船橋旭高校(千葉県)の公式サイト内のページのキャッシュを表示しています。

このコンテンツは、受験生と保護者の皆様の利便をはかるため取得されました。
取得日:2024年03月22日[更新]

最新コンテンツは、下記の公式サイトURLにて、ご確認ください。
志望校の選定など重要な判断の際には、必ず最新の情報をご確認ください。
https://www.chiba-c.ed.jp/funanishi/kyomu/tanni/tannisei.html

検索ワード:行事[  1  ]
[検索結果に戻る]
 
単位制について

船橋西高校は、全員が確かな基礎学力を身につけ、一人一人の興味・関心や進路希望に合わせた多様な科目選択ができるように、平成20年度から「単位制」を採用しています。

<単位制とは>

単位制とは、本来、合計で規定の単位(*注1)数以上の科目を学んで基準以上の成績を収めれば卒業できる制度のことです。自分の興味・関心や進路希望に合わせて学ぶ科目を選択する自由度が高い利点があります。
(*注1)「単位」とは、学校における学習量をはかるものさしで、具体的には「1単位=50分の授業を週1回、1年間受けたときの学習量」です。週に4回授業のある科目であれば、その科目は学習量4単位ということになります。

<西高の単位制の特徴>

しかし、科目選択を完全に自由にすると、好き嫌いだけにとらわれて必要な基礎科目を学ばなかったり、踏まえるべき学習の筋道が失われたりして、かえって学習者のためにならないことがあります。 そこで、本校では、最大の学習効果があがるように各年次で学ぶべき科目をある程度定め、その中に選択科目を配置するようにしました。
具体的には、1年次(*注2)では高校で必ず学んでおくべき基礎科目を全員共通で学ぶようにし、2年・3年と年次があがるにつれて個人の選択の幅が広がるようなカリキュラムになっています。特に3年次では、選択科目として、大学等の上級学校への進学を視野に入れた科目や、それぞれの学問分野についてより深く探求するための選択科目が数多く設定されています(*注3)。
また、週2回は7限授業を設定し、充分な授業時間を確保しています。
(*注2)今までの学年制における「学年」に相当するものを、単位制では「年次」と呼びます。
(*注3)卒業に必要な単位数を取得するには、最低3年間の在籍が必要です。

単位制教育課程

<各年次で履修する科目を自由に選べるか?>

上で述べたように、本校では各年次で履修(*注5)できる科目は選択科目も含めて定められており、どの年次でどの科目を履修しても良いわけではありません。各年次で履修する科目を自由に選べるわけではないのです。 従って、ある年次で必要な科目が履修・修得(*注6)できなかった場合や、取得した単位数の合計が卒業に必要な単位数に満たない場合は、翌年度に前の年次の科目を全て再履修したり、4年次以降に必要な科目を履修したりすることが必要になることがあります。いずれの場合でも、卒業までに4年以上かかることになります。このようなことにならないように、しっかりと学習に取り組むことが必要です。
(*注5)「履修」:ある科目を学ぶことを届け出て、その科目の授業に出席すること。年間で規定数以上の授業に出席すると、その科目の「履修」が正式に認定されます。
(*注6)ある科目の「履修」が認定され、かつ、その科目で規定以上の成績を収めている場合、その科目の「修得」が認定されます。「修得」が認定されてはじめて、その科目の単位を取得したことになります。

<ホームルーム制>

単位制の高校では、時としてホームルーム(いわゆる学級)の役割が軽視されることがあります。しかし、本校では、ホームルーム活動を教育の重要な一部ととらえて、学校生活における基本集団としています。ホームルームを基盤として、委員会活動・生徒会活動・清掃などが行われ、文化祭・球技大会・修学旅行などのさまざまな学校行事1も生まれてくるのです。

<始業時刻・終業時刻・空き時間>

本校は単位制ですが、登下校の時刻が自由なわけではありません。始業時刻と終業時刻は全員共通で定められています。通常は一日6限、週2回は7限の授業があります。また、各自の時間割上で空き時間(授業に出ない時間)を設定することはできません。

<2学期制>

今までの高等学校では3学期制が普通でしたが、本校では単位制の導入に伴い、前期(4月〜9月)・後期
(10月〜3月)の2学期制を導入しました。これにより、落ち着いて授業ができる期間が長くとれ、授業時数も多く確保できるようになりました。


こちらもご覧下さい:県教育委員会ニュースVOL47 平成20年9月号(こちらから(4ページ目です)