学校生活

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小学校で書初め教室をお手伝いしました(書道部)

書道部2年生8名が、12月14日(木)・19日(火)は曽谷小学校、15日(金)は稲越小学校で書初め教室のお手伝いをしてきました。

最初は、お互いに緊張していたようですが、時間とともに、打ち解けていったようです。部員の皆さんにとっては、貴重な時間をいただいて充実していました。”小学生の皆さんが元気いっぱい、一生懸命に書いていました。”などの感想を持ちました。みんなが上手に書けるようにお手伝いできたかな?


期末考査 & 教室の冬支度

12月8日(金)から13日(水)までの4日間、期末考査が実施されています。日頃の学習の成果を存分に発揮できているでしょうか。生徒の皆さんは、最後まであきらめずに問題に取り組んでいます。
12月からは、教室も冬支度を整え、すでに活用しています。本校は、ガスストーブでの暖房です。また、PTAの援助によりHR教室(24教室)に加湿器がレンタルされました。感謝いたします。試験中も廊下側の上の窓を少し開放するなど換気にも注意しています。

台湾 新北市立新店高級中學校訪問団が来校しました!

本校訪問の前日の12月3日(日)の夜に来日した新店高級中學校訪問団(以下、訪問団)は、12月4日(月)の11時に観光バスにより、本校に到着されました。本校の2年2組生徒が出迎えました。


到着直後、校長室において、新店高陳校長と本校丸山校長との挨拶があり、対面での交流が再開されたことをお互いに歓迎するとともに、今後のさらなる交流の促進について、情報交換を行いました。今回の訪日にあたり、陳校長は真っ先に国分高校を訪問しようと決めていたそうです。


当日の交流プログラムは以下のとおりとなります。
4限 ショウテイキンさん(新店卒業生)との座談会
昼休み 本校ユネスコスクール委員との昼食会
5限 1年生及び有志生徒による全体交流会
6限 1年生とのクラス交流会

4限の座談会では視聴覚室において、2年6組生徒と新店生が交流をしました。まず、英語でアイスブレイクをした後、新店卒業生で東京藝術大学美術学部建築学科4年生のショウテイキンさんのお話を聞きました。ショウさんは、子どもの頃から建築と日本のアニメに関心があり、高校生の時に日本で建築学を勉強したいと思ったそうです。ご両親は「なぜ、アメリカでもヨーロッパでもなく、日本なんだ?」とショウさんに尋ねたそうです。ショウさんは「日本には、幼いころから自分を惹きつけるものがあり、『日本の建築』を学んでみたい」と3年間ご両親を説得し続けました。ショウさん曰く「親との”戦争”に勝って」日本に留学1し、語学学校に通う傍ら、デッサンの勉強に励みました。睡眠時間は1日3時間だったとか。その後、見事、東京藝術大学の入試を突破され、建築家を目指して勉強に励んでいらっしゃいます。「新店生も国分生も世界に飛び出して欲しい」との初志を貫徹されているショウさんからのメッセージは両国の生徒たちの胸に響いたようです。50分があっという間に過ぎました。ショウさんを交えた座談会は生徒たちの記憶に残る”特別な時間”となりました。


昼休みの昼食会は、新店の国際交流担当の江先生のアイデアで、日本の食文化である「弁当」を見たり、食べたりしたいとのことより、生徒たちはそれぞれの弁当を持参し、昼食を取りながらの交流となりました。英語での会話が中心となり、時折スマートフォンを使いながら少しづつ会話が弾み、昼休み終了間際で移動の時間になっても交流は続いていました。


5限は体育館での全体会でした。1年生全員と2・3年生の有志による開催となりました。お互いに心のこもったパフォーマンスが繰り広げられ、卒業生を含むダブルダッチのメンバーも駆けつけてくれて、素晴らしい会となりました。新店の皆さんは、全員ステージに上がりダンスを披露し、後半では手話を交えてのパフォーマンスとなりました。進行はそれぞれ生徒が行い、英語・日本語・中国語が交じり合うものとなりました。両校の校長による挨拶には「世界的な広い視野を持つ」という同じ意味の言葉が入っており、この交流がそのような力を育むきっかけになってほしいという強い願いが込められていました。


6限は1学年の各教室でのクラス交流でした。各クラス2〜3名の新店生を招いて、レクリエーション的な要素が多い交流になりました。ゲームの準備や教室内の飾りつけなど、生徒たちなりに一生懸命にゲストを迎えようとする姿勢は協力する姿が見られました。交流が始まり、最初は戸惑っていた両校の生徒達も、ゲーム終盤なるにつれて打ち解け、大いに盛り上がりました。最後は連絡先を交換したり、写真を撮ったり、クラス全員が輪になってグータッチをして別れを惜しんいる様子も見られました。両校の生徒たちが英語や母国語等を駆使してコミュケーションを取り合おうと非常に主体的に活動していた姿に逞しさを感じることができました。また、生徒たちにとって「外国イコール英語圏」という概念が払しょくされ、地球規模で考えるきっかけとなるよい機会となりました。



