須坂東高校
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取得日:2024年03月21日
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須坂東高等学校 平成 28 年度学校評価(まとめ)
学校評価
本年度の重点目標
成果と課題 ○…学校関係者評価
1.授業を充実させ、生徒 ・授業評価を年 2 回実施し、各授業の改善に活かすことができた。
の学習習慣の確立と進路 ○生徒、保護者からの評価でも好結果がうかがえる。
実現を目指す。 ・授業環境また学習環境の整備には日々努めているが、教室により達成度合いにむらがあるので、生徒を含め
意識向上に具体的な方策が必要である。
・週末課題やその評価について学習指導委員会で検討し、一定の方向性が見えてきた。来年度は今年の検討を
踏まえて、生徒の基礎学力定着のための方策をさらに検討する。
○週末課題の改善を図りながら、学力定着、学習習慣付けに努める。
・生徒(保護者)向け「進路だより」を年間 19 回発行し、適切な時期に必要とされる進路に関する情報を提供
することができた。生徒が自分の進路を考える上での一つの材料となったと考える。
○引き続き情報提供を行い、特に、大学進学、公務員就職等の実績を向上させる。
2.規範意識と自他を敬愛 ・SNS の利用について、規範意識に欠け問題行動に発展したり、人間関係のトラブルを起こす事案が多数あっ
する心を育て、安全で安 た。更なる啓発活動が必要である。
心な学校づくりを目指 ○予防策、リスク事案の紹介にとどまらず、生徒が SNS の利用を主体的に判断できるような啓発活動を目指し
す。 ていく。
・自転車事故・乗り方に関する苦情が多く、継続的に注意喚起するもののなかなか改善されていない。有効な
指導法を模索したい。
○命に関わることであり、年度当初から繰り返し指導を行う。
3.クラブ・生徒会活動の ・地域のボランティア活動や須坂市関連の企画等に、一般生徒を含め参加・協力できた。
充実と切磋琢磨する校風 今後も文教地区の特性を生かしながら積極的に生徒会活動を関われるようにしていきたい。
の醸成を目指す。 ・クラブの活動状況等を地域や家庭に広く伝わるように努める。
4.保護者・同窓会・地域 ・「日滝の杜」を保護者向け6回、外部向け4回作成し発行した。
などと連携・協働し、開 ○本校の取り組みをより知っていただく、関心を持っていただくという意味で、さらに充実を図る。
かれた学校づくりを目指 ・公開授業を 2 回実施したが来校者は少なかった。アピールの方法を工夫したい。
す。 ・創立百周年に向けて同窓会、PTAと共に記念事業実行委員会を立ち上げ、動き始めた。
学校評価
評価項目 評価の観点
改善策と向上策 ○…学校関係者評価
11 a授業に集中できる環境を整 ・個々人が「授業の心得7箇条」をいつも見える形にして確認できるようにしておきたい。
授業の充実 えることができたか。 ・教室内やロッカー上の整理整頓を生徒自身で取り組むことについて、意識付けを繰り返し
行いたい。
b授業評価をもとに、生徒の学 ・年 2 回の授業評価をもとに授業改善に取り組んだが、教員同士の授業見学の活性化をはじ
習意欲を喚起するべく授業 め新しい取り組みについての研究が必要である。各科会・学年会の中で、工夫点の紹介や
改善に努めたか。 経験交流をする機会を設けたい。
○教職員研修の中に位置づけ、さらなる授業改善につなげていく。
12 a週末課題等を活用し、生徒の ・週末課題については、今年度、学習指導委員会で一年間検討してきた。現在の状況を何と
学習習慣の 自主的な学習を促すことが か変えていくという方向でまとまった。そうした検討を踏まえ、評価の観点を変えたいと
確立 できたか。 考えている。もう少し進路指導係で検討させていただき、新年度当初に新たなものを提案
したい。
○生徒が意欲を持てるように、週末課題の内容、評価のあり方を検討していく。
b補習や考査前学習集中週間 ・3年生に対して、平日の放課後に、進学向け補習を実施した。夏休みには、各学年におい
等により学習時間と学習環 て補習を実施し、基礎学力が定着した。テスト一週間前には自習室を設け、生徒が自主的
境を保障することができた に学習に取り組める環境を整えた。
か。 ○教職員もずくを惜しまず、生徒に働きかけていく。
13 a各学年に応じた進路意識を ・各学年に応じ、新たな活動を取り入れるなど積極的に活動できた。学年での取り組みを今
キャリア教 高める取り組みを実施する 後しばらくの間は継続させ、生徒がどう変わっていくのかを見ていきたい。
育の充実 ことができたか。
b就業体験活動への参加を促 ・「ずく出せ修行」「一日看護師体験」等への参加の積極的な呼びかけを行ったが、一部の生
すことができたか。 徒の参加にとどまった。しかし、就職支援員の講演や丁寧な個別面談指導等によって、就
業への意識を高めることができた。
14 a教育課程、学習指導、教材選 ・学習指導委員会と連携し、週末課題の在り方について検討し、語彙・読解力検定を実施し
