野沢北高校
(長野県)の
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課 題 と し て5 月 に 小 諸 市 で 開 催 さ れ た 東 信 地 区 高 等 学 校 けそうですが講演はスポーツの世界にとどまらず親と
PT A指導者研修会や 7 月に長野市で開催された北信越地 しての子への接し方指導者としての選手への接し方など
PTA広報委員会
R1年度第1号
長野県野沢北
区高等学校PTA連合会研究大会における分科会のテーマと 学ぶことの多い有意義なものでした
あざみ沢通信
第36号
高等学校
されていました東信地区研修会で事例発表された南信地区 表題は小平選手が結城先生との関係について問われた際
の高校生は「先生や保護者また地域の方たちの中に入り に答えた言葉だそうです実はその背景には小平選手のお
高校生が話しをできる機会があるとよい一度主体性に火 父 さ ん の 子 育 て の 方 針 が あ り ま す「 一 つ 一 つ 考 え さ せ る 」
がつくとあとはどんどん動き出す」といった発言をしてい 「常に自分で考える姿勢」等をお父さんは常に意識して小平
ました私はこのメッセージから高校生は高校生なりに 選手に接していたそうですある時伸び悩む小平選手につ
社会形成に参加する意識を持っており周りの大人たちが認 いて結城先生がお父さんにアドバイスを求めたところお父
め背中を押すいっしょに行動しながら時に支えるといっ さんからは「少しほっておけばいいんですよ」と回答があっ
学びの芽 たことが大事であると感じました幸い本校は学校や生徒 たそうですこの言葉には最後は必ず自分で決める芯の強
会PTAや岳南会などの様々な活動を通じそういった雰 さ=自立の大切さを小平選手に培ってきたお父さんの考えが
囲気を醸成してきていると感じています 垣間見えます小平選手はご存知のとおり李相花(イ・
PTA会長 土屋 和久 このPTA活動を通じ先生をはじめとする学校関係者 サンファ)選手との感動的な場面を自然な振舞の中で見せた
また保護者や岳南会をはじめとする地域の方々と共にます り様々な経験を基にした名言を数多く残していますがそ
この度PTA会長を務めることとなりました土屋和久と ます「探究的な学びの芽」を育てていければと思いますので の背景にはお父さんの一貫した教育の成果があるのだと思い
ご指導ならびにご支援のほどよろしくお願いいたします ますまた結城先生もお父さんの考えを十分に理解したう
2019年11月2日 発行
申 し ま す 私 自 身87 期 の 卒 業 生 で 在 籍 時 は 野 球 班 に
所属していました現在は専用グラウンドがございますが えで同様の姿勢で小平選手に接しています「学びを積み
当時は完成前でしたので狭隘な校庭をサッカー班陸上班 上げた人が強い」「仲間(ライバルこそ)を大切にする」こ
−1−
といっしょにお互いが声を掛け合い安全確保融通しあ ん な 言 葉 に 象 徴 さ れ る 人 間 的 な 深 み と 強 さ が あ の 笑 顔 と
いながら使用していたことを思い出します
「信じてはいるが 人々に愛される人間性として表れるとともにその行動や言
このようなかたちで母校の活動に関わりを持たせていただ 頼っていない」 葉 が 世界の人々の感動を呼ぶのだと思います
くことは大変光栄に感じていますがこれまでPTAの役員 さて表題の言葉に戻ります前段の「信じてはいるが」
経験がないものでどのように役割を果たすべきか戸惑いも 学校長 北澤 潔 はまさに指導者と選手の理想的な関係を表しているものと
ございますPTAとは生徒の親と学校の教師が協力して教 思いますわれわれ教員と生徒できれば保護者の皆様との
育効果の向上をはかることを目的とする学校単位の組織です 保護者の皆様には日ごろより本校の教育活動につきまし 関 係 も こ う あ り た い も の で あ る こ と は 当 然 で す 後 段 の
から主役である生徒たちがそれぞれに思い描く充実した てご理解とご協力を賜り誠にありがとうございます 「頼っていない」は先ほど触れた自立の大切さを小平選手
学校生活となるよう親目線で先生方と共に支えていくこと 私は本年四月に学校長として着任いたしました北澤潔と申 が十分に理解し意識しているからこその言葉でしょう選手
ができればと考えています します本校三十四代目ということになるそうですこの数 や生徒の立場では安易に頼らない保護者や教員・指導者
