新潟西高校
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取得日:2024年03月20日
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令和5年 3 月 24 日
令和4年度学校自己評価成果と課題
教務部 成果 ・授業において、電子黒板やタブレットなどの ICT 機器を活用する先生が増えた。
・学期毎に成績不振者に対する指導を十分に行い、次の学期での学習姿勢につなげること
ができた。
・新教育課程での指導において、問題提起→修正を行い、より良い形が出来つつある。
課題 ・課題テストや基礎学力テスト、模擬試験などの結果を分析、共有し、授業にリンクさせ
ることが必要である。
・新教育課程における評価について、再検討する必要があるのでは。
・生徒の自己評価アンケートや授業評価アンケートを実施したり、授業公開週間での相互
見学をより活発にして、さらなる授業改善に取り組むべきである。
・校務支援システムそのものの改善が必要である。
進 路 指 成果 大学等の進学指導の面では、大学等進学志願率 65.2%、進学達成率
導部 81.3%(暫定)、共通テスト出願率 68.2%、大学等進学率 59.5%(暫定)と
なった。現時点(3/9)で国公立大学の合格者数は 21 名(実進学数 18 名)で
ある。難関私立大学の合格者数1名を加えると 3 年連続で目標値に到達して
いる。大学等進学率は現時点で 59.5%と前年比 1.8%増である。共通テスト
出願率(前年比 3.1%増)以外は概ね前年度比並の数値となった。今年度
は、少数ではあるがまだ国公立大学の中期試験・後期試験等に挑戦する生徒
がいる。
面接・小論文指導では、学校推薦型選抜の志願者増に対応するため、今年
度も全職員に個別指導の担当をお願いした。概ね大きな支障もなく指導がで
きたと思われる。また、1名ではあるが国家公務員試験の合格者も出てい
る。今後も多様な
進路
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や選抜制度に対応できるよう指導体制を構築していき
たい。
課題 昨年に引き続き、
進路
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指導部発の情報発信力を高めることができなかっ
た。Google・classroom を活用し DX 環境にも対応できる
進路
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情報の発信に
努めたい。新年度以降は新カリキュラムに基づく様々な制度変更に合わせて
広報と
進路
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に関する情報発信にさらに力をいれていきたい。
生 徒 指 成果 朝生徒玄関で行っている挨拶指導では、徐々にではあるが自発的に大きな声で挨拶して
導部 くれる生徒が増えてきた。昨年は冬場に遅刻者が増える傾向にあったが、今年度は冬場の
遅刻者が減少した。基本的な生活習慣の確立について、継続的な指導の効果が出たのかも
しれない。
課題 スマートホンの使用について、通年にわたり指導を受ける生徒が見られた。根気強く継続
して指導を行っていかなければならない。近隣の諸施設や地域の方々より様々なマナー
等についてご指摘を受けることが見られた。日常生活の中での指導と人間力の向上を目
指した指導が必要である。
生 徒 会 成果 新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、中止していた学校行事(青藍体育祭、青藍
部 文化祭、球技大会など)は、感染対策を施しながら、現時点でできうる最大限の規模、内
容で実施できた。生徒にとっても楽しい思い出となったと考える。また、生徒会執行部の
生徒も充実感や達成感を得ることができ、行事と感染症対策を両立できたことは大きな
成果である。
課題 「アフターコロナ」の状況になりつつある中で、次年度の行事をどのように企画運営する
かが課題。
また、中学生が減少していく中で、現在の予算規模でこのまま進められるのか、検証が必
要である。早期に予算編成についてプロジェクトチームを作るなどして、予算の配分や規
模、内容について新たな枠組みを策定する必要がある。
施 設 保 成果 生徒の健康管理について
健部 ・健康診断、身体測定を予定通りに行った。
・google フォームを作成し、毎朝各クラスにて健康観察をした。
・体調不良や怪我へ適切に対応した。
学校施設の整備と美化について
・清掃計画を立て、毎日の清掃に加えて、大清掃やワックスがけを行った。
・避難訓練は、コロナ対応で行った。
・施設設備の整備・点検は事務や技術員の方々と連携して行った。
(蛇口の自動化など)
課題 ・google フォームを活用して、健康観察を各クラスで行ったが、担任の
負担が大きい。来年度以降も継続していくが、課題が残る。
・コロナ対応での避難訓練を行ったが、来年度は全校で行い、消火訓練も
行いたい。
・清掃を行う用具が劣化してきていて買い換えたいが予算が少なく難しい。
また、雑巾については、全学年分まとめて施設保健部で購入し、各学年
会計に請求したいと考えている。
教 育 情 成果 ・教育情報部としての初年度でり、手探りの 1 年であったが、概ね順調に作業を進めるこ
報部 とができた。
・教育情報部の業務は、
「ICT 関連の業務を各分掌に割り振ることと新システム導入時の
レクチャー」であることを周知し、校務支援システムにおける他の分掌との役割分担を明
確にできた。
