長野吉田高校
(長野県)の
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取得日:2023年12月23日
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科目名 古典探究(文系) 単位数 3 単位 実施予定授業
数
1
105 時間
☆学習の到達目標
【知識及び技能】生涯にわたる社会生活に必要な国語の知識や技能を身に付けるとともに、我が国の伝
統的な言語文化に対する理解を深めることができるようにする。
【思考力・判断力・表現力等】論理的に考える力や深く共感したり豊かに想像したりする力を伸ばし、古典
学習の などを通した先人のものの見方、感じ方、考え方との関わりの中で伝え合う力を高め、自分の思いや考え
到達目標 を広げたり深めたりすることができるようにする。
【学びに向かう力、人間性等】言葉がもつ価値への認識を深めるとともに、生涯にわたって古典に親しみ
自己を向上させ、我が国の言語文化の担い手としての自覚を深め、言葉を通して他者や社会に関わろう
とする態度を養う。
【教科書】「古典探究」(
数
2
研出版)
【副教材】「重要古文単語 315」(桐原書店)
使用教科書 「体系古典文法」(
数
3
研出版)
副教材 等 「精選漢文」(尚文出版)
「進研 WINSTEP 古典 2」(ラーンズ)
「古典速読トレーニング 基礎」(
数
4
研出版)
☆学習計画および評価方法
学
学習内容 月 学 習 の ね ら い(評価規準) 時
数
5
期
十訓抄 大江山 4 【知識・技能】古典を読むために必要な文語のきま 4
・「丹後へ遣はしける人は参りたりや」とは、どのよ りや訓読のきまりについて理解を深めている。[
うなことを言おうとしたのか説明する。 イ]
・「大江山……」の歌で、小式部内侍が伝えようと 【思考・判断・表現】「読むこと」において、必要に
したことを説明する。 応じて書き手の考えや目的、意図を捉えて内容を
・「返歌にも及ばず、袖を引き放ちて、逃げられけ 解釈するとともに、文章の構成や展開、表現の特
り」とは、誰がなぜそのようにしたのか説明す 色について評価している。[Aウ]
る。 【主体的に学習に取り組む態度】積極的に説話が
・「大江山」はどのような教訓を示すために収録さ 示す教訓性について考察し、学習課題に沿って
れていると考えられるか話し合う。 話し合いに参加しようとしている。
沙石抄 兼盛と忠見 【知識・技能】古典を読むために必要な文語のきま 4
・『沙石集』の編者が、忠見のあり方をどのように りや訓読のきまりについて理解を深めている。[
評価しているか説明する。 イ]
・忠見のあり方をどのように評価するか、話し合 【思考・判断・表現】「読むこと」において、古典の
う。 作品や文章などに表れているものの見方、感じ
第
方、考え方を踏まえ、人間、社会、自然などに対
1
する自分の考えを広げたり深めたりしている。[A
学
カ]
期
【主体的に学習に取り組む態度】忠見の歌にかけ
る情熱を自ら進んで評価し、今までの学習を生か
して話し合いに参加しようとしている。
韓非子 買履忘度 5 【知識・技能】否定・疑問・選択の句法を理解して 4
・古典を読んで、人間、社会、自然などに対する いる。
思想や感情を的確にとらえる。 【思考力・判断力・表現力】鄭人のどのような態度
・古典に用いられている語句の意味、用法及び が批判されているのかを的確にとらえている。
文の構造を理解する。 【主体的に学習に取り組む態度】「買履忘度」の故
事が下敷きとしている『韓非子』の実利的な思想を
ふまえ、教材中の人物の行動について考えを話し
合う活動において、積極的に話し合いに参加しよ
うとしている。
説苑 江南橘為江北枳 【知識・技能】疑問・願望・使役の句法を理解して 4
・古典を読んで、内容を構成や展開に即して いる。
的確にとらえる。 【思考力・判断力・表現力】晏子がどのような論理
・古典に用いられている語句の意味、用法及 で荊王たちの計略に対抗したのかをとらえている。
び文の構造を理解する。 【主体的に学習に取り組む態度】「江南橘為江北
枳」の故事が下敷きとしている春秋時代の時代背
景をふまえ、教材中の人物の行動について考えを
