍しい部活なのでみんなが一からスタートでき、差が出にくく、努力した分だけどんどん上に行けます。弓道部に入れば学校生活がとても充実すると思うので、是非、弓道部に来てください。

 

<生活技術科 3年生 I.Hさん>

入学する以前から杉農に興味があり、説明会で農業以外にも調理や被服なども学べる学科がある事を知り、学んでみたいと思い杉農の生活技術科に入学しました。

最初は稲の田植えや野菜を育てたり、野菜や植物の基礎を学ぶことが出来、作物の大切さを学ぶことが出来ました。

2年生からは専攻授業で調理、被服、保育を学ぶことが出来、私はスキルを上げたかったので調理を選びました。基礎から学べるうえに回を重ねるごとに難易度の高い料理を作ることが出来、完成した時に達成感を感じられ、調理の知識も広がるのでとても楽しかったです。

部活動では弓道部に入部し、週5日で放課後を中心に活動しました。成績は残せなかったのですが日常生活にも通じる礼儀作法を学び、また、正しい姿勢、集中力、協調性などを学ぶことが出来ました。

進路先は、調理の授業で学んだことを活かしたいと思い製パン会社へ就職することに決めました。

杉農での3年間は農業や家庭などに関して幅広く学べた半面、普通科目は自分で勉強する必要がありましたが、それらを両立させることで計画的に勉強できたので良い機会だったと思っています。皆さんも頑張ってください。

 

<陸上競技部 園芸科3年 K.Kさん>

私は3年間の高校生活を充実して過ごすことが出来ました。なぜなら、普通高校では学べない農業の専門知識を学ぶことが出来たし、何よりも杉農での部活動が楽しかったからです。

私は中学校から続けている陸上部に所属しました。中・長距離を専門科目として、日々努力しました。また、夏合宿や東部地区冬季練習等の強化練習に積極的に参加して県大会出場を目指しました。しかし、記録が全く伸びず、挫折してしまいました。そんな時に、先生方や仲間から応援や励ましのお言葉をいただきました。と同時に、いつも一緒にいる仲間の影の努力にやる気をもらい、「ここで諦めてはいけない」と思い、ペース走のペースを一つづつ上げたり、時間の許す限りひとり残って練習したりと私なりにグランドを駆け抜けていました。そうしたら、顧問の先生から体が出来て来た。努力しているからだ。と言われとても嬉しく、心が温かくなりました!

後輩が入部してきて、一緒に練習できるようになったので、練習でレースのように走ることが出来たし、先輩として部活をまとめる役目も果たせるなど杉農での3年間は、とても良い環境で、練習できたこと、自分を成長させてくれたことなど感謝の気持ちでいっぱい出す。

中学生の皆さん、人それぞれ得意・不得意があると思います。しかし、初めから諦めてしまうのではなく、先ずは挑戦をしていただきたいです。大きな目標をもって一心不乱に駆け抜けてください。

 

<山岳部 生物生産技術科 3年生 M.Tさん>

私は山岳部に入部して週に3日活動しています。普段は学校でトレーニングをしたり、テントを立てる練習をしています。休日や祝日を使って登山をしています。

山岳部では活動を通じて学ぶことが沢山ありました。登山をする時は事前に自分の登るルートや荷物、その日の天気など調べることが多く、準備が大変です。しかし、準備のおかげで助かったことも数多くあります。事前の準備の大切さを学び、学校生活でも常に計画性を持つなど活かすことが出来ています。また、山に登りながら仲間と話をしたり、山の上で一緒に食べるご飯はとても美味しく感じます。杉農の山岳部は最高です。

 

<男子バスケットボール部 園芸科 3年生 Y.Yさん>

皆さんこんにちは、これから杉戸農業高校男子バスケットボール部について紹介します。男子バスケットボール部は3年生5人、2年生8人、1年生7人、マネージャー2人、合計22人で活動しています。活動目標は「だれからも感謝・応援されるチームを目指す」です。私たちはこの活動目標を掲げ、日々部活動に励んでいます。活動時間は平日16:30〜18:30、土曜日は練習or練習試合となっています。休日は水曜日。日曜日です。

