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取得日:2024年03月20日[更新]

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学校からのメッセージ | 東京都立新宿高等学校 | 東京都立学校

学校からのメッセージ

学校の写真

校長あいさつ

22代校長 薮田憲正

本校は、大正10年(1921年)に東京府立第六中学校として開校しました。今年度100周年記念行事が予定されています。
創立以来、本校は「全員指導者たれ」という校是のもと、大正、昭和、平成、令和と四つの時代を歩んできました。
この間、古くは関東大震災や第二次世界大戦、新しくは東日本大震災や昨年来の新型コロナウイルスの感染拡大など、その時代、その時代の多くの苦難を乗り越え、日本や世界の指導者たるにふさわしい人材を送り出してきました。
校是である「全員指導者たれ」を実現するために、本校の教育の柱は「自主・自律・人間尊重」としています。リーダーとして周りの人々とともに困難に果敢に立ち向かう努力ができる自主性と、常に自分がリーダーとしてふさわしい知識や行動力があるかを振り返り律することができる自律、そして周りの全ての人々の人格を重んじ、その人たちが最大限の力を発揮できるよう導いていける人間尊重の精神、これらを本校での学校生活の中で磨けるよう教育活動を行っています。
創立以来の「大家族主義」
本校は、創立されてから、「大家族主義」の理念のもと在校生、教職員、保護者、卒業生がまるで「大家族」のように、教育活動を一体となって実施しています。
その理念を具現化したものの一つに「進路は補欠なき団体戦」という言葉に基づく進学指導があります。進路実現に向け、「在校生、教職員、保護者、卒業生」が一丸となって、キャリア教育や進路指導に関する行事等に取り組んでいます。
「進学指導特別推進校」としての取組
本校は、東京都教育委員会から「進学指導特別推進校」として指定されています。また、「進学重視型単位制高校」という特色もあり、教員も一般の高校よりも多く配置されており、熱い情熱をもった教員により、手厚い習熟度別授業や特色ある科目の設置により生徒1の希望進路実現に資するよう取り組んでいます。
また、進路指導・学習指導・生活指導を一体的に行う、「新宿システム」により、「進学するだけの学校から真のリーダーは生まれない」として、学校生活全てをとおして生徒2を鍛え育てることを重視して取り組んでいます。

100年の歴史に根差す、時代のリーダーを育成する本校の教育活動にどうぞご期待ください。

教科からのメッセージ

国語

「国語」という教科での学びは、主に「ことば」を対象としています。よって「国語」において求められるのは、現代文であれ古典であれ、「ことば」で表された種々の作品を読解していくための力になります。では、「作品を読解する」とは一体どうすることなのでしょうか。「ことば」を文字のままで読み進めていても、それでは読解したことにはなりません。「ことば」が生み出している世界を、実感を伴った映像としてイメージしていくことが大切です。「ことば」は私たちの周りにあふれています。日常の中で、意識して「ことば」と付き合ってみましょう。新宿高校では、「ことば」によって作られた古今の作品の読解を通して、様々な世界、様々な考え、様々な人たちと向き合い、自分の「ことば」やあり方を見つめ直す、そのような学びの積み重ねによって力を伸ばしていきます。

地理歴史・公民

高校では中学校でいう「社会科」は「地理歴史科」「公民科」といいます。新宿高校では両科目は互いを補完しあう関係です。新宿高校地歴・公民科では3年間で多くの科目(歴史総合、日本史探究、世界史探究、地理総合、公共、政治経済、倫理など)を学びます。それは、様々な科目を学ぶことで、複雑な社会を多面的・多角的にとらえる力や他者の考えを尊重する姿勢を持つ「公民」として資質・能力を育てることを目的としているからです。そのため、地歴・公民科では、知識を丸暗記するだけではなく、歴史・地理・社会事象に対する自分なりの考えを持つこと、様々な資料を分析しまとめること、課題を追究すること、他者の意見を傾聴することなどあらゆることを積極的に取り組む姿勢のある生徒3を歓迎します。また、日頃から新聞やニュースで社会に興味を持つことも、この教科を学ぶ第一歩と言えるでしょう。自らを高めつつ、よりよい社会を築くために、ともに考え、学べることを地歴・公民科教員全員が楽しみにしています。

