令和4年度 学校総合評価
 
 1．今年度の重点課題に対する総合評価
      令和4年度は、6項目の重点課題を設定して目標達成に向けて取り組んだ。A（達成した）
    が0項目、B（ほぼ達成した）が2項目、C（現状維持）が3項目、D（現状より悪くなった）
    が1項目という評価となった。今年度も、新型コロナウイルス感染症のため行事の縮小をよぎ
    なくされ、教育活動が制限されたこともこのような評価になった一因と考えられる。
      今年度は、校長が変わり新たな体制のもと各方策に取り組んだ。各分掌のアクションプラン
    は次のページ以降に記載するとおりであるが、重点課題と達成度の概要は以下のようになる。
      教科指導については、新学習指導要領施行1年目として「観点別学習状況の評価」を開始し
    たが、年度当初の事前研修や各教科においての打ち合わせを重ねた結果、特に混乱はなかった。
      宗教教育については、概ね計画通りに行事を実施することができた。礼拝時での教員や生徒¹
    の講話は、各自しっかりと事前準備をし、生徒²達の琴線に触れる話を提供する場となっていた。
      進路指導については、予定していた進路行事や研修を実施することができ、3年の進路決定、
    1・2年生の進路意識の向上につなげることができた。
      生徒³指導については、大半の生徒⁴は、さわやかな挨拶や清潔な身だしなみ、余裕を持った行
    動を心がけていた。しかし一部において、規範意識に欠ける行動がみられた。
      特別活動については、生徒⁵会執行部を中心として、校紀・美化・福祉の各委員会活動を活性
    化させることができた。コロナ禍の中で文化祭を実施したが、やや準備不足だった。
      環境と健康指導については、当初の方策は概ね達成できたが、清掃活動のさらなる徹底や健
    康診断後の受診勧奨に向けての喚起を図らなければならない。
 
 
 2．次年度へ向けての課題と方策
      具体的な課題と方策については、各分掌のアクションプランに記載されているが、全体とし
    て特に次の点を考慮して策定していく。
  ・新学習指導要領施行2年目として、令和4年度に実施した「観点別学習状況の評価」を改善し、
     学力の向上につなげるための「授業と評価の一体化」を推進していく。
  ・生徒⁶および教職員が生き生きとした学校生活が送れる学校作りのため、前例主義にとらわれず
    新しいアイディアを取り入れていく。
  ・達成目標については、教職員が一体となって取り組んでいけるものにし、できるだけ具体的で
    明確なものとする。評価方法については数¹値化できるものは数²値を記載する。