6限終了後は再びバスに乗って次の目的地へ出発する予定でしたが、新店生がなかなか戻ってきませんでした。お互いに名残惜しんでいる様子で、今回の交流が非常に意義深いものとなったことが伺えます。


以下は今回運営を担当した職員の感想等です。
〇普段授業等で学んでいることを実践できる場となっていて、非常に楽しそうにしている生徒たちの姿を見て、担任としてとても嬉しかった。コミュニケーションがうまくいかず、悔しい気持ちになることも今後の学習への動機づけとして必要なことだと思った。
〇4年のブランクがありましたが、直接新店の先生方と顔を合わせることができ、「是非台湾に来てください。次はこちらがたくさんおもてなしをします。」と言っていただき、交流は続いていることを実感した。
〇台湾の生徒たちの英語を堂々と話す姿や、全体会等の司会の国分生が中国語を使う姿に生徒たちは刺激を受けているようだった。このような機会を大切にしたい。

引き続き、生徒の皆さんの興味関心・意欲を引き出し、主体的に学ぶための刺激となるような学習活動を行い、生徒の皆さんと協力しながら、真に充実した学校生活を送ることができる学校づくりに取り組んでまいります。

「国分高校生と乳幼児親子のふれあい交流」を実施しました

10月27日、11月1日・2日に本校セミナーハウスを会場に「令和5年度 国分高校生と乳幼児親子のふれあい交流」を実施しました。3年生の選択授業「家庭基礎研究」の授業の一環として、市川市子ども政策部 子育て支援課 中央こども館と連携した事業です。2008年から続いている事業で、参加してくださった乳幼児親子の皆様、運営サポートを引き受けてくださった地域の主任児童員の皆様の御協力により実現しています。
生徒達は自分で作った本を読み聞かせたり、実際に触れあったりしたことにより、親への感謝の気持ちや子どもへの接し方の楽しさ・難しさなど、多くのことを一人一人が学んでいます。
詳細はこちらのURLから市川市中央こども館に作成していただきましたリーフレットをご覧いただけます。 ⇒ R5ふれあい交流実施報告掲示用(国分) (002).pdf

社会人講話を実施しました(2年生)

11月20日(月)6限の総合的な探究の時間に、本校の卒業生8名の方にお越しいただき、2年生対象の「社会人講話」を行いました。教育・人材、ネット、IT、金融、広告、サービス、医療、障がい福祉など、様々な分野の皆さんで、生徒の自分の将来の職業に繋がる「進路希望の実現」に向けてお話しいただきました。
この「社会人講話」は、本校同窓会の協力を得て毎年実現しており、同窓会の皆様には大変感謝しています。

英語スピーチコンテスト県大会 結果報告

10月24日(火)に千葉県総合教育センターで行われました第74回千葉県高等学校生徒英語研究発表大会(英語スピーチコンテスト)に2年中山 恵利歌 さんが全学年スピーチ部門に市川・浦安地区代表として参加し、第3位入賞を果たしました。

聖徳大学 聖徳大学短期大学部 出張授業行いました

聖徳大学 聖徳大学短期大学部 通信教育部保育科長 小畑秀樹教授に96日(火)、7日(水)の2日間3年生の選択家庭基礎研究で特別授業を
していただきました。

10月下旬に行うふれあい交流にむけて、「子どもと音楽表現」について学びました。耳を澄まして、普段だと気付かない音に注目し、セミの鳴き声や足音など身近な音楽を感じることができました。

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次に写真を見て、写真からオノマトペ(自然界の音・声、物事の状態や動きなどを音(おん)で象徴的に表した語)を考えました。1つの写真からたくさんのオノマトペを見つけることができました。

現在、家庭基礎研究の授業では、ふれあい交流に向けて絵本を作成しています。今回のオノマトペも絵本をつくるヒントになったのではないでしょうか。

?最後に、「さんぽ」の曲を通して、子どもたちと楽しくふれあうためには、まず、保育者が笑顔で楽しそうにすることが大切だと学びました。子どもたちは字や音符が読めません。そこでどうやって曲を覚えるかと言うと、聞き覚えです。保育者は子どものお手本にならないといけません。そんな保育者がつまらなそうに歌っていては、子どもたちも楽しくありません。そこで保育者が笑顔で楽しく歌うことで、子どもたちのお手本になることを学びました。

これらの学びをふれあい交流や日々の生活に活かしていきたいです。


3年 ミルク教室行いました(家庭基礎研究)

