更新日:2023年8月9日
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夏季休業にかけて、本物に触れるいくつかのスタディツアーが始まりました。まず「ふくしま学宿」。東日本大震災の被災地である福島県双葉郡を中心に、この地域で学ぶふたば未来学園高等学校の生徒のみなさんとともに現地で見て、聞いて、考えるツアーです。今年で4回目、参加生徒は夜のディスカッションまで、休む暇なく自分の頭をフル回転させ、たくさんのことを得てきたようです。
次に今年初めて「鳥取海・星・砂のスタディツアー」がSSH指定校である鳥取西高等学校との共催で行われました。山陰の自然、鳥取砂丘、日本海を題材に、さじアストロパークでの天体観測を含め、盛りだくさんのメニューだったようです。詳しい報告は後日出る予定ですので、楽しみに待ちたいと思います。
7月27日(木)今年もSSH「緑のミニツアー」として神奈川県温泉地学研究所の見学を行いました。
午前中は本校卒業生である研究員から火山に関する講義を伺いました。火山のこと、マグマのこと、地震のことなど詳しく伺いました。マグマについてのお話は大学の講義レベルの内容で凄く難しかったですが、丁寧に説明していただきました。予定時間を30分ほど超過してお話しいただきました。
午後は、箱根山の模型作成をしました。等高線を引き、2015年の大涌谷蒸気爆発が起きた時の地震の震源を示したものを深さ別に作成し、重ねたものです。上から見ると立体になりよく観察ができました。
その後、施設内をご案内いただきました。温泉の成分をはかる機械や地震をリアルタイムに計測しモニターに映し出されたもの、地層の剥ぎ取り標本、温泉掘削の道具、箱根立体模型などの見学をしました。
温泉の成分をはかる機械
地層の剥ぎ取り標本
7月下旬の早朝に、本牧緑ケ丘自治会の皆さんが正門から校内に入った付近でラジオ体操をされています。夏休みに入った小学生も保護者の方と一緒に参加していました。毎年地域活動のため、期間を限定して利用していただいています。
ラジオに合わせて体操
7月25日(火)本校の管弦楽部を訪ねて中国からお客様がおいでになりました。上海悠揚楽団の方たちです。ヴァイオリンを演奏する少年少女のグループで、年少の方は小学校1年生くらいでしょうか、1/4のヴァイオリンを楽譜もなしにすらすらと弾きこなしています。学校見学や自己紹介の後、本校の管弦楽部と一緒に練習して合奏し、交流しました。
まず演奏を披露してくれました「千と千尋の神隠し」
7月24日(月)から28日(金)まで、各クラスで担任と保護者、生徒の面談が行われます(一部クラスは合宿等のため期間を変更して実施)。4月からの学校生活や学習状況、今後の進路希望など担任と懇談します。また、1年生は「20歳の私」、2年生は「今の私」について一人一台端末を用いて保護者の前でプレゼンテーションを行います。家ではなかなかじっくりお話する時間がとれないご家庭もあるかと思います。この機会に生徒の気持ちをお聴きください。なお、このプレゼンテーションは学校設定教科「緑の探究」の課題でもあります。
7月23日(日)真夏の太陽がようやく西に傾き始めた夕方、管弦楽部の第37回定期演奏会が県立音楽堂で開催されました。ビゼーの「アルルの女」第2組曲よりファランドール、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」から花のワルツ、シューベルトの「軍隊行進曲 第1番」、久石譲の「ハウルの動く城」から人生のメリーゴーランドなど、耳なじみのある曲が次々と演奏されました。しかし何といっても圧巻は第3部のドヴォルザーク「交響曲第9番 新世界より」でした。40分以上かかる全曲を高校生が指揮も含めて自分たちで作り上げる気迫と集中力、時に無謀かと思うほどに疾走する若いエネルギーをしっかりと感じることができました。ソロを担当する管楽器も3年を中心に見事な出来栄えでした。
