学校見学を数校行くと分かると思いますが、先生方の対応というのも一つの目安になります。
ある都立高校では「教師が良いというより、生徒が優秀です。文武両道できる生徒の集まりで、本当にすごいと思います。」と言われ、優秀な生徒の例を語ってくれましたが、教師としてどういう工夫をしている学校なのか分からなかったので、行く気になれませんでした。優秀な生徒さんはどこへ行っても自分で頑張れるところがあります。我が子はまだ将来にはっきりとした目標があるわけではないので、優秀な生徒さんの話をされると萎縮してしまい、「やって行けそうにない」というタイプですので。
またある私立高校では、
英語科の先生が受験対策を話してくださいましたが、有理化の問題が例にあげられており、その問題を「こんな難しい問題が出ます。私は分からず、
数学科の先生に解き方を尋ねましたが、未だに分かりません。受験生の皆さん、頑張ってください。」と言っており、いくら
英語科の教師といえども、一般教養がないと感じ、親としては行かせる気になれませんでした。
我が家は、コロナ禍でオンライン授業にも対応できる高校として、私立高校を選択することにしました。日比谷以外の都立高校はオンライン化が遅れていたため、必然的に私立高校を選び、たくさん学校見学に行きました。先輩方とのお話で朋優に対する憧れが生まれ、先生方のオンライン説明会の動画も大変分かりやすく、施設も綺麗なこと(女子はトイレ重視)、最後までオンライン説明会で色々な質問に誠心誠意応えてくださった先生のご対応で「やはり朋優に行きたい!」と決め専願にしました。そういった高校がもう一校あり、最後まで悩みましたが、通学の面で乗り物酔いしない距離を選ぶことにしました。
コロナ禍でなければ、都立高校を選んでいたかもしれませんが、私立高校の中で、先生方がどれだけ真摯に対応してくださるかが決め手となりました。またスケジュール付きの生徒手帳というのにも魅力を感じました。見える勉強量が好きな我が子には、やる気スイッチが入る大きなカギだと思いました。