英作文を書かないのはもったいない。
どの教科も、開始の合図とともにまず試験の問題構成を確認するために一度最後までページをめくってください。
そのときに、上の方のように、作文のテーマを見ておきます。
他の問題を解きつつどのような内容を書くのか漠然と考え、作文のための時間を残しておきます。
「ネタが考えつかない」のは、普段からいろいろな話題に触れていないからでしょう。
中・高校生が関心を持つべきとされているようなテーマや身近な話題について何かしら自分なりの意見や好みなどを考えておくといいでしょう。
新聞、公民の教科書や資料集のコラムや特集ページ、
過去問(他校および推薦入試を含む)でこれまで取り上げられてきたテーマに目を通しておくといいと思います。
書き方にはある程度決まった型があるので、
模試や
過去問の模範解答を筆写するといいと思います。
基本的には、
(簡潔な)結論(自分の意見)
→その理由・根拠・体験談
→(字数にゆとりがあれば)補足説明付きの結論
という展開になると思います。
過去問の英作文は学校の先生が添削してくださるはずなので、どこの高校のいつのものかを書き添えてお願いするといいでしょう。
語数を数えるのが面倒なのですが、ノートに書く場合には5語ごとに改行する、という方法が大学入試の勉強法で紹介されていました。
自分でノートに縦罫線を引いて、1行の語数をそろえておくのもいいかもしれません。
やさしい文でいいのです。
問われたことに合う内容を必要語数で文法的誤りなく書けば、満点です。
(減点法なので例えば冠詞がないなど文法誤り一つにつき1点ずつ減点されます。)
内容の是非(いい意見だとか、斬新な考え方だとか)は採点には全く関係ないので、その点は気楽に考えてフツーの内容を
英語で書く練習をしておけばいいですよ。
お題を先に見て他の問題解いてるうちにネタ思いついて時間ありそうなら書く。ネタがないならスルー。ネタがあって書けるなら美味しい得点源になるから、ハナから捨てずに本番の自分の状況で決めれば良い。本番慣れない英作文に手を出して調子狂うこともあるから、計画的にハナから捨てても良い。