自分は
英語と物理と化学が得意科目だったので、悩む事なく理系選択しました。特に理系科目が得意で好きと感じない、要するに迷うのであれば、文系選択がお勧めです。
昔の卒業生です。どのような仕事につきたいかも重要で、現時点での得意科目や不得意科目にとらわれすぎる必要はないのでは?私ではありませんが、私のいたクラスでは医学部志望者が多く、1クラスから8名ほど国立大学医学部医学科に進学しました。しかし、高校時代に必ずしも理数系が得意な人ばかりではなく、(興味があっても)授業についていけなくなってしまっているひとも何人かいました。しかし、浪人してでもコツコツと努力して、結局は目標を達成していました。
具体的に考えるとわかりやすいかも知れません。例えば、法律、経済、会社経営、国際、歴史、文化、語学、芸術など人間の活動に興味があれば主に文系です。逆に、生命現象(人体の仕組みなど)の探求、薬の開発、医療、エンジニアリング(自動車など)、コンピュータシステムの開発、化学工学、建築などモノを対象にした研究に興味があれば主に理系です。私自身も高校時代進路に迷いました。
英語、
数学、社会は得意科目でしたが理科(受験では物理化学選択)特に物理が全くダメでしたので、どのような専門に進むべきか迷いました。そのため、進学振り分け制度のある大学に進学し、講義、ゼミ、先輩方の話を聞いて専門を決めました。結局は、受験時には興味がなかった生命科学系の学部に進学しました。自分にとってはそれが正解でした。現在はヒトの細胞の生存に必須な反応を分子レベルで解析しています。基礎研究ですが病気の原因の解明や創薬に役立ちます。現在、ヒトの体のなかで起こっている様々な現象が化学反応として理解できるようになりつつあります。しかし、まだ、多くの重要な問題が残されています。このようなことを解明していくことは興味深いことですし、人々の健康の維持にも役立ちます。もし、生物学が嫌いでなければ、おすすめです。
迷うなら理系にしておいて、
日本に於ては
経済学部や商学部も
文系に入れられているので、
数学を使う理系高校生の受験や合格も結構、多い。
とは言え、
ごく稀に
「自分は
数学マニアだけど
理科が嫌」という人もいる。
よって、一概には言えない。
理科好きなら理系は、
船高では 実験・考察・プレゼンに力を注ぐ選択肢も 豊富に用意されているから、
向くかも知れない。
もし文系進路と決まっているなら文系も。
ちなみに理系から芸術、という荒業をやってのける人もたまにいる。
船高理数科→現
役旧帝大 文学部卒→1部
上場企業就職→東大医学部、という先輩も。
実にさまざま。