相模原弥栄(弥栄)高校
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取得日:2024年03月20日
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神奈川県立相模原弥栄高等学校音楽科
学科紹介 2023
【学校生活・進路】
1・2年次生のホームルームは普通科・美術科・スポーツ科学科と一緒で、共通科目の一部も他学科
の生徒と一緒に授業を受けます。文化祭や体育祭などもクラス単位となるので、様々な学科と交流を
しながら高校生活を送ることができます。部活動の入部についても学科の指定は無く、すべての学科
の生徒と一緒に活動します。専門科目は音楽科のクラスで受けるので、同じ目標をもった音楽科の生
徒たちから影響を受けながら、専門的な能力を高めることができます。3年次からのホームルームは
専門学科別となりますが、自由選択の科目の履修方法によっては、音楽系大学以外にも進学でき、
多様な進路選択ができるのも魅力です。
・
過去5年間の主な進学先(音楽科)
令和4年度卒業生 令和3年度卒業生 令和2年度卒業生 令和元年度卒業生 平成 30 年度卒業生
東京藝術大学 1名(ヴァイオリン) 3名(ピアノ・ホルン・声 0名 2名(楽理・ファゴット) 4名(チェロ・コントラバ
楽) 既卒1名(チェロ) 既卒1名(フルート) ス・サックス・トロンボーン)
国立音楽大学 11 名 12 名 6名 2 名(特待生を含む) 4名
昭和音楽大学 9名(特待生を含む) 8名(特待生を含む) 10 名(特待生を含む) 6名(特待生を含む) 7名(特待生を含む)
東京音楽大学 4名 4名 10 名 9名 4名
桐朋学園大学 1名 0名 0名 6名 1名
武蔵野音楽大学 1名 1名 1名 2名 2名
洗足音楽大学 3名 4名 3名 3名 4名
その他 愛知県立芸術大学1名 玉川大学1名 日本大学3名、明星大 多摩美術大1名 愛知県立芸術大学1名
横浜国立大学1名 学1名 日本大学1名
(令和 5 年度現在指定校
推薦
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のある学校・・・国立音楽大学、昭和音楽大学、洗足学園音楽大学、東京音
楽大学、桐朋学園大学、武蔵野音楽大学、昭和音楽大学など)
【専門科目】
音楽科では専門科目の授業が多く設置されており、音楽の基礎的な能力を高めると共に、大
学受験に向けての準備や、学科の演奏会に向けてのレッスンなどを行っています。
♪専攻実技♪
一人毎週1時間の個人レッスンが行われます。進路に則した内容を3年間かけて学ぶことはもちろん、前期・後
期に一回ずつ行われる実技試験、毎年1回ずつ行われる校内演奏会など、学校内の試験や演奏会に向けてそれ
ぞれのレベルにあった内容のレッスンを行っていきます。ダブルレッスンというかたちをとっている生徒もいるので、も
ともと習っている先生のレッスンをやめる必要はなく、校内のレッスンの先生には、どちらをメインのレッスンにしていく
かなども相談しています。あくまで学校の授業の一つですので、個人個人にあったレッスンを信頼関係のもと、プロの
演奏家や大学の講師の先生から受けることができます。
♪ソルフェージュ♪
1・2年次生は毎週2時間、3年次生は毎週1時間または3時間の授業で、グレード別の4グループに分かれて行
います。主に聴音を中心とした授業で、前期と後期に試験を行い、その都度グレード分けを行います。これまで学習
してきたことのある生徒は大学入試の過去問を行ったり、これまで学習したことのない人は記譜の仕方や、リズムな
ど基本的な内容から取り組み、音楽の基礎能力を高めていきます。聴音以外には視唱なども行っていきます。
♪音楽理論♪
主に楽典を中心に学習します。2年次になるとより高度な和声学も学習します。
♪音楽史♪
音楽の歴史を学習します。
♪器楽(副科ピアノ)♪
ピアノ専攻以外の生徒が受講する科目です。毎週1時間2名でグループレッスンを受けます。前期・後期に一回
ずつ試験が行われ、自由曲を演奏します。それぞれのレベルにあった内容でレッスンを進めていくので、これまでは
ピアノを習ったことのない人も、基礎的な内容から取り組んでいます。また、これまでにピアノを習ったことのある人も
現在のレベルに合わせて学習することができます。大学受験で副科ピアノの実技試験が必要な人はこのレッスンで
3年間かけて必要な技術を身に付けることも可能です。授業の一環なのでレッスン代の徴収等はありません。
♪器楽(ピアノアンサンブル)♪
ピアノ専攻の生徒が受講する科目です。毎週1時間レッスンがあり、1年次生は連弾、2年次生は2台ピアノ、3年
次生は連弾または2台ピアノの発展的な内容を学習します。前期・後期に一回ずつ試験が行われます。これまでに
