中野西高校
(長野県)の
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取得日:2024年03月21日
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2019年 10月 31日発行 長野県中野西高等学校 ユネスコ委員会
NakaNishi
環境チームでは、
「ABMORI Leaners」
「中西ほたるの会」
「志賀高原環境学習ツ
アー」といった学習チームを結成し、山ノ内の志賀高原と中野市西条区にあるほ
たる川(ほたるの里)などに実際に足を運ぶことで、自然環境や様々な諸問題に
ついて学んできました。春・夏の活動に引き続き、秋の活動を紹介します 。
ESD通信 志賀高原の
■ ABMORI モニタリング
2019 年 9 月 29 日(日)
、ABMORI 育苗プロジェ
クトモニタリングが行われました。このプロジェクト
学び
では、植樹・モニタリング調査を約 10 年間続け、十
分なデータを取ることで、植樹方法や森林再生の過程
を検証します。
今年度も本校から総勢83名の生徒教員が参加し、
ABMORI で植樹した木がどれほど成長しているのか
調査しました。第 1 回会場の前山で 150 本、笠岳で
540 本、蓮池で 300 本、今までに植樹された 40,000
本以上の苗から 1,000 本を選定して、
「種類」
「樹高」
「樹長」
「直径」などを記録しました。
植樹されたばかりの会場では、調査対象の木がすぐ
に見つかりますが、時間が経っている会場では、雨風
でタグが紛失や、周囲の草木の成長が邪魔をしてしま たかまがはら
い、調査対象の木を見つけることが難しい場面があり ■ 高天ヶ原湿原再生プロジェクト
ました。また、第 1 回会場の前山では木が1m以上に 10 月 20 日(日)、高天ヶ原湿原再生イベントに 30 名が参加し
育っており、あと数年後には測定できなくなるのでは ました。このイベントは『志賀高原・高天ヶ原やなぎらんの会』
ないかと思うほど森ができあがってきていました。 が行っている高天ヶ原湿原の保全活動です。開会式に続いて信州
今回のモニタリング活動を通して、測定した木々の 大学志賀自然教育園の水谷先生から「なぜ湿原を守るのか」を学
種類や、葉、幹の特長を知り、森林ができあがる過程 びました。
を見るなど、貴重な経験をすることができました。
(特 何万年もかけてできた湿原は壊れやすい生態で、葦や外来種な
にトウヒの事は忘れないことでしょう)これからも、 どにより希少な在来植物が減少してしまうそうです。寒冷地では
中野西高生の活動としてその経験を伝え、繋いでいっ 枯れた葦も分解が進まないため人の手によって除去作業が必要
てください。 だということを学び、撤去作業を行いました。
終了後、参加者全員で記念撮影!また、地元中野市三好町にあ
る中村屋パン屋さんの頭脳パン(特大サイズ)が配られました。
心もお腹も満たされて解散となります。これらの様子は
http://inuwashi-club.blog.jp/(
部活
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動公式 Blog*ESD 倶楽部)
ESD とは?
Education for Sustainable Development/持続可能な開発のための教育
ESDは地球規模の課題を自分のこととして捉え、身近なところから取り組む( think
globally, act locally)ことにより、課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出す
こと、そしてそれによって持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動です。