お知らせ
お知らせ
学校法人順天学園の法人合併（基本合意書締結）のお知らせ
今般、創立190周年を迎える本学園は、順天中学校・高等学校を設置する学校法人順天学園と、北里大学・大学院等を設置する学校法人北里研究所との法人合併を目指した協議を開始することについて、11月27日に基本合意書を締結しました。
両法人は2026年4月1日（令和8年度）に合併することを目指しており、合併後、「順天中学校・高等学校は学校法人北里研究所が設置する学校となる」こととしております。?
本合併は、両法人の建学の精神と法人理念における親和性が高いことから、両法人が設置する中学・高校・大学・大学院等を通じた教育連携や一貫教育の下で、特色あるより優れた教育活動を展開できることを期待し、優れた人材を育成・輩出することを目指しております。
＊写真左：学校法人北里研究所・小林弘祐理事長 / 写真右：学校法人順天学園・渡辺孝藏理事長
法人合併後も、校名「順天」の2文字が継承されることや、中学高校の所在地をはじめ、教職員も継承されることとなっており、国立大学や海外大学、文系・国際系などの私立他大学への進学指導も継承されます。また、令和8年度より、附属としての高校から大学への内部進学が開始される見込みです。その間に最終的な合併締結を経て、内部推薦の条件なども決定していくこととしております。
おりしも、学校法人北里研究所は創立110周年を迎えますが、設置する北里大学は病院や牧場なども併設する、医療・生命科学系の私立総合大学です。創立者である北里柴三郎博士は、国立の東京医学校(現東京大学医学部)に学び、ドイツのベルリン大学に留学1して世界で初めて破傷風菌を培養し、さらに血清療法を開発しました。また、私立の慶應義塾大学医学科の創設（初代医学科長）などにも貢献しています。
その研究と教育、そして社会に貢献する実学の精神は、190年前に福田理軒先生が「順天求合」の精神で創立された本学園の歩みに重なるものです。学校法人合併後においても、「英知をもって国際社会で活躍できる人間を育成する」教育をさらに発展させる中学校・高等学校となることを期しております。次世代の人材育成に向けたこの度の学校法人合併（基本合意締結）に、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