・校務用パソコンが更新された。移行作業は概ねスムーズに行えた。ハードウェアに対す
るストレスは軽減された。
・教師用タブレットが年度途中に 27 台が補充された。台数は未だ不足しているが、貸出
方法を工夫することで、通常の授業やリモート授業での活用の促進につながった。また、
教室用 2in1PC を併用することで、職員会議のペーパーレス化が実現できた。
・生徒用タブレットに関して年度初めの一斉配付と卒業生からの回収はスムーズに行え
た。また故障や様々なトラブルへの対応法もある程度整理できた。
・Classroom、Meet や Form など、授業やホームルームで有効に使われている。
課題 職員は ICT 機器を使用する際に、下記のような多くの制約を受けており、業務に支障を
きたしている。ネットワーク設置者に働きかけていく必要がある。
学習支援システムでは同時接続数に限りがあり朝学習などで利用できない。
校務支援システムでは当初教室で出欠入力ができるはずであった。
Google Workspace へのアクセスでもインターネット分離やファイル無害化が必要で
ある。
・生徒用タブレットを学習目的以外で利用している生徒も見られた。また、クラスによっ
てはタブレットを使う授業がほとんどないせいか、家で充電してこない生徒が少なくな
い。
・メールメイトは全員登録には至らなかった。一因として年度当初生徒への案内が遅れた
ことが考えられる。
1 学年 成果 ・7月の大学見学、10 月の大学説明会・
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講演会、1月の進研模試全員受験の流れで、
進路
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意識を持たせることができた。
・年度初めの SNS 教育により、SNS 絡みの大きな問題行動はなかった。スキー授業での
スマホ利用もルールを守ることができた。
・学年だよりやグーグルクラスルームを利用して、タイムリーに情報を伝えることができ
た。
・いじめアンケートに記載した生徒に、迅速・適切な対応をとることができた。
・生徒指導全般において、担任団で共通理解を図って指導することができた。
課題 ・朝学習が徹底できていない。遅刻者への指導をどうするか。副任が職員朝会に出れな
い。8:258:35 をどう捉えたらよいか。
・手帳の利用は個人差が大きい。利用を促す場が減ってきた。
・模擬試験に向けた対策が不足していた。事前・事後指導の充実が必要。
・授業中のスマホ利用やタブレットの目的外使用があった。
・グーグルクラスルームを確認しない生徒がいる。
2 学年 成果 ・新型コロナウイルスの感染状況が懸念されたが、予定どおり修学旅行を実施することが
できた。これまでさまざまな行事が中止となることが多かった生徒たちにとって貴重な
体験や学習の場となった。
・体育祭、文化祭、球技大会等の行事が、感染防止対策を講じながらも行われ、生徒どう
しが協力し、生き生きと活動する姿が見られた。全校生徒が参加する学校行事の大切さを
改めて感じた。
・総合的な探究の時間では、修学旅行先の長崎の課題・魅力について調べ、新潟と比較す
ることによって、新潟の魅力を紹介できるよう探究活動を行った。
課題 ・SHR 前の朝学習で、遅刻をする、取り組むべき課題に取り組んでいない等の生徒が目
立つ。また、提出物やアンケート等の期限に遅れる生徒も目立つ。日々取り組むべき学習
等の習慣を定着させたり、提出期限などのスケジュール管理をさせたりするための指導
を常に継続する必要がある。
・3 学年は
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希望実現のため、出願や受験など具体的な行動を起こす1年となる。
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決定までのスケジュールや具体的な手続きを示すなど、生徒に「自分のこと」という意識
付けを進め、
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指導部や各教科等と連携しながら希望する
進路
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の実現に向けて指導し
ていきたい。
3学年 成果 学業を進路選択に結びつけさせることを念頭に、日頃の授業の成果を外部模擬試験等
を利用しながら検証し、学習時間を振り返らせるなどして、学習習慣の定着を図った。ほ
とんどの生徒が進路を決定し、卒業を迎えることができた。
放課後講習や長期休業中の講習を計画的に実施できた。面談や各種アンケート調査を通
じて生徒の様子を探り、得た情報を担任団で共有し、学校生活を支援した。希望する進路
分野における地域の課題を総合的な探究の時間で研究させ、進路探究と探究活動を融合
させることができた。
課題 新型コロナウイルスの影響を最も甚大に受けた学年であった。入学直後の休校、各種学
校行事の中止・縮小、感染拡大防止のために登校を控える要請など、
従来型の学校生活を送りづらくする状況があった。日頃から遅刻する生徒が多かったり、
進路決定後に学習意欲が低下したりする生徒がいたりした。285 名でスタートした学年だ
ったが、本校で卒業したのは 264 名であった(卒業率 92.6%。例年は約 95%)。学校に来
て机を並べて学習する意義、仲間とともに学校生活を送る意義など全日制課程の存在意
義を改めて問われるような3年間であった。ひとつひとつの学習活動を再定義し、これか
らの本校の生徒がより充実した学校生活が送れるように支援したい。