C.サン=サーンス「動物の謝肉祭」や P.チャイコフスキー「くるみ割り人形」、G.フォーレ「ドリー」、C.ドビュッシー「小組
曲」などに取り組んでいます。
♪演奏研究♪
オーケストラ楽器専攻の生徒は各楽器の先生がついて、オーケストラを勉強します。それ以外の専攻生は、オペ
ラや合唱付きオーケストラの公演にむけて、声楽を中心に勉強します。
♪総合音楽♪
同じ年次の音楽科の生徒でオーケストラを学習します。2年次進級時に楽器希望をとり、ヴァイオリン・ヴィオラ・
チェロ・コントラバス・フルート・オーボエ・ファゴット・クラリネット・ホルン・トランペット・トロンボーン・打楽器・ハープ・チェ
ンバロ(チェンバロは3年次のみ)のレッスンを受けます。ほとんどの生徒が初心者の状態から始めるので、2年次は
楽器別のグループレッスンとなり、3年次でホールでの演奏を行います。楽器はすべて学校楽器を貸与します。
♪声楽♪
声楽の基礎・独唱曲・合唱曲・コールユーブンゲン等を行います。特に2年次の声楽では、海外姉妹交流研修旅
行で演奏する作品を中心に勉強していきます。また2年次末に行われる校外演奏会にむけての合唱作品にも取り
組んでいきます。
【研修旅行】
2年次生の秋休みに、オーストリアとハンガリーをめぐる研修旅行を行います。オーストリアでは
演奏会(全員での教会での奉納合唱など)や市内観光を行い、ハンガリーでは「コダーイ音楽
学校」で、授業の見学や、リスト音楽院の先生による個人レッスン、演奏会(全員での合唱、オ
ーディションで選ばれた生徒のソロや室内楽)、交流パーティーなどを行います。参加は希望
制で、積み立てなどにより 45 万円程度を徴収する予定となっています。
(令和5年度研修旅行の日程)
【音楽科 Q & A】
≪学校生活について≫
Q.音楽科に入ったら楽器を購入しなければなりませんか?
A.専攻する楽器(大型楽器のコントラバスや打楽器以外)については入学後、購入をお奨めします。実技検査の際は借りている楽器等
でも構いません。
Q.もともと習っている先生のレッスンはやめなくても大丈夫ですか?
A.やめる必要はなく、ダブルレッスンで勉強している生徒もいます。校内の先生とはどちらをメインにしていくか相談して、レッスンを受ける
ことができます。
Q.音楽科に入学したら全員音楽大学に行かなくてはなりませんか?
A.令和5年度よりカリキュラムが変更になったため、一般科目もしっかりと勉強ができます。3年次の自由選択科目によっては音楽大学
以外の一般大学も受験可能なので、自身の進路にあった選択科目を選択してください。音楽科の専門科目については従来通り音楽系
の大学の受験準備が可能な科目を設置しています。
Q.管楽器や、声楽専攻で入学した際は部活動に必ず入るのですか?
A.必ずしも管楽器の生徒が吹奏楽部、声楽の生徒が合唱部に所属しなければならないというわけではありません。入部に関しては自由
で、他学科の生徒も一緒に活動します。
Q.入学後の専攻実技の先生は自分で希望ができるのですか?
A.希望進路等を考慮して学校側で決め、3年間同じ先生につくこととなります。
Q.ソルフェージュや副科ピアノは入学前に習っていなければなりませんか?
A.入試で課されていないので特に習う必要はありません。
Q.徴収金はどの程度ありますか?
A.一般的な授業料などに加え、学科運営費(毎年7万円程度)、入学時のみ音楽科特別振興費(1万5,000円)です。その他希望者
のみ演奏会の DVD 購入や、姉妹校交流費(45 万円程度)があります。
≪入試・特色検査(実技)について≫
Q.特色検査(実技)では必ず制服を着て演奏しなければなりませんか?
A.演奏しやすい正装で構いません。(着替える時間等はありません。)
Q. 特色検査(実技)はどのくらい演奏できたらいいですか?選曲はどのようにしたらいいですか?
A.課されている課題、エチュードで求められている能力をみます。選曲に関しても難しい曲の得点が高いということは無いので、自分が
演奏できる内容の選曲をしてください。また専門的なレッスンを受けている受検生がほとんどなので、事前にレッスン等を受けて臨むとよ
いでしょう。
Q. 特色検査(実技)の前の音出しの時間はありますか?
A.例年音出しの時間は設けていますが時間は未定です。
Q.会場はどこですか?
A.本校の芸術表現室で行う予定ですが、施設や楽器の状態によって変更の可能性もあります。
Q.入学者選抜試験の時にまだ楽器を買っていない場合はどうすればいいですか?
A.ピアノ、電子オルガン、ハープ、マリンバに関しては学校の楽器を使用してもらいます。コントラバスに関してはどちらでも構いません(貸
し出しもあります)。マレット、スティック、コントラバスの弓、スネアやスネアのスタンドは各自持参してください。
Q.楽器によって入学人数は決まっていますか?
A.決まっていません。年度によって楽器別の人数は様々です。