三条東高校
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取得日:2024年03月21日
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「医療専攻」便り ●第2回医療専攻講演会 7月13日(木)16:0017:00
新潟県立三条東高等学校 Vol.2(令和5年7月 25 日) 講 師 三条市福祉保健部高齢介護課地域包括ケア総合推進センター
栗林 明子様 渡邉 晃代様
●第 1 回医療専攻講演会 6月22日(木)16:0017:00 演 題 地域全体で推進する地域包括ケア
講 師 済生会病院 看護部長 池 穂波 様 住み慣れた地域で暮らし続けるために地域医療について
演 題 『医療従事者の仕事とキャリア形成』 三条市が取り組む地域包括ケアについて具体的にわかりやすくお話しいただきました。三条市の職員の立場で高
齢者を支えておられるお二人が、「生きていることに寄り添い続ける仕事である」というお考えのもと、日々仕事に
ご自身のキャリアの中で看護の仕事にどのように向き合い、どのようにキャリアアップされてこられたのか、経験 誇りをもち、真摯に取り組まれている姿勢を強く感じ、生徒共々多くのこと学ばせていただきました。
談を交えお話しいただきました。「命はあたりまえに生まれてくるわけではない」という言葉は、命に関わる仕事に
就くということへの覚悟があるのか、生徒が自身に問いかける機会になりました。また、就職がゴールではなく生涯
自分探しをしていくというお話は、目の前の
進路
1
のことだけでなく、さらにその先を考える機会を生徒に与えてい
ただきました。
《生徒の感想》
私は病院での看護以外のことは詳しく知らなかったので今回の講演では地域での高齢者への看護という新し
《生徒の感想》
い知識を身につけることができました。「地域包括ケア」は地域に根ざしたしくみだと感じました。現在自宅療養を
看護師として患者さんとの接し方、実体験についてのお話を聞くことができ、とてもためになりました。医療に関
希望している高齢者が増加している中で様々な職種が協力し合い、一人の患者をサポートしていくことで、その
わる仕事は大変だというイメージが私には強くあり、将来この道で生きていくことを選んだ時、続けていけるだ
人の自分らしい生き方を尊重することができることがわかりました。しかし、そうなると人材不足が問題となりま
ろうかという不安がありました。しかし、激務だからこそ、やりがいがあり、それが自分への励みになるというお話
す。なので、私たちが今知識を身につけ、将来医療従事者として患者 1 人 1 人を支える医療を行いたいです。患者
を聞いて、看護師への憧れが強くなり、真剣に考えるきっかけになりました。今回の講演で特に印象に残ったのが
を支えていくのにあたって、重要な役割はケアマネージャーです。私はこの職業の存在を今まで知りませんでし
チーム医療と患者さんとの対話などといった医療を通した人の関わり合いです。誰かと協力して何かをすること
た。ケアマネージャーは患者の相談を受けケアプランを作成し、さまざまなサービス業者を紹介します。これは、患
で自分にはない価値観に触れ、自分だけでは決してすることのなかった体験をし、視野が広がっていく。そういう
者を支えるための大きな基盤になっていると感じました。この職業がもっと広まれば、患者を支えるためのよりよ
過程が人に寄り添う看護師さんのあたたかさを生んでいるということを実感しました。また、医師、看護師の働き
りチーム医療を可能にすると思います。人々が住み慣れた地域で自分らしく最後まで生きていくためには。多くの
方についてのお話もとても参考になりました。医療専攻を受けて良かったと思いました。お話の中で出てきたM&
医療従事者の力が必須ということがわかりました。
Wについてもっとくわしく知りたいと思いました。具体的にどのように患者さんをサポートするのか興味がありま
す。