光陵高校
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取得日:2024年03月20日
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校長室から 15(season2) 「STEAM 教育や AI 教育に対する理解を深める」
「アクセンチュア」による職員研修会
前回のコラム(
校長
1
室から 14)で紹介しましたコンサルティング会社(
「アクセンチュア」
)
による、第1学年対象の出前授業の流れを受け、令和 5 年 8 月 24 日に、これからの STEAM
教育や AI 教育に対する理解を深めるために、職員研修会を行いました。
アクセンチュアの紹介から始まり、AI の潮流、今後求められる人材とは?、データを扱
う人間として知っておくべきいこと等、大変示唆に富む講演内容でした。
講演を受ける中で、生成系 AI が急速に成長するこれ会の時代にはどのような能力が求め
られるのか。今後の教育現場でどのような AI 教育が必要とされるのか。AI を正しく利用す
るために必要とリテラシーは何か。等々、様々な疑問や新たな気づきが頭の中に浮かび、こ
れからの学校教育の在り方を探るきかっけとなるものでした。
参加した職員の意見や感想を紹介します。
「一つ一つが難しいこと
もありましたが、過去から現
在の変化からこれからの変
化まで改めて確認すること
で、さらなる変化が訪れるこ
とを切実に感じました。
」
「自身の知識のなさを改
めて思い知らされました。AI
技術の発展は我々の生活を
豊かにする反面、使い方を誤
ると簡単に我々が利用されてしまうことにも気づかされました。まだまだ、教育現場は社会
の流れに乗り切れていないのが正直なところだと思いますが、今日の講演を聞いて、刺激を
受けた職員も多々いると思いますので、人間にしかできない強みと AI による強みを相互に
作用させて子どもたちに還元していきたいです。
」
「これからの教師として、また生徒に必要な教育のため、学ぶべき内容の多い講演でし
た。」
「今回の講演を機会に、見識を広げ、生成系 AI を取り入れるなどより充実した取組がで
きるようになりたいと強く思いました。
」
本校は県立高校改革実施計画(III期)の取組に位置付けられている「STEAM教育」研
究推進校として、
「探究的な学びをどのように実践するか」
「教科を横断した学習を通じて課
題の発見・解決能力を育むにはどのよう
な仕掛けが必要か」など、学校全体の組
織として研究を行っています。
探究的な学びや教科横断的な学びを推
進するためのツールとして AI の活用法
や例えば協同的な学びとしての話し合い
活動の中に AI を入ることで議論を充実
や論点の軌道修正など、様々な可能性が
考えられます。
まずは、高校生たちが学びの中で感じている課題解決にアプローチできる AI 機能を体験
する機会を増やすことが肝要であると考えています。
令和 5 年 9 月 26 日