国立大学は、共通テストで5科目受験が必要で、どの科目も中学とは比べものにならない難しさ。特に
数学は悶絶する人がいます。
勉強をしてもキリがないし、自己流で
成績が伸びない人もいるでしょう。それに対して、ペースを管理してもらえるメリットは大きいですね。
他の高校の事情をあまり知らないので比較した答えは出せませんが、私は毎週日曜日の夕方〜夜(やる気があれば土曜日も少し)に
国語・
数学・
英語の課題を終わらせていました。要するに、日曜に始めても終わる程度の量であるということです。課題の内容ですが、
国語は現代文や古典の記述問題集から2題ほど指定されて解いて提出します。答えも貰うのでしっかり丸つけをして訂正してから出します。先生によっては記述を見てくれる時もあるので有難いです。
数学は1週間の授業で進んだ範囲の演習を行うという感じです。沢山進んだ週はそれなりに大変ですし少ない週は少ないです。でも、授業を受けていれば初見の問題というものは中々ないので解ける問題もありますし、解けなくても解説を見れば納得がいくぐらいのレベルのものです。
英語は長文2題ほど指定されて解きます。こちらも答えが配られるので丸つけして訂正して提出します。翌週の
英語の最初の時間を使ってこの課題の復習テストのようなものを行います。
小テストについてですが、回数的には週5回ほどになりますが毎日科目が違います。1週間に現代文単語テスト、古典単語テスト、
数学の週末課題の復習テスト、
英単語テスト、
英語の読解力テスト(週末課題の復習テスト)を行います。朝学習の10分間で行うものもあれば、授業の時間を使って行うものもあります。小テストなのでボリュームはありません。通学時間などを使って単語帳等を読み込めば問題ありません。
国語と
英語は合格点に満たないと再テストをする場合もあります。
振り返ってみるとこのような課題,小テストを毎週サボらなかったおかげで割と基礎は身につけることが出来たと思います。その人の性格(強制的に取り組む環境がなくても勉強ができるかどうか、課題がありすぎると勉強意欲を失ってしまう、など)次第で向き合い方、やる気は変わると思います。