話し合う活動において、積極的に話し合いに参加
しようとしている。
伊瀬物語 初冠 6 【知識・技能】古典を読むために必要な文語のきま 4
・それぞれの歌について修辞法を確認する。 りや訓読のきまりについて理解を深めている。[
・「男」が着ていた「狩衣の裾」を切り取って歌を書 イ]
いたのはなぜか、考える。 【思考・判断・表現】「読むこと」において、作品の
・「かくいちはやきみやび」とは「男」のどのような 成立した背景や他の作品などとの関係を踏まえな
言動を指して言ったものか、説明する。 がら古典などを読み、その内容の解釈を深め、作
・「春日野の……」の歌と「みちのくの……」の歌 品の価値について考察している。[Aエ]
の類似点・相違点を考える。 【主体的に学習に取り組む態度】粘り強く「春日野
の…」歌と「みちのくの…」歌を比較し、学習課題
に沿って類似点・相違点を整理しようとしている。
大和物語 をばすて山 【知識・技能】古典を読むために必要な文語のきま 4
・「男」が「をば」を捨てるに至った経過を整理す りや訓読のきまりについて理解を深めている。[
る。 イ]
・「をば」を捨てた後再び迎えに行くまでの「男」の 【思考・判断・表現】「読むこと」において、古典の
心情はどのようなものだったか、話し合う。 作品や文章について、内容や解釈を自分の知見
と結び付け、考えを広げたり深めたりしている。[A
オ]
【主体的に学習に取り組む態度】男の心情変化に
ついて粘り強く考察し、学習課題に沿って話し合
いに参加しようとしている。
史記 鴻門之会 【知識・技能】古典を読むために必要な文語のきま 8
・「鴻門の会」の読解を踏まえ、劉邦が鴻門から脱 りや訓読のきまりについて理解を深めるている。
出することができた理由を考えて話し合う。 [イ]
・「四面楚歌」「項王自刎」の読解を踏まえ、項羽 【思考・判断・表現】「読むこと」において、文章の
が江東に帰らなかった理由を考えて話し合う。 種類を踏まえて、古典特有の表現に注意して内容
を的確に捉えている。[Aイ]
【主体的に学習に取り組む態度】本文から読みとっ
た項羽や劉邦の人物像を踏まえて、作中の行動
の経緯・理由を粘り強く考察し、主体性をもって話
し合いに参加しようとしている。
【知識・技能】定期テスト・小テストにより評価する。
【思考・判断・表現】定期テスト・課題およびレポートの記述内容から評価する。
【主体的に学習に取り組む態度】課題及びレポートの記述内容・
生徒
1
自身の自己評価・相互評価により評価する。
【1 学期の評価方法】【知識・技能】【思考・判断・表現】【主体的に学習に取り組む態度】をそれぞれ
数
6
値化し、各観点
を 40% : 40% : 20%の割合で総括して、10 段階評定とする。
学
学習内容 月 学 習 の ね ら い(評価規準) 時間
期
枕草子 御前にて人々ども 7 【知識・技能】古典を読むために必要な文語のきま 6
・「姨捨山の月は、いかなる人の見けるにか。」と りや訓読のきまりについて理解を深めている。[
いう表現で伝えていることは何か、清少納言の イ]
発言との関わりで説明する。 【思考・判断・表現】「読むこと」において、文章の
第 ・「わろかめれば、寿命経も、え書くまじげにこそ」 種類を踏まえて、古典特有の表現に注意して内容
2 とは何を清少納言に伝えようとしているのか、 を的確に捉えている。[Aイ]
学 説明する。 【主体的に学習に取り組む態度】積極的に登場人
期 ・「かけまくも……」の歌について、掛詞を指摘し 物の様子や心情をとらえ、学習課題に沿って自分
て、歌を訳す。 の考えを説明しようとしている。
枕草子 大納言参り給ひて 【知識・技能】古典を読むために必要な文語のきま 6
・「うたて、何しにさ申しつらむ」とは、誰のどのよう りや訓読のきまりについて理解を深めている。[
な気持ちを表しているか、説明する。 イ]
・作者以外の女房たちが、その時々の状況に応 【思考・判断・表現】「読むこと」において、文章の
じてどのような行動をとったか、順にまとめる。 種類を踏まえて、古典特有の表現に注意して内容
・「ただ人のねぶたかりつる目もいと大きになりぬ」 を的確に捉えている。[Aイ]
とあるが、どういうことか、説明する。 【主体的に学習に取り組む態度】積極的に登場人
