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取得日:2024年03月21日[更新]

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                   令和4年度   秦野曽屋高等学校       第2回学校運営協議会    議事録
 
 
                                                    日時    令和4年11月2日(水)17:3018:30
                                                    場所     秦野曽屋高等学校    会議室
 
 
 出席者(敬称略)
 (委     員)反町聡之、佐野典史、清水昭博、関野浩子、内藤房薫、山田浩之、吉田正也
 (事務局)北村真司、甲斐正、大町友子、齋藤昂良、綿引俊哉、廣重直樹、笹尾賢二、
              高橋秀文、檜垣和子、吉崎慎一郎
 
 
                                                         議事録
 
 
 委員紹介(今回から参加の委員)
 
 
 教頭挨拶
   〇     本日は校長、副校長が所用で欠席。
   〇     文化祭、修学旅行等大きな行事が無事終了。
   〇     授業力向上の研究授業・研究協議等の予定がある。
 
 
 報告・協議事項
 
 
 1.    生徒会議による生徒心得(校則)の改正案について
   概要説明
   〇     「生徒会議」を立ち上げ、生徒に主体的に参加させながら見直しを図っているところ
        である。
   〇     「生徒会議」とは有志のメンバーで、校則の見直しを行うので、集まって欲しいと声を
        かけ、手を上げた者。(3年2名、2年4名、1年1名。)
   〇     「生徒会議」の生徒はスカート丈、化粧、透明ピアスについて意見を出した。
   〇     「生徒会議」の生徒のみでなくPTA等に参加いただきながら、改正に向けた意見を
        募っているところである。
   〇     アウトライン(骨格)は生徒指導提要(文科省R4.8.26改定案)を参考にした。
   〇     生徒が生徒心得のどのような部分を直したいか調査し、地域連携部会の枠組みを活用
        し、地域とともに意見をすり合わせている。
   〇     地域連携部会には7月と8月、内藤委員、佐野委員に出席いただいた。
 
 
   協議事項        〇:委員の発言、●:本校側の発言
   〇     生徒心得については、生徒からそういった意見があるということを今回知った。生徒
        が主体的にアンケートなどを取りながら、一生懸命考えていることはよいと考える。
   〇     生徒心得を変える必要性を感じないが、生徒の意見を尊重し、世の中の方向性を踏ま
        えれば、いたしかたない部分もあるだろう。
 
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  〇    アンケートについて保護者の意見をもう少し聞きたかった。
  〇    時間があればPTA全体としての意見としてまとめて伝えたかった。今後、さらにお
       時間をいただければ見直しについて意見を伝えていきたいと考えている。
  ●    本日は結論ではなく、取り組みの中間報告ということで今後も見直しを継続していく。
 
 
  〇    曽屋高校のスカート丈が短いと、警察や塾から意見をいただいたこともある。進学先
       として選ぶ際にスカート丈が要因になり、選ばれなかったという声も聞いている。
  〇    スカートにHSのイニシャルを入れ、改造できないようにしたという経緯がある。結
       局はそのルールをどう守っていくかという意識付けが大切である。みんなが一生懸命決
       めたルールだからそれを守ろうという意識が大切。
 
 
  〇    中学校ではスカートの長さの規定はない。一番大切なのは、子どもたちが自分たちで
       考えることで、子どもたちがプライドを持って着てこられる制服であればよいのではな
       いだろうか。
  〇    中学校でも校則の改正について話が上がってきている。
 
 
  〇    大人たちだけではなく生徒と一緒に決めようとしていることはよいことである。「こ
       れを守ってくれる人が入ってください。」というようなことを入学前に示すことはでき
       ないのだろうか。
 
 
  〇    校則がどうなるかは別として、生徒が主体で行うこと自体は教育効果が高く、是非進
       めてほしい。「生徒会議」は全校レベルでやっていかなければ、生徒全体がルールを守
       るという雰囲気までつながっていかない。焦らずやっていくことが大切。
  〇     地域連携部会では、3人の生徒が活発に発言していた。そういった行動ができること
       はよいこと。
  〇    私の認識としては秦野曽屋の制服の人気が高いと捉えている
  〇    ピアスをする、穴を開けるということは抵抗が少ないように感じているようだが、耳
       に穴を開けることは私としては抵抗がある。就職に当たって、耳に穴を開けることは採
       用に不利になるといったことはないか。
 
 
 
 
 2.各グループの取組について
 
 
  〇    学習支援グループ
       ・本年度より授業力向上推進重点校として県より指定を受けた。「主体的・対話的で深
       い学び」について、「学習した内容を活用する場面設定」を研究テーマとしている。
       英語では日常会話的な場面設定や、数学では複合的な課題を設定するなどの工夫をして
       いる。
 
 
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      ・今年度は「対話的学び」にフォーカスを当てて研究授業を予定している。来年度は
      「主体的な学び」にフォーカスを当て、3年目には「深い学び」につなげる。
      ・場面を設定し、次に、それを評価していく手法の工夫について県とやり取りをしなが
      ら、指導主事より助言をいただきながら改善していくつもりである。
 