日本乳牛業協会から中川様、井上様に6月29日(水)、71日(金)2日間来ていただき、ミルク教室を行いました。

?牛の実物大の大きさや牛乳工場での衛生管理、牛乳に含まれる栄養素など、普段飲んでいる牛乳について、教えていただきました。
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授業の最後に、牛乳にレモン果汁とガムシロップを加え、とろーりミルクレモンを作りました。

牛乳に含まれるカゼインの力によって、さらさらの牛乳にとろみが付き、さっぱりと飲みやすく、とてもおいしかったです。


和洋女子大学 出張授業を行いました

3年フードデザイン選択者を対象に 6月17日(金)に和洋女子大学健康栄養学科 准教授の多賀昌樹先生による「管理栄養士の仕事と食事指導
〜食べ物と病気について考えよう〜」の授業を実施しました。
管理栄養士や食品開発の仕事を希望している生徒が多く、食の歴史や大切さなど改めて認識し、健康に生活するためにはどのように食事をしたら
良いかなど、食に関する興味・関心をさらに強め、進路決定の再確認ができました。

市川市租税教室を行いました

市川市税理士の疋田先生に66日(月)、67日(火)2日間来ていただき、租税教室を行いました。

?日本の財政の現状や税の使い道、所得税や消費税の特徴や、軽減税率制度がなぜ存在するのかを考え、理解するすばらしい機会となりました。



委員会報告

委員会報告

令和4年度第2回 国際研究発表会に参加!

2月12日(日) 令和4年度2回 国際研究発表会(千葉大学)に参加しました。

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本校からは、松野美優さん(3年生)、八木桃子さん(3年生)、北川さくらさん(1年生)、

関根愛華さん(1年生)の4名が参加しました。須藤萌花さん(3年生)も発表用スライドを作成するなど協力してくれました。

各校が1年間取り組んできた活動を報告したのですが、本校は4月から取り組んできた「ウクライナ支援」について発表しました。4月からどのように活動に取り組んできたか、この活動を通して何を学んだのかをお話ししました。

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「戦争で最も被害を受けるのは弱者(子ども、高齢者、障害をもっている人など)であり、彼らは声をあげることができない。だからこそ、真っ先に支援しなければならい」

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「ニュースをみて、気になったことを周りの人に話そう。それが、大きな活動に広がることもある」

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私たちが世界の紛争について友だちや家族と話すことはめったにないかもしれません。でも、もしニュースをみて心を動かされる出来事があれば、友だちに話しかけてみて下さい。今回のウクライナ支援も、そんな日常の一コマから校内に広がりました。

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会場に集まったのは千葉県や東京、神奈川の高校生、ASEAN各国から集まった大学生・大学教員の方々です。私たちの発表に参加者から沢山のコメントや質問が寄せられました。発表は全て英語でおこなったため、思うように話せませんでしたが、ベストを尽くしました。私たちの質疑応答を「英語でサポートする」と申し出てくれたのはインドネシアにルーツをもち日本語を第1言語とする高校生でした。これからアメリカの大学へ行くのだと笑顔で話してくれました。戦火のセルビアからカナダへ渡り、現在はタイの大学で学んでいる女性も沢山のコメントをくれました。「ウクライナで今起きていることは東欧出身の自分にとって“人ごと”ではないのだ」と。物資やお金の支援はもちろん大切なこと。でも、一番欲しいのは「別の大陸で起こっていることに、みなさんが思いを寄せてくれること」なのだと。戦火に苦しむ地域の子ども達に手紙を届けるプロジェクトがあることを教えてくれました(SNSを通じて参加できます)。将来は日本の大学院で学び、セルビアに戻って教育制度の改革をしたいと語ってくれました。「世界は広い」ことを実感した一日でした。そして、「これからも世界の人々とつながる活動をしていきたい」との思いを新たにしました。
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千葉大学ESD研究会

8月2日(火)に千葉大学ESD研究会(生徒研修会)に参加してきました。本校からは3年生4人、1年生1人、引率教員1名が参加し、SDGsについて様々な取り組みをする県内の高等学校、特別支援学校の生徒さん達と交流しました。午前中は、各校の活動報告及び千葉大学の辻先生の講義を受講し、午後はグループ討論をしました。

本校の活動報告では、ボランティア団体『HIMAWARI』の生徒達が1学期に行ったウクライナ避難民への支援について話しました。(発表した内容を下記に掲載します)

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こんにちは、国分高校です。

国分高校にはユネスコ係というものがあり、主な国際交流はこの係のメンバーで行ってきました。

ですが、今回ここにいるメンバーのほとんどがユネスコ係には所属していません。今年度立ち上げた支援団体『HIMAWARI』のメンバーです。ロシアによるウクライナへの攻撃が始まってから、自分たちにも何かできないかと考えていた生徒達自身で、有志団体を作ることになり、結成しました。

