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取得日:2023年03月22日[更新]

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                      平成 29 年度第3回学校運営協議会議事録
 
                              神奈川県立市ケ尾高等学校
 
 日 時:平成 29 年 10 月 14 日(土)14 時16 時
 場 所:神奈川県立市ケ尾高等学校 中央棟3階会議室
 
 出席者(敬称略)
 【委 員】
   ○倉岡 正高(地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター研究所研究員)
   ○中村 浩樹(本校 PTA 会長)
   ○鈴木 秀幸(地域住民)
   ○福田 晴好(翔凜高等学校 特別講師)
   ○田中 多恵(NPO 法人 ETIC 横浜ブランチマネージャー)
   ○内川    隆(本校 同窓会長)
   ○増渕 広美(本校 校長)
 (欠席者)
   〇田口    亮(東京都市大学知識工学部 教授)
   〇仁井田尊史(横浜市資源循環局青葉事務所 所長)
   〇坂村    暁(横浜市立市ケ尾中学校 校長)
 
 【事務局】
   ○奥津 賢一(本校 副校長)
   ○佐藤 和彦(同 教頭)
   〇川村 裕幸(同 事務長)
   ○黒柳 幸子(同 地域連携・広報グループリーダー)
   ○近藤 駿矢(同 学校運営協議会委員担当)
   ○熊谷ますみ(同 学校運営協議会委員担当)
 
 I 議 事(司会 副校長)
   出席者の確認と議事成立の人数確認。傍聴者はなし。資料確認。
 
 1 開会の言葉 (副校長)
     本日の協議会では、本校のこれまで実施した学校行事及び保護者や地域との連携事業について
   報告させていただくとともに、これからの地域貢献活動の在り方について、委員の皆様からご意
   見をいただき、有意義な会議としたい。
 
 2 会長挨拶 (倉岡会長)
     様々な事業が予定される時期の中、出席いただき感謝申し上げる。今回も報告事項・協議事項
   について様々な意見をいただきたい。
 
 3 校長挨拶
       体育祭、文化祭、修学旅行といった大きな行事が終了した。PTA 関係では高P連横浜北地区
   大会での発表も無事終了した。
 
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    修学旅行で、JTB 添乗員が添乗員マニュアルを紛失してしまった。個人情報が掲載されていた
  ため、教育委員会に報告、記者発表となり、3社の新聞に記事が掲載された。先週の日曜日(10
  月8日)に、関係業者同席のもと2年生の保護者を対象とする説明会1を開いた。17 名の保護者が
  参加し、概要説明、謝罪のほか、旅行業者 JTB 及び派遣会社 TEI に対する質疑応答等の場面もあ
  った。
    来年度の修学旅行業者も JTB であるが、すでに積み立てがスタートしており、業者を変えるこ
  とは難しい。今回の振り返りを業者としっかり行うことで、二度と事故が起きないよう、十分な
  体制で臨んでいく。
    今年度も半ばを過ぎた。大きな行事も終わり、生徒たちの意識の切り替えを図っている。3年
  生は文化祭代休明けすぐの模擬試験、1年生もスタディーサポートを受けることで、行事の日々
  から日常の生活にうまく切り替えができている。2年生も、進路実現を主な内容とする学年集会
  を行ったことで、意識が高まっている。
    来年度から、自ら時間管理ができるよう市高手帳(仮称)を導入する。主な目的は、時間管理、
  日々の学習時間の可視化、活動の記録。日記でなく、自己の活動を振り返る日誌の役割も担って
  いる。1 年生にモニタリング用の手帳を持たせるにあたり、学年集会を開き、効果的な活用方法
  について説明した。進路実現については、当該学年だけでなく、職員全体で補習・講習や面接指
  導などを行い、学校全体で組織的に支援していきたい。
    本日は、倉岡会長からのご提言もあり、「学校運営協議会全体計画(概要図)」を用意した。毎
  回の協議が、学校教育目標のどの部分につながっているのかを共有しながら進めたい。本日も熟
  議が進むよう、よろしくお願いする。
 
 4 報告事項(〇:委員    ●:学校)
 