 
 〇    生徒会支援グループ
      ・本年度は学校行事について体育祭・文化祭、ともに開催することができた。保護者の
      来場についても実現した。生徒の調理販売はなかった。
      ・新型コロナウイルスの感染状況に留意しながら、SOYAターキーフェスタについて
      も実施予定。地域の方々に出演していただく予定。また、中学生限定で来場を認める予
      定で計画を進めている。
 
 
 〇    生活指導グループ
      ・心に問題を抱える生徒についての支援を考えている。
      ・学校制服の在り方について、LGBTQ等の社会問題に配慮しながら検討していると
        ころである。
 
 
 〇    進路支援グループ
      ・年々一般入試受験の人数が減っている。今年度の共通テスト申込みは20名。指定校、
      公募、総合型等で200名の応募。
      ・早く進路を決めたい、一回の受験で決めたいという生徒の傾向が大きくなっている。
 
 
 〇    広報特色・情報グループ
      ・今年は秦野市文化会館小ホールを使い、夏休み中に第1回学校説明会1を行った。第2
      回は学校を会場として開催し、約210名が参加。
      ・ホームページについて各部署に働きかけながらタイムリーな話題が提供できるよう刷
      新を続けている。
      ・夏季福祉体験は、保育園は実施できなかったが、病院にて13名が看護体験することが
      できた。
      ・ICTの推進について、現1年生が端末を導入したが、さらに活用を促進するために
      機種を学校側で斡旋する。
      ・学校紹介のDVDを中学校に毎年配り説明している。来年度に向け生徒を集め、DV
      D作成プロジェクトチームを立ち上げ、作成に入っている。
      ・修学旅行はコロナ禍ではあったが無事に実施することができた。
 
 
 
 〇    管理運営グループ
      ・PTA役員以外の保護者が、学校の活動に参加するために、登録制の「SOYAサプ
      リ」という制度がある。これは登録した保護者全員に参加してもらうものであるが、登
 
 
 
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      録者全員を割り当てることが難しいため、来年度は学校行事の都度、保護者のボランテ
      ィアを募集する方法へ変更する予定。
 
 
 
 
 意見交換
 
 
 〇    一人一台端末について、秦野市はChromeBookを使っている。子どもたちはChromeBook
      が使いやすいのではないか。
 ●    今年度はChromebookを推奨しているが、購入している機種はバラバラである。そのた
      め学校のWi-Fiの設定などで指導が難しい面がある。次年度について、Chromebookで業者
      斡旋を予定している。
 
 
 〇    心の問題について、不登校の増加など、大学生も同じような状況がある。秦野曽屋で
      はコロナ禍においてどのような状況か。
 ●    コロナ前後で不登校が増えた・減ったということはないが、学年で数人進路変更して
      いる。
 ●    GAP調査を活用し、生徒の表面化していない状況をアセスメントし、相談体制を充
      実させ、進路変更を考える前に対処していきたい。
 〇    GAP担当者が気になる生徒についてピックアップし、学年会等で情報共有する必要
      がある。GAP調査の見方や考察についてGAP調査を提供している中山先生(つなぐ
      未来研究所)に研修を依頼するのも手ではないか。
 
 
 〇    制服の見直しについて検討する際は、現行の制服を制定した経緯の情報共有をしてほ
      しい。また、本校を開校するにあたり、制服の制定に携わった当時の職員の思いが本に
      なって保管されていると思うので一読してほしい。
 
 
 
 〇    組織的授業改善について、項目を分解し1つひとつフォーカスしながら授業改善する
      ため、教員側もアプローチしやすい。指導と評価の一体化を図るに当たって、教員の負
      担を軽減するとともに、生徒が自分の評価を見て、自らの学習方法等を改善していける
      ような評価でなければならない。
 
 
 〇    秦野曽屋高校のAEDは何台あるか。
 ●     2台。体育館と正面玄関にそれぞれ1台ずつ置いてある。
 
 
 〇    推薦入試に向けて、評定を取るには1年からの積み重ねが必要。生徒がしっかり学力
      を定着させることが必要であり、進路指導のテーマとなっていくだろう。
 
 
 
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  〇    その一方で、共通テストをもっと受けてほしいという思いが教員にあるだろう。
 
 
  〇    HPの閲覧数など数字が大切なデータではないだろうか。毎月の閲覧数データ、学校
       説明会2来場者等のデータを活用していく必要があるだろう。
 
 
 3.令和5年度入学者選抜について
  〇    選考基準については昨年度と同様。一昨年度までは重点化を行っていたが昨年度より
       廃止した。英語の成績を重点化していたが、本校では、英語の学習に意欲のある生徒が
       能力を伸ばし英検等の資格に合格していたことなどを踏まえ変更している。
  〇    令和6年度入試については現在検討中。
 
 
 4.令和4年度 第3回 学校運営協議会の開催予定について
  〇    第3回の日程調整について、3日間の候補があるため、その中で選んでいただきたい
 
 
 その他の意見等
  〇    議論が活発となるような会としていきたい。学校の活動は文書でもわかるので、秦野
       曽屋をこのようにしていきたいというようなテーマを持ってきていただき外から見た意
       見を数多くいただくことが勉強となるのではないか。
 
 
 
 
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