基本的に、高校生が参加しやすい支援活動を目的とし、募金などの直接的に誰かのためになる活動ももちろんですが、自分の周囲の人に何が起きているかを知ってもらう、考えるきっかけとなるような活動を心がけています。私たちは4月の下旬から市川市国際交流協会に所属している本校OBの方や、ユネスコ担当の先生方と話し合いを重ね、本格的にウクライナ支援活動を開始しました。

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5月にはウクライナのインフラ復旧、人道支援、住宅再建を目的とした募金活動を国分高校で行いました。

各クラスのユネスコ係の呼びかけと松本さんが作成してくれたポスターでの呼びかけがあり、募金期間が二日間という短い時間でしたが、本校の生徒や先生方から約2万円の寄付金が集まりました。

寄付金は市川市国際交流協会を経由し、ウクライナ大使館へ送られました。

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多くの生徒が募金に参加してくれている様子を見て、国分高校の生徒が現在の状況に目を向け、少しでも何かの役に立ちたいと思っていることに気づくことが出来ましたし、今回一緒に参加している2名を含め、1年生3名がこの募金活動を機に、有志の活動に参加してくれたので、募金活動を行って良かったと思えました。

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また99日、10日に行われる文化祭にて募金活動と物資の販売を行い、売上金を寄付することを考えています。販売物資は私たち有志の生徒で話し合い、仕入れしやすい値段、実用性があるという理由から体育館にて発表する団体の応援グッズとしてペンライトに決定しました。また募金をしてくれた人には自作のステッカーを配布します。他にもポスターや、ウクライナについての記事を掲示し国分高校の生徒にウクライナについてもっと感心を持ってもらいたいと考えています。

コロナ禍の中で今まで私たちは例年通りの文化祭を行うことができませんでした。例年の文化祭を経験していないのでわからないことや不安も多くあります。しかし、私は前例がないからこそ自分たちで意見を出し合い新たな挑戦ができる事に喜びを感じています。この活動を通してウクライナについてもっと知ってもらうだけでなく、私たちの姿を見て自発的に行動する生徒が増えてくれると良いなと思っています。

国分高校からは以上です。

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研修会に参加した1年生の北川さんは、ESD研修会に参加した感想を次のように書いています。

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今回1年生として参加し、他校の発表を聞いたり、グループワークをしたりして本当に良い体験になりました。発表では、コンタクトレンズのケースを集めてリサイクルしたり、トイレにアートをしたり、古本回収などのボランティアを始め、チャリティーコンサート、小・中学校、企業への呼びかけ、海外との交流まで幅広く活動していて驚きました。自分では思い付かないようなことで本当にすごいと思いました。自分も文化祭に向けてもっとしっかりウクライナについて調べたいと刺激を受けました。辻先生のお話では、ニッパヤシついて聞きました。ニッパヤシはバイオ燃料になり、サトウキビよりも多いことなどの利点を知りました。また、ニッパヤシという名前も初めて聞いて、先生の話は実際に体験したからこそのリアルな話が聞けてためになりました。グループワークでは、他校の人とまじり、「共生社会」というテーマを班ごとに考えました。5班ともそれぞれまったく違った考えにたどりつき、いろいろな考えを知ることができ、すごく良い体験でした。他校の方々とも仲を深められてとても楽しかったです。今回のことを生かして、ボランティアにもっと力を入れて活動し、また、興味をもつ生徒が増えればいいなと思いました。

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生徒達は、今後もウクライナ支援や国内外の交流活動をやっていきたいと気持ちを新たにしたようです。2学期の文化祭でも、ウクライナの子供達に向けた募金活動を行う予定です。9月9日(金)、9月10日(土)に募金及び文化祭関連グッズ販売のブースを設けますので、ご来校される方々や生徒の皆さんはぜひ、お立ち寄りください。

<ウクライナ支援募金>
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9日(金)体育館入口

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月10日(土)生徒昇降口1


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ドイツ人留学2生との交流 6月23日(木)16:00〜

?1学期のことになりますが、市川市の姉妹都市であるドイツのローゼンハイム市からの留学3生が来校しました。本校の生徒も10名ほど交流会に参加し、生け花や茶道などを体験しました。部活動見学の後は、応接室に場所を移しおしゃべりに花が咲きました。ドイツと日本の大学、美味しい食べ物、観光名所、部活動の話などなど、話は尽きません。結局、気がつけば1時間半近く話していたことになります。(もちろん、英語です!)再会を願って玄関までお見送りしました。今後もできる限り、国際交流の機会を作っていきたいと考えています。