村上桜ヶ丘高校
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取得日:2024年03月22日
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令和4年度シラバス(国語)
学番28 新潟県立村上桜ヶ丘高等学校
教科(科目) 国語(言語文化) 単位数 2単位 学年 1年次
使用教科書 『言語文化』(筑摩書房)
尚文出版『これからの古典文法改訂版』、浜島書店『新訂版最新国語便覧』
副教材等
尚文出版『基本の古典(古文漢文)1』
1 学習目標
言葉による見方・考え方を働かせ、言語活動を通して、国語で的確に理解し効果的に表現する資質・能力を次のとおり育成すること
を目指す。
(1) 生涯にわたる社会生活に必要な国語の知識や技能を身に付けるとともに、我が国の言語文化に対する理解を深めること
ができるようにする。
(2)論理的に考える力や深く共感したり豊かに想像したりする力を伸ばし、他者との関わりの中で伝え合う力を高め、自分の
思いや考えを広げたり深めたりすることができるようにする。
(3)言葉がもつ価値への認識を深めるとともに、生涯にわたって読書に親しみ自己を向上させ、我が国の言語文化の担い手と
しての自覚をもち、言葉を通して他者や社会に関わろうとする態度を養う。
2 指導の重点
進学・就職等、希望
進路
1
が多岐にわたっていることから、
(1)基本的な言語事項の習得を重視し、文章を的確に理解した上で、自分の考え方を確立させることを目指します。
また、論理的に考え、共感したことや想像したことを言葉を通して表現していく力を養います。
(2)他者との関わりの中で自分の思いや考えを伝え合うことで、積極的にコミュニケーションを図る態度を育てます。
(3)文章に関連する本を紹介し、生涯にわたって読書に親しみ、自己を向上させようとする態度を育てます。
これらを中心に、社会生活に必要な資質・能力を養います。
3 評価規準と評価方法評価の観点の趣旨
知識・技能 思考・判断・表現 主体的に学習に取り組む態度
生涯にわたる社会生活に必要な国語の知 「書くこと」、「読むこと」の各領域において、 言葉を通じて積極的に他者や社会に関
識や技能を身に付けるとともに、我が国 論理的に考える力や深く共感したり豊かに想像し わったり、思いや考えを広げたり深めた
の言語文化に対する理解を深めることが たりする力を伸ばし、他者との関わりの中で伝え りしながら、言葉がもつ価値への認識を
できるようにしている。 合う力を高め、自分の思いや考えを広げたり深め 深めようとしているとともに、進んで読
たりすることができるようにしている。 書に親しみ、言葉を効果的に使おうとし
ている。
4 評価規準と評価方法
評価は次の観点から行います
知識・技能 a 思考力・判断力・表現力 b 主体的に学習に取り組む態度 c
・生涯にわたる社会生活に必要な国語の 「書くこと」、「読むこと」の各領域に ・言葉を通じて積極的に他者や社会に関
知識や技能を身に付けるとともに、我が おいて、論理的に考える力や深く共感し わったり、思いや考えを広げたり深めた
評 国の言語文化に対する理解を深めること たり豊かに想像したりする力を伸ばし、 りしながら、言葉がもつ価値への認識を
価 ができるようにしている。 他者との関わりの中で伝え合う力を高 深めようとしているとともに、進んで読
の め、自分の思いや考えを広げたり深めた 書に親しみ、言葉を効果的に使おうとし
観 りすることができるようにしている。 ている。
点
以上の観点を踏まえ、 以上の観点を踏まえ、 以上の観点を踏まえ、
・授業中の発言や発表、学習活動への ・授業中の発言や発表、学習活動への ・授業中の発言や発表、学習活動への
参加状況の観察 参加状況の観察 参加状況の観察
・定期考査の結果 ・定期考査の結果 ・ノートやワークシート、提出物など
評 ・授業内小テストの結果 ・授業内小テストの結果 の内容の確認
価 ・ノートやワークシート、提出物など ・ノートやワークシート、提出物など ・振り返りシートの記述の分析
方 の内容の確認 の内容の確認
法 ・振り返りシートの記述の分析 ・振り返りシートの記述の分析 などから、総合的に評価します。
などから、総合的に評価します。 などから、総合的に評価します。
5 学習計画
評価の
月 単元名 授業時数と領域 教材名 学習活動(指導内容) 評価方法
観点
・ノート
『宇治拾遺物 ・古典に親しむ態度を養う。 a (記述の点検)
4 第1章 古文への扉 3 C 読むこと 語』 ・歴史的仮名遣いや古語と現代語の
「児のそら寝」 違いを理解し、正しく音読する。 c ・取り組みの様子
(行動の確認)
・ワークシート
『宇治拾遺物 ・話の構成、展開を把握し、登場人 b (記述の確認)
第1章 古文への扉 4 C 読むこと 語』 物の行動、心情を読み取る。
「絵仏師良秀」 ・動詞の活用を理解する。 c ・取り組みの様子
(行動の確認)
・情景描写に注目し、物語の設定を ・ワークシート
a
確認する。 (記述の分析)