私たちは、部員全員が切磋琢磨しあって成長しあい、普段は部員が学年関係なくみんな仲が良いです。そんな部活動を指導してくださる顧問の先生方もとても頼もしく、指導だけでなく、一緒に練習できるし。部員一人一人に寄り添ってくれる優しい先生方です。こんな楽しいバスケットボールをできる場所はココしかないと思います。初心者、経験者関係なくバスケットボールに興味がある方は、是非、バスケットボール部に訪れてみてください。

 

<女子バスケットボール部 園芸科 3年生 A.Nさん>

私は高校に入学して3年間、女子バスケットボール部に所属していました。人数が少ない中で「東部地区ベスト16に入る」という目標を掲げ、ひたむきに走り続けていました。けれど、なかなか結果を出すことが出来ず、何度も悔しくつらい思いをしてきました。ですが、あきらめることなくチームで励ましあい、日々練習していました。そして、高校2年生の秋、ついに、東部地区ベスト16に入ることが出来ました。

私はこの部活動の経験からともに笑いあい、励ましあえる仲間の大切さと努力をし続ける大切さを学ぶことができました。

これから高校へ進学するみなさん。これから出会う人とのつながりを大切に楽しい高校生活を送ってください。そして、是非、女子バスケットボール部へ来てください。

 

<生物生産技術科 3年生 S.Sさん>

米農家で生まれ育った私は、農業についてもっと詳しく知りたいと思い、作物、機械、飼育の3つの分野を学べる杉戸農業高校の生物生産技術科に入学しました。祖父、父の出身校ということもあり、とても伝統のある学校だと思います。

入学したらまず「農業と環境」という科目で農業の基礎的な知識を身に付けます。また、総合実習や管理実習など普通高校では無いような実習が多くとてもやりがいを感じられます。

2・3年生になったら作物、機械、飼育の中から1つの専門科目を決めて重点的に学びます。私は、機械専攻でエンジン分解や農業機械運転技術など機械について詳しく学びました。初めて知ることが多く、とても新鮮でやりがいを感じることばかりでした。

部活動は陸上競技部に所属し、関東大会、全国大会を目標に、毎日、放課後を中心に活動しました。試合に勝てず自信を無くすこともありましたが、それ以上に勝った時の達成感は大きかったです。

高校卒業後は大学に進学し、最終的には家の農業を継ぐ予定です。3年間学んだことを活かして、更に農業の発展に繋がるように頑張っていきたいと思います。

これから高校進学を目指す皆さん、杉農でしか学べない専門知識を身に付け、充実した学校生活を送ってください。

 

<食品研究同好会 園芸科 3年生 K.Kさん>

私は、3年間の学校生活の中で、部活動で行ってきた活動が印象に強く残っています。私が所属していた食品研究同好会では、地域の食文化についての調査や、杉戸町の特産品である丸系ヤツガシラという里芋を用いた商品開発を行っていました。私が普段学んでいる園芸科では学ぶことのできない活動をすることができ、とても充実した部活動を行うことが出来ました。

その他にも、食品研究同好会では杉戸麵打ち愛好会「小川道場」と協力して、そば打ちの活動行っています。私は特にそば打ちに力を入れて活動しました。そば打ちを始めた最初の頃は、面も太くきれいに作ることはできませんでしたが、努力を積み重ねていくうちに上手にそばを打つことが出来るようになり、3年生の夏に開催された全国大会では、優勝することが出来ました。あの時の感動は今でも忘れません。本当に、食品研究同好会に入って良かったと思っています。

高校卒業後は、大学に進学し、高校生活で経験したことや、学んできたことを活かして、地域の食文化発展などを研究していきます。そして、将来は農業高校の教員を目指しています。

これから高校進学を目指す皆さん。私は杉農で様々なことを学び、自分を変えることが出来ました。皆さんも自分のやりたいことを身に付けて杉農で努力していってください。