信州大学2人文学部との高大連携哲学演習

12/3(日)信州大学3人文学部(松本キャンパス)にて、長野吉田高校と信州大学4人文学部による、高大連携哲学演習を実施しました。

この企画は今年で5年目であり、年1〜2回行っています。
今年は、宮沢賢治の『ビジテリアン大祭』をメインテキスト、ピーター・シンガーの『動物の解放』を補助テキストとしながら、
「いのち」の価値について、高校生と大学5生が議論しました。

本校から3名が参加しました。大学6生は1年生から3年生まで、また1名大学7院生も加わり、幅広く議論が展開されました。
「動物と人間のいのちの価値はどこで線引きできるんだろう?」
「動物のいのちに重きをおいてベジタリアンやヴィ―ガンを選択するとき、おなじ価値基準をどこまで他者に要求できるだろう?」
普段だったら他者と話せない深い問題まで率直に話せる場となり、
高校生・大学8生双方にとって有意義な機会になりました。


2023年12月06日