 (1)学校行事報告
 
  ア 体育祭(9分の DVD 上映)
      ほぼ生徒で運営している。悪天候により延期したため、文化祭と同じ週での実施となった。
  イ 文化祭
      昨年同様、2日間で約 6,000 名に来校いただいた。展示実演部門で市番星(参加団体部門別
    人気投票)をとった2年生のクラスは、人を乗せて人力で動かすコーヒーカップを製作し、来
    場者に大好評だった。入試の相談ブースも大盛況で、多くの中学生や保護者が訪れた。また、
    市高名物の花火も大成功に終わった。
  ウ 修学旅行
      3泊4日で瀬戸内・関西方面に出かけた。初日の広島での平和学習から瀬戸内海の島に向か
    い民泊(2泊)し、漁業、農業を体験した。3日目には大阪のユニバーサルスタジオに寄り、
    生徒たちは仮装をして楽しんでいる様子であった。最終日には班別自主行動で、各班が事前に
    計画した方面に出かけた。
 
  ○ 体育祭の競技について、昔は騎馬戦や棒倒しなどが花形競技だった。今は危険という理由で
    なくなりつつあると聞いており、寂しい思いもあるが、市ケ尾ではどうか。
  ● 本校では、怪我のないよう配慮した上で、騎馬戦、棒倒しを引き続き実施している。女子種
    目のタイヤ取りにも、怪我のないよう気を配っている。競技終了後に多少の擦り傷や切り傷を
    負う生徒がいるが、教員を手厚く配備しているので大きな怪我にはつながっていない。体育祭
    実行委員によって、競技種目は毎年見直しを図っている。
  ○ 体育祭の種目や応援団はどう決めるのか。
 
 
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   ● 体育祭実行委員の生徒たちが決めている。応援団は生徒の有志で構成している。
 
 (2)学校目標中間報告・第1回「生徒による授業評価」結果報告
       各教科で「生徒主体の授業の工夫」の評価が上昇している。本校のミッションである「社会
     の中核たる人材」の育成に向けた主体的・対話的で深い学びについて教科横断型の校内研修会
     を開催した。年齢、性別に偏りがないよう構成したグループで模造紙と付箋を用いたワークを
     行い、一定の成果が得られた。
       10 月に入り、中央棟2階トイレの改修工事の業者が決まり、間もなく工事に入る。来年度は
     南棟のトイレの改修工事が決まっている。同窓会のまなびや基金により、ハンドボールコート
     に照明設備を設置する。職員室前の廊下に机を置き、生徒が気軽に質問・相談ができるスペー
     スを作った。
 
   ○ 社会の中核の人材育成で、ロールモデルがあるのか。
   ● 社会の中核で活躍できる人物像を掘り下げていくと、授業の中の深い学びと非常に関係が深
     い。身につけさせたいスキルの一つとして、様々な知識を活用して思考・判断し、それを総合
     的にアウトプットできる力が挙げられる。コミュニティ・スクールであることを生かし、外部
     の教育力を積極的に活用するとともに、生徒の学びのフィールドを広げたい。本校の生徒に、
     社会の中で周囲を牽引していけるイメージを持たせ、その成長を支援していきたい。
   ○ 理科の授業評価で物理、化学、生物を理科一つにまとめて出しているが、それぞれの科目で
     評価を出せないのか。
   ● それぞれの科目で評価を出すことは可能だが、保護者向けの報告資料としてそれをすべて掲
     載すると膨大な量になるため、教科全体での報告としている。
   ○ この表だと、評価項目の根拠・妥当性や各評価の差異の有意性がわかりにくい。5点満点で
     評価しているのか。5点満点だと日本人は真ん中につけがちなので、昨今は4段階方式を採用
     するようだが、段階が少ないと逆に差が出にくい。個人が特定されないようにわざと差を出さ
     ないようにしているようにも思える。
   ● 評価は4点満点。評価項目の内容は、基本部分は全県統一なので変更することはできない。
     それぞれの教員が担当クラスごとに授業評価アンケートを実施しているので個々のデータは
     揃っている。今後は、評価の内容が伝わるよう、評価の在り方・見せ方について工夫・改善を
     図りたい。
   ○ 防災の件だが、備蓄が十分でないように思える。具体的な災害を想定して、全生徒分の防災
     備品を備蓄してほしい。
   ● 避難所に指定されている学校では、それを前提に防災備品を備えることになっている。本校
     は地域防災拠点ではないので備蓄スペースの確保も難しいが、今後は検討していく。
 