1

2学科では、皆さんの希望する進路の実現のために必要な力を身に付けられるような授業を目指しています。難関大学への進学も増えてきました。もちろん学習する内容も多く難しくなります。ここで、中学生の間に身に付けて欲しいと思うことを3つ書きます。まず、今後勉強を深めていくのに必ず必要となる計算力を付けましょう。因3分解、無理式の計算、2次方程式の解の公式などを十分練習し、正確に道具として使えるようにしてください。第二に、4学の勉強の過程で大事なのは、同じタイプのことがらを同じものと扱うことです。似ていて同じ解法が使える問題を自分の頭の中の引き出しに整理していく。難しいことですが練習してみる価値はあります。最後に5に興味を持ってください。√2や√441 はいくつぐらいの6ですか。単に計算として処理するだけでなく、おおよその値を把握することはとても大切です。全てを暗記ではなく、必要な事は覚え、基礎計算の練習は十分に行い、そしてできる限り同じ類型を整理しておく、というスタイルでぜひ頑張っていってください。

理科

本校理科のセールスポイントは3点あります。

  • 都立高校では珍しい少人7制習熟度別授業 本校では1年次に化学基礎を学びます。中学校理科から飛躍的に難化する理科の学習に適応しやすくするために、本校では少人8の習熟度別授業を実施しています。これにより、化学実験も少人9で実施が可能となり、探究的な活動も実践しやすい環境となっています。
  • 標準単位10よりも多い授業 本校では1・2年次で理科の基礎科目を全て学びますが、一般的な授業数よりも多く設定することで、より深く、より広い学習を可能としています。これにより、3年次になって上位科目の学習に余裕が生まれ、難関大学の入試にも対応できるように配慮してあります。
  • ハイレベルな課外活動 本校では化学部・生物部、そして理数研究校として朝陽塾という3つの科学系団体を有しています。SSH(スーパーサイエンスハイスクール)や進学指導重点校等で指導実績のあるハイレベルな教員や東京大学等の教授の支援を受けて、近年では東京工業大学のバイオコンクール入賞や日本学生科学賞東京都予選優秀賞、科学の甲子園東京都大会実技部門優勝などを果たしています。

勉強も部活動も課外活動も・・・様々なことに挑戦してみたい生徒4を本校の理科は応援しています。

外国語

新宿高校外国語科では、各学年「英語コミュニケーション」と「論理・表現」が必履修科目になっています。
「英語コミュニーケーション」では、あらゆるジャンルの英文を読みながら、背景知識を深め、語彙力をつけ、正確に早く読むトレーニングをします。ALTやJETの先生が定期的に加わり、授業の中で英語でやりとりすることで、リスニングやスピーキングのスキルを伸ばしていきます。また、自分で興味あるテーマを探し、それについて英語で発表する場面などもあります。
「論理・表現」 では、自分の意見や考えを相手に正確に伝えるため、適切な語彙を用いて文法的に正しい英文を作ることから始め、論理的に一貫性のある主張を展開できるように練習します。1・3年次は習熟度別クラスで学びます。どちらの授業でも、学年が上がるにつれて扱う英文は高度なものになります。授業以外に、個別指導や長期休業中の講習も充実していて、共通テストや難関大学の入試問題に十分対応できる英語力を身につけることができます。
この他に、1・2年共通の自由選択科目として、ドイツ語、フランス語、ハングル、中国語、英会話の授業が用意されていて、言語的知識に加えて、それぞれの言語圏の文化や社会について学びます。体験的なプログラムもあり、講師の先生たちと学ぶ週1回2時間の授業はあっという間です。 中学生の皆さん、高校の授業は予習・復習に忙しく決して楽ではありませんが、本校で学び、確かな語学力を身につけ、国際的な視野を広げていきませんか。