第14章 想像力が 芥川龍之介 ・登場人物の心理の移り変わりを読 ・ノート
5
ひらく世界 6 C 読むこと 『羅生門』 み取る。
b
(記述の分析)
・人間のあり方について目を向け ・振り返りシート
c
る。 (記述の確認)
『徒然草』 ・形容詞、形容動詞の活用を理解す ・ノート
「つれづれなる る。 a (記述の点検)
第4章 ことばに表
6
れる意思 5 C 読むこと ままに」「丹波 ・筆者の、人間や社会に対する考え
に出雲といふ所 方を読み取る。 c ・取り組みの様子
あり」 (行動の確認)
・ワークシート
漢文を学ぶため ・漢文に親しむ態度を身に付ける。 a (記述の分析)
7 第8章 漢文への扉 4 C 読むこと に ・漢文訓読の基本事項(返り点の種
類、用法、助字等)を確認する。 c ・取り組みの様子
(行動の確認)
島崎藤村
「小諸なる古城 ・現代詩を鑑賞し、表現や考えをも
第16章 韻文の表 ・ノート
4 C 読むこと のほとり」 とに、さまざまな世界を読み味わ b
現(三) (記述の分析)
石垣りん う。
「崖」
・発表の様子
第16章 韻文の表 (行動の確認)
2 B 書くこと 詩歌を作る ・詩の創作をし、発表しあう。 c
現(三) ・振り返りシート
(記述の確認)
・ノート
『土佐日記』 ・日記文学の特徴や作品成立の背景
a (記述の点検)
第3章 自分という 「門出」 について理解を深める。
9 6 C 読むこと
他者 「亡き児をしの ・助動詞の意味を理解し、現代語訳
c ・取り組みの様子
ぶ」 に活かす。
(行動の確認)
・ノート
唐詩 ・漢詩のリズムを読み味わい、詩と
b (記述の分析)
1 第11章 韻文の表 「鹿柴」 して表現された作者の思いを読み取
3 C 読むこと
0 現(二) 「望廬山瀑布」 る。
c ・音読の様子
「登岳陽楼」 ・漢詩のきまりを理解する。
(行動の確認)
・ワークシート
・筆者の体験に基づく心の動きを読
b (記述の確認)
第15章 多彩な表 蜂飼耳 み取る。
4 C 読むこと
現とイメージ 「虹の雌雄」 ・表現を工夫しながら自分の体験を
c ・発表の様子
文章にして伝える。
(行動の確認)
・和歌に込められた登場人物の心情 ・ノート
『伊勢物語』 を的確に読み取る。 a (記述の点検)
1 第2章 人間の普遍
9 C 読むこと 「芥川」 ・和歌の修辞法を理解する。
1 的な姿 「梓弓」 ・助動詞の意味を理解し、現代語訳 c ・取り組みの様子
に活かす。 (行動の確認)
・ノート
・漢文訓読の基本事項(再読文字)
a (記述の点検)
唐詩紀事 を確認し、正しく訓読する。
第9章 漢語の特色 2 C 読むこと
「推敲」 ・現代に活きる故事成語の由来に関
c ・取り組みの様子
心を持つ。
(行動の確認)
・ノート
・漢文訓読の基本事項をもとに、正
a (記述の点検)
戦国策 しく訓読する。
第9章 漢語の特色 3 C 読むこと
「借虎威」 ・話の展開を把握し、たとえ話の意
c ・取り組みの様子
味を考える。
(行動の確認)
・ワークシート
・短歌や俳句の鑑賞方法を学び、想
b (記述の確認)
1 第16章 韻文の表 短歌 像力や感受性を豊かにする。
3 B 書くこと
2 現(三) 俳句 ・俳句を創作し、作品を鑑賞し合
c ・取り組みの様子
う。
(行動の確認)
・ワークシート
a
夏目漱石 (記述の分析)
・習得してきた小説の読み方を踏ま
第14章 想像力が 『夢十夜』 ・ノート
1 6 C 読むこと え、文体や表現に注目して「夢」の b
ひらく世界 第一夜 (記述の分析)
時間軸の揺らぎを読み味わう。
第六夜 ・振り返りシート
c
(記述の確認)
・習得してきた古文の読み方を踏ま ・ノート
え、和歌に対する筆者の考えを読み a (記述の点検)
第7章 練り上げら 『正徹物語』
2 3 C 読むこと 取る。
れた思考 「待つ恋」
・助詞の働きを理解し、まぎらわし c ・振り返りシート
い語の識別をする。 (記述の確認)
・ノート
・習得してきた漢文の読み方を踏ま b (記述の分析)
第10章 言動に表
3 C 読むこと 管鮑之交 え、描かれている人間の姿を多角的
れる人間の本質
に読み取る。 c ・振り返りシート
(記述の確認)
計 70 時間(50分授業)
※領域ごとの授業時数合計
領域ごとの B「書くこと」 C「読むこと」
授業時数合計 5 時間 65 時間
6 課題提出物等
・単元ごとに授業内小テストの実施や振り返りシートの記入をします。
・長期休業中の課題は別途指示し、休業明けには課題テストを実施します。
・学習内容に関連した課題を随時課します。
・上記の小テストの結果や課題の提出・取り組み状況やその内容は、評価に含めます。
7 担当者からの一言
「言語文化」は生涯にわたる社会生活に必要な国語の能力を育成し我が国の言語文化に対する理解を深める科目です。国語や言葉の
知識を身に付けることに加え、論理的に考え、他者との関わりの中で共感したり想像したりする力や伝え合う力を伸ばし、自分の思
いや考えを広げたり深めたりしていきましょう。こうした力は、さまざまな学習に活きる力です。受身ではなく、目的意識を持っ
て、意欲的に取り組むことを期待します。