更新日:2024年1月4日
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本校は、神奈川県で初の県立中等教育学校として相模大野高等学校を母体校に、平成21年4月に開校しました。神奈川県の教育を担い、「人格の完成をめざし、高い知性と豊かな人間性をそなえ、心身ともに健全な、次世代を担う人材を育成する」を目標としています。
新型コロナウイルスにより、前例や経験に頼ることのできない時期を経験しましたが、思考力を駆使し、できない中でできることを模索する「知恵」を得ることができました。形を変えたことがあったとしても学びを止めることなく、「継続と進化する学校」としてあり続けています。本校が目指す「次世代を担う人材」は国を超え、世界へ羽ばたき、自ら答えを出し、社会を変える核となるリーダーの育成であり、だからこそ新型コロナウイルスによる経験さえも糧に成長し続けます。
本校では6年間の中高一貫教育のメリットと独自の「相模原メソッド」をいかし、リーダーにふさわしい知識・教養と人格形成を目指します。また、自分自身を探りながら、他者と対話し、困難にも立ち向かって行動できる資質を養うため「科学・論理的思考力」「表現コミュニケーション力」「社会生活実践力」の育成に取り組んでいます。一人ひとりの生徒が、それぞれの発達段階に応じて体験したことを内省し、課題を見出し、新たな成長につなげていきながら、学校生活の中で未来への可能性を最大限に引き出し、自らの中にそのモチベーションを見出していきます。6年を「基礎期」「充実期」「発展期」という成長段階に分け、自己変容を認識しながら、6年だからこその「しっかり学び」「じっくり育て」「ゆっくり探る」で焦らず、生徒自身の足で着実に歩んでいくことを支えます。
今年で15年目を迎えます。これからも「継承し深化する学校」であり続け、Think logically(論理的に考える), Act globally(人のために行動する), Search for the future, Keep inquiring.(探究しながら未来を探る)」をStudent Task(生徒モットー)として、生徒が生き生きと充実した学校生活を送る「生徒一人ひとりが輝く学校」を目指して走り続けます。今後とも相模原中等教育学校へのご理解とご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。そして、自らの手で世界を変える挑戦者、未来からの留学生をお待ちしています。
第5代校長4 藤原 敬子
令和5年度 校長5だより
令和4年度 校長9だより
令和3年度 校長だより