多様な進路 択など様々な角度から多様 た。来年度はさらに密に連携し、生徒の基礎学力定着を図る方策を検討したい。
希望への対 な進路希望への対応を検討
応の充実 できたか。
b多様な進路選択に対応する ・志願理由書、面接、小論文、センター試験対策、各志望分野別学習会等、それぞれ個別の
ため、生徒個別の指導を徹底 進路希望に応じた指導をすることができた。担任、進路係だけでなく、各先生方にご協力
できたか。 をいただくことができた。センター特編については、どのような形が良いか係で早急に検
討したい。
○難関
大学合格
1
、公務員試験複数人合格という結果が出た。今年度の取り組みの成果を分析
し、来年度の指導に活かす。
21 aネット上のトラブルやいじ ・SNS、スマホに関しては、今年度は入学予定者オリエンテーションの際に保護者同席でネ
生徒の規範 め等の防止のために啓発で ットトラブルについての講演会を行い、早期の対策を行った。しかし、ネット上への不適
意識の向上 きたか。また、諸問題を早期 切な書き込みから人間関係のトラブルになる事案も全学年でみられた。適切な使用法を習
発見するために、面接週間を 得させるためにも、2 年生で履修する「社会と情報」の授業でも情報モラルの教育を徹底し
活用するなど日常的に生徒 ていきたい。
理解に努めることができた ○いじめについて、アンテナを高くし早期に指導、対応できるようにする。
か。 ○「継続は力なり」で粘り強く指導を重ねていく。
○保護者からはクラスが落ち着いて安心できる場所になるよう努力しているという意見が 6
割あった。
b交通安全や交通マナー向上 ・4 月から 6 月にかけて自転車事故が多発した。本校生だけでなく須坂警察署管内でも自転車
の意識を啓発できたか。 事故が多かったが、この時期は工事の関係で通学路の交通量が増加したことが要因の一つ
と考えられる。
c携帯・スマホの授業中の扱い ・携帯スマホの授業中の使用については昨年度に比べ減少(35 件→24 件)した。しかし、授
について適切に指導できた 業中に使用しないものの、きちんとロッカーにしまわず手元に置いたままの生徒も少なか
か。 らずいるようで、休み時間や昼休みの間ずっとスマホをいじっている姿が気になる。今後
も「生徒指導だより」等により継続的に注意喚起していく必要がある。
22 a身だしなみ(頭髪、ピアス、 ・頭髪に関しては、年々指導が行き届くようになってきているが、一部生徒が繰り返し指導
身だしなみ サンダル登校等)を中心に日 を受けているのが現状である。
の改善 常的に指導できたか。 ○保護者からは厳しい評価があった一方で、生徒、関係者からは改善されつつあるという評
価があった。
○身だしなみ、服装等を整え、落ち着いた学校生活を送る生徒を称賛しつつ、結果として学
校生活の充実、進路実現につながるということを指導していく。
23 a清掃の徹底を図り、美化に努 ・放課後の教室整美はどうしても担任の努力によるところが大きいと
清掃の徹底 めることができたか。 思われるが、クラスの生徒(当番など)に帰る前にひと手間かけさせる指導をしたい。
と、環境・ ○保護者からは厳しい評価があった一方で、生徒、関係者からは改善されつつあるという評
衛生面の向 価があった。
上 ○ゴミが無く、気持ちよく学校生活が送れる環境となるよう、引き続き継続して指導してい
く。
b校内環境に気を配り、改善で ・十分な予算(県費)が確保できないために手を付けられない所もあるが、教室への網戸設
きたか。 置、照明器具交換など必要な個所についてはこまめに対応している。
○特にトイレの洋式化に向けて、整備を進めていきたい。
31 aクラブへの加入を積極的に ・クラブ説明会を工夫し、部活動への興味関心を高め、多くの部員が加入するよう努力する。
クラブ活動 促すことができたか。 活動内容の充実や外部への広報も図りたい。
の充実 ○人格形成、社会規範を身につける等々の成果を大いに周知し、保護者とも連携をしながら
加入率をさらに向上させる。
bクラブ活動の充実に努める ・クラブ顧問会などで投げかけながらクラブ活動の充実に努めていき
ことができたか。 たい。何を以て活動の充実とするかも認識を共有していきたい。また、施設面(グラウン
ド・体育館・テニスコートなど)についても充実を図りたい。
○一流アスリートによる指導の機会を設けたい。
c部室、使用施設の適正な使用 ・部室監査を行うことによって部室、使用施設の適正な使用を促せた。今後は部室の使用状
を促せたか。 況のチェックの回数を増やしていきながら適正な部室の使用ができるように支援していき
たい。
41 a学校・学年・クラス等、それ ・
「日滝の杜」は保護者向け6号、外部向け4号を発行した。引き続き大事な情報発信ツール
広報活動の ぞれの立場から地域や保護 として充実させたい。
充実 者・同窓会への情報発信がで ○一斉メールの利用について好評価があった。煩雑にならない程度に利用を進めていきたい。
きたか。 ○無関心な保護者にも響くような内容、構成を研究していきたい。読みやすい字の大きさな
どにも配慮していく。