物の様子や心情をとらえ、学習課題に沿って自分
の考えを説明しようとしている。
論語 8 【知識・技能】文章に出てくる句法を理解し、正しく 3
・古典を読んで、内容を構成や展開に即して的 現代語訳している。
確にとらえる。 【思考力・判断力・表現力】語句や表現に注意して
・古典に用いられている語句の意味、用法及び 9 文脈をとらえ、孔子の思想の特徴を読み取ってい
文の構造を理解する。 る。
【主体的に学習に取り組む態度】文章中に見られ
る儒家思想と道家・法家思想の対比をふまえて、
学習課題に沿って自分の考えを説明しようとして
いる。
孟子 【知識・技能】文章中の対句表現を理解している。 3
・古典を読んで、内容を構成や展開に即して的 【思考力・判断力・表現力】語句や表現に注意して
確にとらえる。 文脈をとらえ、孟子の思想の特徴を読み取ってい
・古典に用いられている語句の意味、用法及び る。
文の構造を理解する。 【主体的に学習に取り組む態度】孟子の主要な思
想のうち、文章で取り上げられている性善説・四端
説の内容をまとめ、学習課題に沿って自分の考え
を説明しようとしている。
韓非子 【知識・技能】語句や表現に注意して文脈をとら 3
・古典を読んで、内容を構成や展開に即して的 え、韓非子の思想の特徴を読み取っている。
確にとらえる。 【知識・技能】文章に出てくる句法を理解し、正しく
・古典に用いられている語句の意味、用法及び 現代語訳している。
文の構造を理解する。 【主体的に学習に取り組む態度】儒家と法家の思
想を比較し、それぞれ社会のあり方についてどの
ような点を重視しているかをまとめ、学習課題に沿
って自分の考えを説明しようとしている。
更級日記 東路の道の果て 物語 10 【知識・技能】古典を読むために必要な文語のきま 8
りや訓読のきまりについて理解を深めている。[
・作者が『源氏物語』を読むことに没頭しているこ イ]
とがわかる表現を抜き出し、そのときの気持ち 【思考・判断・表現】「読むこと」において、関心をも
を考える。 った事柄に関連する様々な古典の作品や文章な
・「いとはかなく、あさまし」というのは、いつの時点 どを基に、自分のものの見方、感じ方、考え方を深
のどのような気持ちを表現したのか、考える。 めている。[Aキ]
・『源氏物語』に登場する「夕顔」や「浮舟」がどの 【主体的に学習に取り組む態度】『源氏物語』の
ような女性なのか調べ、作者がこの二人を取り 「夕顔」や「浮舟」について進んで調べ、学習課題
上げた理由を考える。 に沿って本文理解と自分の考えを深めようとしてい
る。
中国の詩「絶句」 「律詩」 【知識・技能】限定・疑問・使役の句法を理解して 6
・古典の内容や表現の特色を理解して読み味わ いる。
う。 【思考力・判断力・表現力】漢詩の表現方法や思
・古典を読んで、我が国の文化の特質や我が国 想が、我が国の文学に影響を与えていることを理
の文化と中国の文化との関係について理解を 解している。
深めること。 【主体的に学習に取り組む態度】漢詩の構成上・
音声上の規則を理解し、学習課題に沿って自分
の考えを説明しようとしている。
源氏物語 光源氏誕生 【知識・技能】古典を読むために必要な文語のきま 6
・帝が「桐壺の更衣」を寵愛することに対し、まわり りや訓読のきまりについて理解を深めている。[
の人々はどう思ったか、説明する。 イ]
・「一の皇子」と「玉の男皇子」とに対する帝の接し 【思考・判断・表現】「読むこと」において、古典の
方の違いを説明する。 11 作品や文章について、内容や解釈を自分の知見
・帝・桐壺の更衣・弘徽殿の女御の人物像につい と結び付け、考えを広げたり深めたりしている。[A
て考える。 オ]
【主体的に学習に取り組む態度】登場人物の心情
とそこから浮かび上がる人物像について粘り強く
考察し、今までの学習を生かして話し合いに参加
しようとしている。
源氏物語 小柴垣のもと 【知識・技能】古典を読むために必要な文語のきま 8
・「生ひ立たむ……」と「初草の……」の歌につい りや訓読のきまりについて理解を深めている。[
て、「若草」「露」「初草」が何をたとえているか、 イ]
それぞれの歌は何を訴えようとしているか、説 【思考・判断・表現】「読むこと」において、文章の
明する。 種類を踏まえて、古典特有の表現に注意して内容
