東葛リベラルアーツ「会議の作法」が5月18日(土)に本校コンピュータ室で行われました。講師は元東葛飾高校教諭で、現在は教育共創研究所上席研究員の福島毅先生です。
この講座は今まで常識的に行ってきた各種の会議(生徒会、クラス討議、部活1ミーティングなど)を見直し、もっと参加者が楽しく積極的に関われる会議を目指した会議の手法を学ぶ講座です。以下は講座の進行次第です。
1.まずはチェックイン。
となりの人と自己紹介。なぜこの講座に惹かれて来たかを互いに聴きあう。
で、そのあと、私が会場に入って、何人かにインタビュー。
2.今日の講座のルール説明。話し合いをするときに守ってほしいこと。
私が手をあげるのをみたら手を挙げ、おしゃべりを終了。
言いたいことは遠慮なく。本音を言おう。
言いたくないことはいわなくてOK. 無理に相手から聞き出さない。
個人情報に関する守秘義務。
お互いを尊重しよう。
3.「高校生のみんなが経験する、ダメな会議ってどんな会議?」という問い
近くの4人組で話し合い、A4の紙にまとめる。だいたい5分。
いろいろ出てきたところで、会場にマイクを回し、各グループで2つずつ順番に発表。
前のグループが出なかったことを次々と発表しました。悪い会議の例がたくさんだされました。さすが東葛生。最後のグループまで詰まらずに意見表明。
4.「じゃあ、良い会議って何?」というタイトルで20分ほどレクチャー。
良い会議のエッセンスが書いてあるプリント(A4両面)を配って、解説。
5.良い会議のデモンストレーション。
1組のグループを前に出し、福島先生がファシリテーターとして「部活2動の活性化」というテーマで良い会議を演出した模擬会議のデモンストレーションをしました。
6.デモを真似て、良い会議を目指して、6グループがそれぞれ6つの移動式ホワイトボードを前にして15分間の立会議をしました。(写真)
7.模擬会議をやってみての3分間の振り返り。
意見表明は 「Good & Better」で。 日本人はよく、〇〇はよかった でも〜・・・と 続けてしまう。 それだと結局は否定で終わる。 なので、そこに注意し、
「〇〇はよかった。 さらにいうと、ここをこうするともっと良くなると思います。」
8.振り返りを元に、役割をチェンジして、再度、模擬会議。そして会議後の振り返り(2分)
9.全体での質疑応答
10.アンケート記入
まさにこれから行事をしていく中で、実践的な講座で生徒の満足度も高かったようです。