松本蟻ヶ崎高校(長野県)の公式サイト内のPDFをテキストに変換して表示しています。

このコンテンツは、受験生と保護者の皆様の利便をはかるため取得されました。
取得日:2023年12月23日[更新]

最新コンテンツは、下記の公式サイトURLにて、ご確認ください。
志望校の選定など重要な判断の際には、必ず最新の情報をご確認ください。
https://www.nagano-c.ed.jp/arigasak/pdf/principal1221.pdf

検索ワード:写真[  1  ]
[検索結果に戻る]
 
                                                                                   松本蟻ケ崎高校
            校長雑感                                                                  第 14 号
                                                                                令和4年12月21日
 
 
                                    継続は力なり                            年の瀬の風景
 
 
 
 
 街はクリスマス一色に(写真1のように校内も↑)、令和 4 年が象徴した「戦」の年も瀬を迎える頃となりました。本校でも、
 11 月末より 3 年生は特編授業が組まれ共通テストまでの残り 1 か月の準備を進めています。令和 4 年、理不尽な戦い
 や政治的不安定要素もある、さまざまな意味合いで戦いの渦中の年だったかもしれません。そんな中、元気になった「戦
 い」もありました。サッカーワルドカップから勇気と希望をもらい、諦めない 1 ミリの精神に日本人らしさや実直に物事に
 向かう姿勢を誇らしく感じたところです。さて、年末の 12 月、恒例行事に参加しながら、「継続する」ことの深い意味を感
 じております。112/17 北信高等学校リーダーズコール「第 26 回メサイア演奏会」(ホクト文化ホール)。これは私が音楽
 教員として少人数合唱部の生徒たちでもオーケストラ伴奏で大きなステージでクリスマス時期にメサイアを歌う経験をさ
 せてあげたい という、ライフワークにもなった活動。26 年間、事務局・ソリスト・指揮者を経て今回は客観的に生徒の活
 動を拝聴。途中コロナで 1 回断念、昨年はコロナ禍様式で何とか復活。生徒たちの素晴らしい努力と演奏に、続けること
 の意味がここにあったことを実感。2第 17 回高校美術教員による美術展 QUEST(ホクト文化ホールギャラリーにて)
 美術の教員がご自身と向き合った成果作品を展示。心の叫び、感情、愛が突き刺さるように響いてくる展覧会。他県では
 「美術の教員が絵なんか描いているな」と、そんな言われ方をされていると聞き残念極まりない。私達芸術教員は自身が
 このような活動をすることで生徒にも伝えられることがある。その後ろ姿から感じてもらうことも大切な教育であろうと
 私は考える。17 年続いていることの意味を実感。3ながの第九合唱団・東京交響楽団による「第九演奏会」(ホクト文化ホ
 ール)12/24 ホクト文化ホール自主事業として県民がかかわる演奏会(今年は観客として)。プロの演奏家との競演は、
 年の瀬の恒例として位置づいた。長野市が最初に第九演奏会を開催してからかなりの年月が経過。私も当初より何度も
 練習ピアニストとして、また歌い手としても参加。特に感慨深い第九は 1998 年「長野オリンピック」でのスタジアムでの
 大合唱。市民が継続して心合わせて歌えるこういった行事、永年続いてほしいと願う。 12 月 24・25 日には書道部の
 「第14回銀河書展」を松本市美術館で開催いたします。こちらも継続は力!生徒たちの力作をぜひご覧ください。
 
             探究学習交流! 刺激が成長への第一歩となる
   松本県ケ丘高校 2 年探究科 2 クラスの皆さんと、本校 2 年生全員が 12
   月 13 日に探究の交流会を実施いたしました。このように「学校の枠を超え
   て」交流する、探究のプロフェッショナルである同世代と、得たものを惜しげ
   もなく交換しあうこと。あまり聞いたことのない画期的な取り組みが実施さ
   れました。本校生は県ケ丘の皆さんのプレゼン力にびっくりしながらも、「技
   を盗もう」と、からだ全部を目と耳にして交流していました。素晴らしい機
   会!協力いただきました県ケ丘の皆様、ありがとうございました