スポーツウェルネスコース

核にあるのは“多種多様な15の実習”

藤村女子の 「スポーツウェルネスコース」 Sports Wellness Course

他のコースに比べて、体育の授業が多く、それぞれの専攻内容に特化した「体育理論」を2年次に履修します。またスポーツウェルネスコースでは、宿泊を伴う「キャンプ実習」「スクーバダイビング実習」や「スポーツ栄養学」「テーピング実習」「セルフメンタルマネージメント」など、従来の「保健体育」の枠には収まらない、どの実習でも座学にはとらわれない“アクティブな学び”を大切にした15の実習を行います。自分の身体で感じ取ること、他者と関わりながら協働的な学びを得ること、多種多様な感性から自身の進路を切り拓いていくこと。このような“アクティブな学び”を、3年間を通して楽しみながら経験できるのがこのコースの特徴です。そして、スポーツウェルネスコースでは“アクティブな学び”を通して、人がより健康に生きるための“ウェルネス社会”について考えていきます。

高校2年生 成田 萌衣美 さん

スポーツ”から”学ぶこと

スポーツについての知識を学ぶだけでなく、スポーツを通して学べることがたくさんあると知ることができたのが、私にとって一番の成長だと感じています。
スポーツウェルネスコースでは、2年次から「教育・医療専攻」と「スポーツ健康専攻」に分かれて専門的な知識を学んでいきます。また、授業に加えさまざまな実習も豊富に受けられるので、さらに幅広い知識や体験を得ることができます。私が参加したキャンプ実習の登山では、自分も班の友だちも疲れ切っている状態でも、相手のことを考え、思いやる大切さも学びました。授業でも実習でも、クラスメイトとともに何かにチャレンジする機会が多いので、多様な考え方や捉え方に触れて、物事を考えるときの視野がとても広がりました。
スポーツは、ただ体を鍛えるだけでなく、多くの人とのコミュニケーションを生み出します。これからもクラスメイトや先生とともに、多くのことを楽しく学んでいきたいと思います。

スポーツウェルネスコースの学びの特徴

オリジナル探究学習

• 1. 大学との連携 順天堂大学の研究に参加

  順天堂大学の「女性スポーツ研究センター」と連携し、女性アスリートの支援および女性スポーツの環境改善について考えていきます。また、希望者は「東京女子体育大学」の授業に参加し、専門的な知識を深めます。

• 2. 企業とのコラボ 地元のプロサッカーチームと共同して地域連携イベントへの参加

  昨年は吉祥寺のサッカーチーム「東京武蔵野ユナイテッドFC」の公式戦1試合を、集客方法からハーフタイムショーまで生徒がプロデュースしました。チームスタッフの方々とともに、地域連携イベントを通じて働く楽しさや作り上げる難しさを味わいます。

• 3.アクティブな学びを実現する。 多種多様な15の実習

  どの実習でも座学にとらわれない「アクティブな学び」を大切にしています。身体で感じ取り、他者と関わる中で協働的な学びを得ながらさまざまな感性を育むことで、自身の進路を切り拓いていきます。