・光源氏は「女子」のどこに興味をひかれているの を的確に捉えている。[Aイ]
か、説明する。 【主体的に学習に取り組む態度】積極的に登場人
物の行動や心情をとらえ、学習課題に沿って自分
の考えを説明しようとしている。
【知識・技能】定期テスト・小テストにより評価する。
【思考・判断・表現】定期テスト・課題およびレポートの記述内容から評価する。
【主体的に学習に取り組む態度】課題及びレポートの記述内容・
生徒
2
自身の自己評価・相互評価により評価する。
【2 学期の評価方法】【知識・技能】【思考・判断・表現】【主体的に学習に取り組む態度】をそれぞれ
数
7
値化し、各観
点を 40% : 40% : 20%の割合で総括して、10 段階評定とする。
学
学習内容 月 学 習 の ね ら い(評価規準) 時間
期
大鏡 花山天皇の出家 12 6
・「さりとて」「さりとも」「さること」の「さり」「さる」が指 【知識・技能】古典を読むために必要な文語のきま
す内容を説明する。 りや訓読のきまりについて理解を深めている。[
・花山天皇の出家はどのように行われたのか、道 1 イ]
兼の行動に注意しながらまとめる。 【思考・判断・表現】「読むこと」において、文章の
・花山天皇と道兼の人物像をまとめる。 種類を踏まえて、古典特有の表現に注意して内容
2 を的確に捉えている。[Aイ]
【主体的に学習に取り組む態度】登場人物の行動
とそこから浮かび上がる人物像について粘り強く
3 考察し、学習課題に沿ってまとめようとしている。
6
大鏡 道長の剛胆 【知識・技能】古典を読むために必要な文語のきま
・「大内裏部分略図」を参考にして、登場人物の りや訓読のきまりについて理解を深めている。[
第
行き先やたどった経路を確認する。 イ]
3
・道長の言動に対する評価の言葉を取り上げ、誰 【思考・判断・表現】「読むこと」において、文章の
学
のどのような評価であったのかを整理する。 種類を踏まえて、古典特有の表現に注意して内容
期
・道隆・道兼・道長の人物像をまとめ、比較する。" を的確に捉えている。[Aイ]
【主体的に学習に取り組む態度】登場人物の行動
とそこから浮かび上がる人物像について粘り強く
考察し、学習課題に沿ってまとめようとしている。
文章「漁父辞」 【知識・技能】文章中の対句表現を理解している。 6
・古典を読んで、内容を構成や展開に即して的 【思考力・判断力・表現力】屈原と漁父の問答につ
確にとらえる。 いて、それぞれの考え方をまとめている。
・古典に用いられている語句の意味、用法及び 【主体的に学習に取り組む態度】屈原と漁父の考
文の構造を理解する。 え方の違いを踏まえて、教材中の人物の行動につ
いて話し合う活動において、積極的に話し合いに
参加しようとしている。
平家物語 忠度の都落ち 【知識・技能】古典を読むために必要な文語のきま 6
・忠度が俊成のもとを訪れた際の、俊成とその家 りや訓読のきまりについて理解を深めている。[
人との反応の違いについて説明する。 イ]
・「情けもすぐれて深う、あはれもことに思ひ知ら 【思考・判断・表現】「読むこと」において、古典の
れて」について、俊成は忠度のどういうところに 作品や文章について、内容や解釈を自分の知見
ついて、このように述べているのか説明する。 と結び付け、考えを広げたり深めたりしている。[A
・「前途程遠し、思ひを雁山の夕べの雲に馳す」と オ]
いう朗詠を行った時の忠度の心情を想像し、 【主体的に学習に取り組む態度】忠度の心情につ
話し合う。 いて粘り強く考察し、学習課題に沿って話し合い
に参加しようとしている。
【知識・技能】定期テスト・小テストにより評価する。
【思考・判断・表現】定期テスト・課題およびレポートの記述内容から評価する。
【主体的に学習に取り組む態度】課題及びレポートの記述内容・
生徒
3
自身の自己評価・相互評価により評価する。
【1 学期の評価方法】【知識・技能】【思考・判断・表現】【主体的に学習に取り組む態度】をそれぞれ
数
8
値化し、各観点
を 40% : 40% : 20%の割合で総括して、10 段階評定とする。
【年間の学習状況の評価方法】
各学期の【知識・技能】【思考・判断・表現】【主体的に学習に取り組む態度】をそれぞれ総括し、年間の5段
階評定とする。