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取得日:2024年03月21日[更新]

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海外帰国生特設ページ1「本校の教育の特徴と、海外帰国生への教育」|海外帰国生特設ページ|入試情報説明会|共立女子中学高等学校

海外帰国生特設ページ1
「本校の教育の特徴と、海外帰国生への教育」

共立らしさ=「多様性」と「柔軟性」

まだ日本人が海外に行くことすら珍しかった1969年(昭和44年)に、本校の夏季海外研修は始まりました。行き先は何度か変更していますが、現在はカナダとニュージーランドの2コースで、実施しています。ホームステイと語学研修を柱とするこの海外研修は、今や50年以上続く伝統的な行事となり、参加生徒1は延べ約1500名に及んでいます。
この間、日本の経済発展とともに、企業の海外進出が進行し、いわゆる帰国子女が増えてきました。本校では、2003年度(平成15年)入試より帰国生の募集を開始し、すでに15年が経っています。

本校は一学年320名の中に、いろいろなタイプの生徒2がいる、様々な体験をしてきた生徒3がいる学校です。この特長を活かして、できる限り多くの出会いと経験を生徒4にしてもらうため、高校3年生を除いて毎年クラス替えをします。多様性と柔軟性が、大きな特長となっており、世界各国で生活してきた帰国生も、違和感なく過ごしています。
昨今は、グローバル化=英語という単純な図式で語られがちですが、本校ではそのようには考えていません。たとえば、高校ではフランス語と中国語の選択科目が古くから置かれ、中学生も受講できる「中国語会話講座」を放課後の課外講座として設けています。また、外国人の教員と放課後に気軽に英会話や文化交流を楽しめる教室がありますが、その教室をイングリッシュルームではなくランゲージスクエアと呼んでいます。
「英会話さえできればいい」「気の合う仲間だけでいい」という考え方ではなく、他者との違いを理解し、その他者を受け入れることを通して、「グローバルマインド」「グローバルスピリット」の一層の涵養を図り、世界に通用する女性になってもらいたいというのが本校の願いです。

「日本文化の理解」を前提とした「グローバルマインド」

本校では、日本文化を理解し、そのアイデンティティを意識する中で、国境を越えた「関わる力」を身につけることを重視しています。中学の3年間において、正規の授業として小笠原流の「礼法」を取り入れており、部活動では能楽部や2流派の茶道部(遠州流・不白流)、さらに課外活動として4流派の華道講座(池坊・草月流・小原流・古流)が設けられるなど、「日本の文化や伝統」「日本の心」を学ぶ機会が多くあります。

自分が住む国のことを知らなくて、国際人とは言えません。本校が大切にしている幅の広い教養を土台に、日本と世界への興味・関心を抱いていく中で、国際的な素養が身につくようなグローバル教育を目指しています。

海外帰国生への教育サポート体制について

帰国生が海外で身につけた知識や技能をさらに伸ばしたいと思います。たとえば中1の英会話の授業は、2017年度(平成29年)から一定の基準を設けた中で、本人が希望すれば、一般生徒5とは違ういわゆる「取り出し」授業を行っています。また、現在中1・中2の通常の英語の授業は少人2制で行っていますが(2つのHRをブロックにして、これを3クラスに分割)、2018年度(平成30年)からは1年次の途中より、少人3制にさらに習熟度を加味し、個々の学力の状況に見合った授業を展開させています。
また一般入試入学者との学力差を心配される方もいらっしゃると思います。本校では、英語・4学・国語を中心に遅れている科目がある場合は、火曜日が補習・補講の日となっており、指導を受けることになります。また、希望があれば卒業生のチューターに指導してもらうこともできます。