前期は落ちて、後期の問題で421点しか取れなかったという事からして、申し訳ありませんがついていくのが精一杯というレベルだと思います。今の時期は皆受験が終わって一息ついている時で余り真剣に勉強している人がいない中、そのクラス順位という事は、周りが本気を出し始めたらあっという間に最下位になる可能性もあります。
東北大は国立の中でも上位に位置し、しかも薬学ともなると相当レベルが高いです。高校入学時点での実力を考えると、残念ながら高望みとしか云えません。
とはいえ今から絶対に無理とは云えないです。何故なら質問文から、質問者さんがとても真面目で努力家で謙虚な姿勢を持っている事が窺えるからです。地頭が良くても人柄に難があり、尊大で努力をしない人は落ちていきます。が、質問者さんはその対極にいるような人柄だとかんじます。ご両親への感謝など、この年齢でなかなか言えるものではありません。
質問項目1~4まで、具体的な数値での回答はできなくて申し訳ありませんが、勉強時間や方法は人それぞれ。東北大薬学部なら学年上位でいないと難しい事。予備校は私の時代はほとんどが1年生から通っていた事。書ける事はそのくらいですが。
でもすぐには諦めないで欲しいです。あなたのようにしっかりした考え方ができる人ならば、このまま努力を惜しまず勉強し続ける事ができるはず。お金をかけなくたって勉強はできます。塾に行っても夢も勉強する気力もなければ向上はしません。あなたには立派な夢と目標がある。3年後どうなってるかは自分次第と、気持ちを強く持って頑張って下さい。応援しています。
『ギリギリ合格→勉強ついていけない』という陳腐な思い込みを先ず捨てましょう。
あなたの無用な思い込みがあなた自身の成長を阻害する可能性があります。
(ギリの合格だから授業分からなくても仕方ないと思ってませんか?)
東葛飾に来る人なら義務教育レベルは寝てても理解できたと思いますが、高校からは授業の難度が上がり、内容が高度になります。そしてここからが本当の学問です。起きていても理解できない事が沢山出てきます。
(高校=高等学校の略ですよね、高等な事象を学ぶ場なのです。)
先ず予習に時間をかけて下さい。
全教科均等に時間を割り振る必要はありません。
英語長文読解、古文漢文、
数学あたりに時間を傾斜配分して、現代
国語、理社系科目は教科書読むくらいで充分だと思います。
自ら知識を追い求めないと東葛飾で勉強ついていくのはしんどいと思います。
志望校ですが、高一の今の段階で高望みもくそもありません、東北大の薬学部目指して頑張って下さい。
(兄弟が多くて塾、予備校にすぐ通えないと言いつつ、自宅外通学が前提になる東北大を志望する事には違和感を感じますが…親御さんの御実家が仙台市内にあるのかな?)
学力的には、さほどの難関とは思いません(点数は必要ですが、ひねった問題が出ないという意味です、念の為)センターで8割、二次は基本問題を抑えとけばほぼ受かります。
東葛飾の進学実績から推し量るに、学年上位2割くらいのところにいれば、受かるのではないでしょうか。
到達点が分かっていて、今の力が分かっているわけですから、後はそのギャップを定められた制限時間内に埋める作業をすればいいだけです。
最新の赤本は夏休みまで出ない筈ですが、赤本で敵の力量を探るのもいいかもしれませんね。
全く(怒!)うちの子狸にあなたの爪の垢を煎じて飲ませてやりたいものです。
上の方々と重複しないことを書きます。
まず、他人の勉強時間や校内順位は、あまり気にしないでよいでしょう。
能力は人それぞれで、部活の状況次第で勉強時間もそれぞれでしょうから。
東北大薬学部という明確な目標がすでに定まっているので、それに向けて作戦を立てましょう。
学校の授業は、はっきり言って大学受験には対応していません。
しかし、一日の大半を学校で過ごす以上、これは大いに活用しましょう。
社会科はセンター試験で1科目のみですが、これをどうするか。
地歴受験なら学習量が少なくて済む地理、もし地理が好きでないなら、公民の「倫理・政経」を選択(東北大薬学部は、現代社会を選択できない)。
公民の授業は3年生なので、「倫理・政経」を選ぶなら、2年生の地歴の選択は好きなものを選ぶ。地理受験ならもちろん地理を選択。
「学校の授業についていく」だけではなく、授業の進度に合わせてセンターの
過去問を解くなど、対策を進めましょう。
理科は、2次試験が物理と化学の2科目なので、センターでも同じものを選択すべきでしょう。
すると、1年生ではこれらは学習しないので、2年生になってから学習を開始すれば十分です。
もちろん、予習・復習は十分に。
本当は1年生の頃から先取り学習をしておいた方が良いのですが、そんな余裕もないでしょうから、とりあえずはこのような作戦で。
国語はセンターだけですが、古文・漢文など早めにやっておくと3年生になってあせらずに済むでしょう。
レベル感を知りたいなら、センターの
過去問を解いてみるとよいかと。
現代文でも、大学受験レベルだとそれなりに難しい文章が出るので、漢字力・語彙力・社会常識などに不足がないか、チェックできます。
さて、高校の勉強でなんといっても重要なのが
英語・
数学です。
この2教科は得意科目にできるように。
ではどうするか。
英語は、何ができないのでしょう?
試験結果は点数の良し悪しだけでなく、内容を分析しましょう。
単語力が低いのか、文法・イディオムの知識が不足なのか、リーディングのスピードが遅く読解力が低いのか。
「ここが分かっていればあと何点とれる。そのためにはこういう勉強をしよう。」という具合に自己分析して実力をつけましょう。
Forestを持っていると思いますが、やっていますか?
単語帳などで語彙力も増やしましょう。
やり方が分からなければ、
英語だけ塾・予備校に行くのも吉。
あと
数学。
高校の教科の中で、実力をつけるのに最も時間のかかるのが
数学です。
勉強時間の半分は
数学にあてるくらいのつもりで。
まずは、ひたすら問題の反復をする。
問題を見た瞬間に解法が頭に思い浮かぶくらいにやりこみましょう。
数学は積み重ねの教科なので、途中で挫折するとその先が分からなくなり、一瞬で置いて行かれます。
分からない問題は、先生に訊きに行きましょう。
学校を大いに活用すべし。
理系に進むなら、特に
数学はしっかりと。
大学でも
数学の授業がありますから。
個人的な所感では、高1の
数学は算数の延長、高2の
数学は
数学を勉強するための準備、高3の
数学でようやく本当の
数学に入口に立ちます。
文系受験者は高2までの
数学しかやらないので、「
数学なんて勉強して何か意味あるの?」という疑問を抱きながらこの教科の学習を終えます。
しかし、大学でやる
数学では、高校までの
数学の内容を基礎として、実際の生産現場や研究開発で活用されている
数学を学びます。
高校レベルでつまづいていては、その先が苦労します(もっとも、薬学部の事情は知らないのですが)。
ともあれ、高1の段階で目標が明確なのは大変良いことだと思います。
がんばって下さい。