 (3) 市ケ尾ユースプロジェクトの活動状況について
       社会の中核で活躍する人材を育成するにはよい経験になる。本校からは、生徒会役員を中心
     に 10 名が参加している。参加者全員でテーマを話し合い、現在、中高生と地域住民とで5つの
     チームをつくりそれぞれのテーマに沿った活動をしている。11 月3日の「青葉区民まつり」で
     は、アンケート調査や物品販売のほか、これまでの取組みの状況を展示発表する。また 12 月9
     日に愛媛県で開催される「地域教育実践交流集会」で本校の生徒がこれまでの取組みを発表す
     る。2月には活動報告会、3月には成果発表会を予定している。
 
   ○ 生徒たちは活動に様々な制限があることを実感していると思う。大人の立場から見ていて、
 
 
                                             3
     これが将来に活かせるのではないかと感じている。
 
 (4)今年度の地域貢献活動について
       通年の取組みとして、書道部による介護老人施設との交流活動、剣道部による県庁剣道部と
     の交流事業、キャリア支援グループ主催の PTA、予備校、各種専門家を講師とするキャリアア
     ップ講演会、スタディーアップ講演会を行っている。
       生徒は、勉強法が分からなかったり、知らなかったりすることも少なくない。教員も学校の
     外のことは知らないこともあるので、社会で活躍している方に来ていただいて、見聞を広めて
     いきたい。
 
 5 協議事項(〇:委員     ●:学校)
 
 (1)キャリア支援グループによる「キャリアアップ講演会」への地域資源活用について
 
     ※ ホワイトボードに掲示したこれまでに実施したキャリアアップ講演会のポスター・チラシ
       に従い、各回の内容を説明。
 
   ● この講演会も、別形式による開催の可能性があるのではないかと考える。また、どのような
     形で生徒に PR していくか、アドバイスがあればいただききたい。
   ○ 講演会の時間は放課後か。講演が 60 分90 分だと、生徒・保護者が考えたり、相談したり
     する時間がとれないのではないか。
   ● 講演会終了後、保護者や生徒がよく講師に相談している。終了してから完全下校までの時間
     は十分にあるため、その点では心配はない。
   ○ 異文化コミュニケーション、国際的なマナー、多様性ということに対して日本人は苦手意識
     がある。グローバル化の時代を考えると、生徒にはこのような話も必要なのではないか。現在、
     他校でこの分野を教えていることもあり、自分でもお役に立てるかもしれない。
   ● 是非講師として登壇いただきたい。
   ○ 津田塾大学の学生が企画した講演で、その集客に学生自らが関わり講演を成功させたという
     話を聞いた。教員側が企画するばかりではなく、生徒が自ら聞きたい内容をこちらに提示する
     など、生徒が関わることのできる活動を企画するとよい。また、生徒がフィールドワークの計
     画を立てるなど、部活動のような位置づけになるコミュニティーも構築できるのではと考える。
 
 6 その他 事務連絡
 
 (1)高P連横浜北地区大会について
     (DVD「そうだ市高に行こう2017ENJOY 大作戦」を一部鑑賞)
   ● これまでの発表では、学校紹介が多くを占めるものが多かった。今回の本校の発表は、
                                                                                   「会議
     開催日数の削減」や「無料グループウェアの導入」等、PTA の活動に参加しやすくなる具体的
     な提案を、オリジナルの映像と会長のスピーチを交えてわかりやすく説明した。たいへん好評
     で、各校からの相談や問い合わせもあった。
 
 (2)学校運営協議会及び各部会構成員について
 
       評価部会及び地域協働部会の構成員について確認。
                                                                                    以上
 
 
 
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