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取得日:2024年03月19日[更新]

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                        2023国際教養科 NEWS 3月
 
    2 年国際教養科、片桐菜々美さん、3 年国際教養科、飯島健介
  君の2名が、1 回目の挑戦で、見事に英検
                    国際教養科 NEWS 4 1月級合格を勝ち取り
  ました!! 2年で準 1 級も 8 名合格。歴史を塗り替える快挙!
 
 
 
 
   かつて、2019 年に 3 年国際教養科生徒 1 名、2021 年に 3 年国際教養科生徒 1 名が、複数回の挑戦の
 後、英検 1 級を取得して以来です。語彙や読解問題の難解さ、リスニングテストが、準 1 級のレベルを 3
 ひねりぐらい加えた難度があり、2 次試験にたどり着くまでに、最低 1 回の不合格を経て、合格を勝ち得
 ました。今回の 2 名が、1 回目の挑戦で合格を得たことは、歴史を塗り替えたと言っても、過言ではあり
 ません。
   英語検定1級は英語プロの登竜門ともいわれるほどの難度の高い検定であり、高校生がこの一番高い
 級に受かることは、快挙中の快挙と言えます。実際、英語の教員でも、この級まで取得している数は、か
 なり限られています。英検協会による合格率の公表は、最近はありませんが、一般的に10%以下と言わ
 れています。
   英検1級がどのくらい高いレベルにあることの証左として、大学入試では、一橋大学の全学部の入試に
 おいての優遇措置が取られています。しかしながら、他の難関大学では「準 1 級以上」で優遇措置が取ら
 れることが一般的ですので、その遥か上を行く 1 級取得者は、大学入試では想定していないことになり
 ます。
   英検 1 級取得者は、大学入試のレベルを遥に凌ぎ、大学で扱われるアカデミックな英語論文を、ほと
 んど辞書なしで読み、CNN や BBC の英語メディアを字幕なしで、聞き取ることができます。つまり、
 それは新しい英語世界に入ることができるようになるのです。
 片桐菜々美さんから、お聞きした感想をまとめてみました。
   受験前に頑張ったこととして、隙間時間を利用して単語をとにかく覚えたと、語っていました。また、
 古本屋でライティングの問題を集め、ライティングは全部で 100 個くらい書いたそうです。使い過ぎて
 ボロボロになった教本がその頑張りを表しています。
   2 次試験は英語の先生や ALT の Vikki 先生に特訓を受けている姿が印象的でした。加えて、トピック
 に関しての3つのリーズニングがすぐ思いつけるようになるまで、先生から過去 20 年分くらいの過去問
 を頂き、徹底的に解きまくったのとのことです。
 
 
 飯島健介君からの感想は以下です。
   英検が、共テの一週間後で、あまり勉強する時間がなかったので、ライティングに全て振り切って勉強
 しました。ライティングは、ライティングのテキストブックを買って、そこに書いてある答えを写せるだ
 け写して、型を覚えました。リスニングと長文は日々の積み重ねだと思うので、できるだけ日々の生活で
 洋画見たり洋楽聞いたりするのが効果的だと思います。スピーキングは、一週間前にコロナになってどう
 かと思いましたが、ALT の Heidi 先生と zoom で練習できてなんとかなりました。もっと時事問題を知
 っとくべきだったと思う。卒業前にお世話になった先生方に置き土産ができてよかったです。
 
 
   過去 20 年の国際教養科の卒業時で、準 1 級取得者が最大で8名でしたが、2 年次終了時で 8 名の合格
 者が出たことは、今後の大学入試に向け、さらに英語力を磨いていくと、10 名以上の合格者は確実に出
 てきます。プレゼンテーションやエッセイライティングの修行を通じ、英語で考え、英語で発信する訓練
 が、本当の意味で実力向上に直結する最短ルートが証明されたと感じております。
 
    3/4          1 年国際教養科 イギリス語学研修
             第 1 回オリエンテーションのレクチャーを受講
                                                               本年 7 月に参加予定の英国語学研修
                                                             の事前学習として、
                                                                             (株)ISA 高崎支店
                                                             長の登坂 貴氏より、1 時間半、オリエ
                                                             ンテーションのレクチャーを受講しま
                                                             した。氏は、海外留学1の長い経験を積ま
                                                             れており、現在も、群馬県、新潟県、東
                                                             京都の高校生を海外語学研修旅行に引
                                                             率するベテランの先生です。英語の本
 場のイギリスに行き、英語や様々な研修を受けることの「目的は何か?」
                                                                 「目的達成のための日々の行動
 目標策定」を自分で考えさせ、それを文字にしていくことの重要さを伝えていただきました。
   先生が一番強調したことは、海外の学校の授業や仲間が集う場でも、自分が動かないことには何も変わ
 らない、自分が意見を持たないことには、誰も自分のことを認めてくれないという事実でした。ブリティ
 ッシュイングリッシュは最初聞き取ることに苦労するが、自分の努力でそれが聞き取ることが出来るこ
 とができて、相手とコミュニケーションが取れ、自分の意見を言えることの素晴らしさに繋がると、教え
 ていただきました。海外語学研修において、必要な知識の講義をいただく一方、生徒の方からは、研修に
 ついての質問が多く出され、大変有意義なレクチャーとなりました。