探究プログラムResearch Program

数多くの問いを創出し
自分なりの答えを見出す

佼成学園では、これからの社会の変化に対応するため、「探究的な学び」を推進しています。課題や困難を発見し、それを解決したり、新しい価値をつくる力を養い、発揮していくことで、将来社会の第一線で活躍するための資質・能力を総合的に身につけていきます。

探究活動の流れ

01-one-

課題の設定

体験活動などを通して、課題を設定し課題意識をもつ

02-two-

情報収集

必要な情報を取り出したり収集したりする

03-three-

整理・分析

収集した情報を、整理したり分析したりして思考する

04-four-

まとめ・表現

気付きや発見、自分の考えなどをまとめ、判断し、表現する

探究のテーマ

理系・文系分野双方の探究的手法を段階的に学ぶ
高校ではより専門的な課題研究を深め、自分の将来へとつなげていく

中1
自然科学系のテーマ
中2
人文・社会科学系のテーマ
中3
フリーテーマ

論文作成
高1
フリーテーマ
(キャリアとの関連付け)
高2
フリーテーマ

論文作成
高3
探究を継続する生徒向けの
選択授業を開講

探究活動
〜中学1年生の場合〜

7月

自然教室と里山フィールドワーク

「長野の自然」と「東京の自然」を体験

問いをつくる
見てきたこと、興味をもったことから自分の問いをつくる

探究活動例1

9月

文化祭での中間報告

自分の問いと今後の活動の進め方についてポスター発表

問いを深める
実験やデータの分析を通し、問いの解決に迫る

探究活動例1

最終報告会へ向けた準備
最終報告会へ向け、活動から得られた結果をまとめる

探究活動例1

1月

最終報告会

問いに対する自分なりの答えをプレゼンテーション

問いを深める
実験やデータの分析を通し、問いの解決に迫る

探究活動例1

これからの社会を生きるための資質・能力を身につける

これからの時代はSociety5.0いわゆるポスト情報化社会と言われ、 AIやIoTなどを活用しながら新たな価値を生み出したり、課題や困難を解決したりする力が求められます。この力を養い、発揮していく活動が『探究』です。 探究活動では、【課題の設定】【情報の収集】【整理・分析】【まとめ・表現】の4つの過程を何度も繰り返しながら、解決の道筋が明確でなかったり、唯一の正解が存在しなかったりする課題に対して、最適解や納得解を見出し表現します。

本校では、校外授業や自然教室、歴史教室などの行事1と関連させながら、「総合的な学習の時間」の中で、中1では自然科学系、中2では人文・社会科学系のテーマを設定し、理系・文系分野の探究的手法を段階的に学びます。その仕上げとして、中3では自分の興味関心や社会課題解決意識を満たす個人テーマを設定し、研究を進め論文にまとめます。さらに、高校では課題研究内容をより専門的に深め、積み重ねたキャリアを自身の将来に結びつけていきます。この探究活動を通じて、大学入試改革における「総合型選抜入試」への対応はもちろんのこと、劇的に変動していく社会の第一線で活躍するための資質・能力を総合的に身につけていくのです。

探究学習推進委員長 上野 裕之先生

探究学習推進委員長
上野 裕之先生