学校長挨拶
認め合い、鍛え合い、学び合う学校
ようこそ、千葉県立松戸秋山高校ホームページへ
私はこの度の人事異動で、4月1日本校に着任いたしました。校門横の満開の桜と、うららかな春の陽に迎えられ、何名かの部活動の生徒1が気持ちの良い挨拶をしてくれて、良いスタートを切ることが出来ました。
着任して3週間が過ぎます。多くの生徒2と言葉を交わすことが出来、近隣の皆様にもご挨拶申し上げることが出来ました。温かい励ましの言葉も頂戴いたしました。
先週からは、生徒3指導部を中心に学年職員による校門での登校指導が始まりました。朝のチャイムの音に走り込んでくる生徒4、元気な顔も、眠そうな顔も様々です。化粧をしている生徒5も、無理して反抗的な目つきをする生徒6も若干おります。その中に、素直で真面目な学生らしい生徒7が登校してきます。どの生徒8も私たちにとって大切な生徒9です。そして、出来ればどの生徒10も自分に自信をもって、もっと自然な自分を出して素直に生きていけると良いと感じています。
また、校歌をしっかり歌える生徒に育って欲しいと考えています。そのためにはまず私たち教職員が、この学校に愛着を持ち、生徒一人一人の課題に寄り添う覚悟と生徒への愛情を持つこと、それがしっかり出来たとき、今以上に良い学校になり、自然と歌声も響く学校になると確信しています。
松戸秋山の校歌を歌えるのもあと数1回になってしまいました。想いの全てを込めて心から歌い、新しい学校に繋げていかなければなりません。
統合を前に解決しなければならない生徒の課題、学校の課題は多くあります。けれども、ここには夢の実現のために真面目に努力する生徒がいます。生徒に情熱を傾けて誠実に教育活動を行う教職員がいます。
私たちは約束します。子どもたちに基礎・基本の確かな学力を定着させ、進路実現のために努力できる粘り強さと、人間としての温かさを身につけるよう誠実に支援することを。
保護者の皆様には、思春期の難しい時期とは思いますが、社会に通じる常識、マナーやモラルを粘り強くご指導くださるようお願いします。親にしか出来ない厳しい躾と深い愛情をお願いいたします。
地域の皆様には、引き続き本校へのご理解とご支援、そして厳しい評価をいただきますようお願いいたします。いつでも学校にお越しいただき、授業をご覧いただき、ご意見・ご要望をくださるよう心からお願いいたします。
生徒と共に教職員、保護者、学校も変わらなくてはなりません。
認め合い、鍛え合い、学び合う学校でありたいと考えています。皆様のご協力を切にお願いいたします。
千葉県立松戸秋山高等学校長 佐久間 敦子