現役を支える卒業生や顧問の演奏も響きに厚みを与えていました。会場には部員の保護者、家族の皆様、友人や本校の元教員の姿もありました。皆様に応援していただき、ありがとうございました。
第2部はさわやかな空色のTシャツで
7月20日(木)3校時に1年生の全クラスに今年の探究課題の説明がありました。今年も昨年に引き続き「水」を大きなテーマにしていますが、協力いただく外部機関の方たちから、その中で取り組むべき課題を提示していただきました。これから班ごとに仮説、実証、考察と探究の手順に則って研究を開始します。
外部機関は株式会社オオスミ、中外製薬株式会社、日本大学生物資源科学部の方々です。
課題は
株式会社オオスミ:「50年後に現在の日本の水環境を維持・向上するためには」
中外製薬株式会社:「元気に長生きするために、今、取り組まないといけない健康に影響する水課題を洗い出し、その解決策を考える」
日本大学生物資源科学部 對馬研究室:「近くの川から水環境について考えてみよう」
でした。
難しい課題もあるけれど、これからの社会を担う高校生がどのような「こたえ」に行きつくのか、興味津々です。
課題が各クラスに配信されました
7月19日(水)の放課後に、熱中症の危険から延期となっていた緑高祭の後夜祭が体育館で行われました。希望者のみの参加でしたが、多くの生徒が集まりました。クラスごとの企画をまとめたムービーの上映に始まり、バンドやダンス、緑高生の主張などの発表を楽しみました。最後は実行委員会の企画でLEDランタンを夜空に見立てた上空へ放ち、来年への思いをつなぐイベントを締めくくりました。
氷柱を置いて少しでも涼しく
司会の2名
ヘリウムの入ったLEDランタン
7月11日(火)の放課後、横浜市消防局中消防署本牧和田消防出張所から所長を含む3名の所員にお越しいただき、職員AED研修を実施しました。
初めに、所員の方から要救護者に対して心肺蘇生が必要であるか10秒以内に判断し、必要と判断したら即座に「胸骨圧迫」を開始することが、最も重要であると説明を受けました。
また救急搬送の要請をしてから救急隊が到着するまで横浜ではおよそ9分かかるとのことで、その間心肺蘇生を続けなければいけないそうです。
実習において、「胸骨圧迫」「AEDの使用」を9分間行い、心肺蘇生法を続けることの必要性と厳しさを職員は体で感じることができました。
最後に教頭から職員AED研修が義務となった経緯についての説明があり、必要な状況となった際には躊躇なく使用する意識が醸成されました。
所員による指導の下、真剣に心肺蘇生法を実習しています。
7月10日(月)と11日(火)は競技大会です。クラス対抗でサッカーとバスケットボール、ハンドボールを行っています。10日は硬式野球1部の公式戦もあり、(茅ケ崎北陵と対戦し、10-7で勝ちました!)公欠の生徒もありながらの試合となりましたが、照りつける太陽のもと、元気にボールを追う姿が見られました。水分補給や教室でのクールダウンも行うなど、熱中症に十分気をつけてもらっています。
日傘をさして応援中
7月7日(金)第1回定期テストの最終日、3年生を対象に体育館で進路講演会を実施しました。講師は河合塾の森口和彦さん、夏季休業を前に、実力テストの結果の見方や、今なすべきことについてお話しいただきました。とても暑い中でしたが、生徒はよく集中して聴いていました。
7月7日(金)横浜スタジアムで第105回全国高校野球3選手権記念神奈川大会の開会式が行われました。今年は4年ぶりに全参加校選手の入場行進が行われ、本校の硬式野球4部員も元気に行進しました。熱中症対策として午後4時からに設定された開会式は、横浜スタジアムに涼風が立ち始める絶好のタイミングでした。行進曲演奏は県内6つの高等学校吹奏楽部の合同演奏で、本校の吹奏楽部もその一翼を担いました。167チームが入場整列するまでほぼ1時間、当然交代で演奏するのですが、本校の吹奏楽部の音はよく通るきれいな金管の音で、すぐ聞き分けられました。選手も吹奏楽部員もお疲れさまでした。試合は7月10日(月)の予定です。
入場する選手がバックスクリーンに映ります
行進する本校選手
入場行進曲を演奏する吹奏楽部