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取得日:2019年04月16日[更新]

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卒業生の活躍|青山学院横浜英和中学高等学校

ダービー(小宮山)未来(こみやまみき) / 2000年卒業

卒業後の進路:
早稲田大学教育学部英語英文学科学際コース
アーラム大学留学(一年間)
コロンビア大学院
インディアナ州・イリノイ州LMSW(Licensed Master Social Worker/修士ソーシャルワーカーライセンス保持)
現在の仕事:
2005?2006 ニューヨーク市公立小学校 ソーシャルワーカー(インターンシップ)
2006?2007 ニューヨーク市ユダヤ教系NPO団体国内・国際養子斡旋機関
ソーシャルワーカー(インターンシップ)
2007?2008 ニューヨーク市医療里親斡旋機関 ソーシャルワーカー
2008? シカゴ市内病院 ソーシャルワーカー
中高時代:
中高6年間、英和で学びました。その中で一番記憶に残っていることは、やはりキリスト教教育と、それに伴う情緒教育です。毎朝の礼拝と、週1度ある聖書の授業で学んだことは大変価値あるものであったと感じます。アメリカで生活をし、ソーシャルワーカーという仕事をする上で、多種多様な宗教を信仰する人々に対する理解を持つことは重要なことの一つなのですが、キリスト教の教えを深く考える機会に恵まれたことでそのプロセスも自然と身についたように思います。
中学の頃、体育会系のクラブ活動に汗を流し、何かに一生懸命打ち込めた事もまた大切な思い出です。授業終了後、週1回ある練習、長期休暇の間毎日ある長時間のトレーニングを経て『努力をすれば報われる』と身を持って実感できたことは、今でも糧となっています。クラブの先輩・後輩との関係をうまく保てるよう努力したこともまた、人間関係を築くことの良き土台になったように思います。
英語教育:
私は幼少の頃二年間アメリカに滞在していたこともあり、英語が好きでした。帰国子女入試を受ける資格にもならない程度の期間でしたので、得意という程の物ではありませんでした。中学の頃は英語以外の成績が悪く、自分に合った勉強法という物が見出せずにいました。『英語だけは』という意地で必死に勉強をし、高校に上がり英語の成績が10になると同時に、他の科目の勉強法も自分に合ったものが分かるようになり、成績がどんどん上がって行きました。当時一番好んで勉強していた科目は英会話で、英語圏出身の先生が『生きた英語』を教えてくれたことが興味を持ち続けていられたことと関係しているように思われます。
また、帰国子女である生徒1たちの集まりの場を定期的に設けて下さり、英会話の先生を囲んで英語で話をする機会、また『帰国子女』というラベルがネガティブになることもある中で、海外に滞在していた頃の経験等をオープンに話し、過去の経験を大切に思い出せる機会などを与えて頂けたことは、とても貴重なものとなりました。
留学:
高校一年の夏休み中、中学のクラブ活動で仲良くなった先輩と個人で探したアメリカ留学、高校二年の夏休みにはオーストラリアの姉妹校であるフィントナへの留学をする機会に恵まれました。何でも吸収できる時期に、この貴重な機会を与えてくれた両親、また英和への感謝の気持ちは忘れません。双方とも短期間の留学ではありましたが、得たものは大変大きく、将来は英語を使って仕事ができるようになりたい、と漠然と思うようになるきっかけとなりました。今でもフィントナで知り合った友人やホストファミリーと連絡を取り合っています。
大学時代:
早稲田大学に入学し、テニスサークル活動に没頭し、順風満帆な学生生活を過ごしました。日本での就職活動は最終的にはしませんでしたが、『漠然と大学生活を過ごすだけでは就職に繋がらない』、『サークル活動で得たリーダーシップ、等は就職面接での主張にならない』などと言われていましたので、人とは一味違った自分に向いた何かを入学当初から模索していました。そこでひきこもりサポートというものがある事を知り、学生の間は常に2人のサポートを続けていました。場合によっては小学校低学年から外出経験、対人経験の殆どない十代後半の生徒2さんとゴールを決め、一つ一つクリアして行き、最終的には学校に通ったり仕事を始めたりする手引きをしました。長期に渡るプロセスではありましたが、一進一退を続けながらも社会復帰を志す方々の手助けをすることに大きな意義を感じ、このような仕事に就けたら、と考え始めました。
三年次にアメリカにあるアーラム大学へ一年間留学中、教授と相談していく中でソーシャルワークという専門を知り、大学院留学の準備を始めました。この期間、大学のある地元で出来るボランティア活動にも精を出していました。
入学したのは教育学部英語英文学科でしたが、入学してから古英語や英詩解釈等の授業を、興味を持っていた現代英語よりも多く履修しなければならないと気付き、当初設立されたばかりであった、5学科8専修からなる教育学部の講義の中から横断的に選択し履修することを可能にした、学際コースに二年次に転科しました。高倍率、筆記試験、面接をパスしての転科でした。興味のある授業ばかりを履修したり、心理学科からも多くの授業を履修して大学院入学の準備を進めることができたりと勉強面でも学生生活を十分に謳歌しました。卒業必須単位124単位のところ、156単位を取得しての卒業となりました。
大学院&職業:
コロンビア大学院に入学し、修士号を取得しました。コロンビア大学のソーシャルワーク大学院はアメリカ国内で最も歴史のあるもので、大変良い教育を受けることができました。しかし課せられる日々の課題や研究の量は相当なもので、学友らと共に時には涙するほど苦労しながら勉強していたことを思い出します。
ソーシャルワークは、アメリカでは浸透している専門性の高い職業です。社会と人々のバランスを保つため、中でも社会問題に影響を受けやすい人々の支援を、心のケア(カウンセリング)から行政運営まで、マイクロマネジメント(小規模管理)からマクロマネジメント(大規模管理)までと範囲の広い、この職業の中でも更に専門性を持つ必要のあるお仕事です。私は中でも小児・家族を対象とし、児童虐待問題、ホームレス問題、ドメスティックバイオレンス、発達障害、学習障害、精神疾患、薬物問題等を主に取り扱うソーシャルワーカーとして働いています。
英和生へのメッセージ:
英和生の皆さんの多くは、きっと将来家庭を持ち、子供を持つことを考えていると思います。短大/大学を出て就職をし、結婚をして子供を持つ…と。そこで考えて頂きたいのは、子供を持った後、また仕事をしたいかどうか、です。まだまだ先のことで、と思われるかもしれませんが、ぜひ一度じっくり考えてみて下さい。
女性にとって専門性を持つ、ということが今後更に必要になってくるように思います。専門的な仕事をこなせる場合、もしも育児等で長期休暇を取ったとしても、復帰できる現場があります。生涯続けて行くことができ、学び続けることができる職業を持つ、ということの良い点は経済的な安定を得られる面もありますが、大変有意義なものなのです。
仕事をする上で、好きであること、得意であること、というのは言うまでもなく仕事を続けて行ける要素となります。たくさんのことに触れ、経験し、自分は何が好きなのか、何が得意なのかを知って下さい。中学・高校の多感な時期に見聞きしたこと、経験したこと、興味を持ったことというのは、大人になってから大変役に立つものなのです。