海外提携大学への進学Q&A

本校が提携大学と交わした調印では、大学への正規入学を保証する最低基準として英検2級（または相当する外部検定試験）と定めていますが、渡米前にできるだけ英語力を高める努力は必要です。英検2級以外に下記の2つの条件を満たしてもらいます。

? 高校在学中「米国大学での『グローバル・エリート・プログラム』（1〜2週間を予定）への参加」
※ 提携する米国の大学における体験留学です。実施時期と費用は提携大学と都度打ち合わせますので、個別にご相談ください。

? 高校卒業後「提携する米国大学の入学前に8週間の留学準備コースの受講」

これらの条件を満たし、留学（進学）に強い意志と目的意識がある生徒には渡米前に提携大学から入学許可証（合格証書）が発行されますので、留学期間と費用を抑えることが可能になりました。
※ 留学（進学）希望者（日本の大学との併願可）は渡米前に留学アドバイザーと個別相談会を数回行います。

?主に下記の理由で2年制の大学と提携しました。
? 提携した大学は少人数クラス授業（1クラス30名程度）を展開していますので、留学生にも目が届きやすい学習環境が提供されています。
? 上級生による学習サポート体制（レポート作成、プレゼン準備、読解力（速読）などを含む）や専門カウンセラーによる進路指導（いずれも無料）が受けられる大学なので安心して留学を続けられます。
? 留学費用が抑えられます。一般的に米国の4年制州立大学では学費だけで約＄35.000/年（約400万円）が必要で、さらに滞在費も含めると医学部並みの費用になります。提携の2年制大学の学費は$7,000/年（約80万円）程度ですので、ホームステイ滞在費と合計しても年間180万円（小遣い等は除く）程度で抑えられるため、日本国内で大学に進学した場合と大差ありません。米国人でも費用を抑えるために最初は2年制大学に進学し、その後4年制大学の3年次に編入する事例が増えています。

準学士（短大同等）を取得できます。MiraCosta Collegeには4年制コース（テクノロジー系の一部）を設置している学科もありますので2年制コースと同じ学費のままで4年間学び，学士を取得することが可能です。

横浜高校は上記2年制大学との提携に加えて，4年制大学National Universityと2018年12月に提携調印，同じく4年制大学California State University, Fresnoと2019年1月に提携調印しました。この調印で「横浜高校→2年制大学→4年制大学3年次編入」という3校が連携（ダブルディグリー取得）する提携調印ですので，2年制大学の卒業時に準学士を取得，4年制大学に編入して卒業時に学士を取得することができます。

National Universityとの提携により，横浜高校生も米国高校生と同一のOnline講座を受講することができます。米国大学への進学を早めに決定し，一定の英語力を満たせば，横浜高校在学中にMerced College及びMiraCosta Collegeと単位互換が可能な科目を受講することで留学期間を短縮して準学士を取得し，4年制大学National Universityの3年次に編入できる場合があります。

【付記】

現在，日本国内の大学へ3年次編入する提携も交渉中です。
詳しくは留学個別相談会でお尋ねください。

日本では卒業後に返還義務があるものでも「奨学金」と呼びますが，米国では奨学金は返還不要であり，学生ローンと区別しています。
Merced CollegeとMiraCosta Collegeには留学生にも米国人学生と同等の奨学金制度（返還不要）がありますので，努力次第でさらに学費が抑えられます。
またNational Universityには上記のCollegeから編入した学生向けに大学独自の大幅な奨学金制度（返還不要）がありますので，3年次以降も上記のCollege同様に学費を抑えることができます。