PTA活動に携わるなかで「探究的な学び」という言葉 字からも本校の伝統の重さが感じられますが本校発展のた の立場ではすぐに答えを教えたり自分の考えた方向に強
を耳にすることが多くなりました今まさに高校教育の改革 めに精一杯尽くしたいと考えておりますのでよろしくお願 引に導いたり強制したりしないそんな関係が生徒や選手の
期であり従来の知識詰込み型から主体的に取り組む過程で いいたします 自立と成長を促すのだと思います頼られないことを寂しく
理解を深めていく学びに転換されようとしています思考を さて本年度の北信越地区高等学校PTA連合会研究大会 思うかもしれませんが 「信頼していない」と「頼っていな
重ね判断をし表現する主体的に多様な人たちと協働し が七月四日・五日の両日長野市を会場に開催されました い」は別物です信頼関係の中でこそ成り立つ依存しない
ながら学ぶそういった高校での学びがその先のステージ 五日の記念講演は平昌冬季オリンピックのスケート競技で =自立といった関係を構築したいものです
において自己実現の一助になっていくことと思います本 金メダルに輝いた茅野市出身の小平奈緒選手のコーチとし
校は 「卓越した探究的な学びを推進する高校(スーパー探 て知られる結城匡啓信州大学教授を講師にお招きし「金メダ 追記 本校ホームページに「校長日記」(日記ではなく不定
究校)」として研究校に指定されています リスト小平奈緒の成長を支えて」と題してのものでした演 期 で す が ) が 掲 載 さ れ て い ま す 時 折 ご 覧 い た だ け
鍵となる主体性をどう育てていくのか教育現場の共通の 題からは選手とコーチのサクセスストーリーとの印象を受 れば幸いです
2019年11月2日 発行
PTA講演会
ネ ッ ト で も い い の で は と い う 意 見 に つ い て は
思いも伝えていただきました
んで欲しいということ小木田氏の本に対する
こと自分の人生を豊かにするためにも本を読
と本は何でも教えてくれる存在であるという
みるにはどうするかを教わり真実を理解するこ
多くを学び知らない世界を知り正しく真実を
があったのではと思います
した自分の将来を考える上で何か感じること
とはどんなことなのかをお話ししてくださいま
し本をつくる編集者としての面白さ働くこと
ション力を使って自分のアイデア一つで勝負
んな人にも会っていく人間力やコミュニケー
る本を出版する難しさその反面名刺一枚でど
読む時間が減っている現在に読まれる本売れ
業界の興味深いお話やネットに時間が流れ本を
ださいました出版社の新書編集長として出版
聞きしてきたことと経験談を交えお話ししてく
舎編集長になるまでの紆余曲折をご自身が見
だった小木田氏が東京大学に進学し現在の幻冬
した
いう仕事」という演題で講演をしていただきま
順子氏(旧姓出浦氏)をお招きし「本を作ると
日に行われました幻冬舎新書編集長の小木田
また人は本によってたくさんの人生を生き
高校時代は英語班で活動し当時読書はゼロ
令和元年度PTA講演会が五月二十五日土曜
今 の 社 会 に お い て 本 に 代 わ る も の と し て
て欲しいと強く感じた講演会でした
大切さ素晴らしさを感じて生活の一部にし
講演をお聞きし社会へ出ていく若者が本の
読んでみていただければと思います
の存在の大切さも話されました
存在しているということ紙でつくられる本
品質保証で考えると本は二千年前のものも
るため間違えがなく内容が深いということ
多くの人が関わり吟味されたうえでつくられ
情報の正確さという部分で考えてみると本は
*人生を面白くする本物の教養
*伝わる揺さぶる! 文章を書く
*考えるとはどういうことか
*満州難民
*芸人式新聞の読み方
最後におすすめ本の紹介もありましたので
近頃は本ばなれという言葉を聞きますが
令和1年度 PTA講演会
5月25日
(土)PTA総会に先だって実施
「本をつくるという仕事」
演題
講師:幻冬舎 小木田 順子 氏
(1981年卒・第77期)
施設広報委員 谷津佳奈
1990年、 PHP研 究 所 に 入
社。PHP新 書 創 刊 に 携 わ
る。2005年 に 幻 冬 舎 に
入社し、幻冬舎新書の創刊
に携わる。
担当した本は、村山斉 『宇
宙は何でできているのか』
(新書大賞2011)、香山リ
カ『し が み つ か な い 生 き
方』、國分功一郎『来たるべ
き民主主義』等。
書評誌『いける本・いけない本』編集長も務める。
アンケート結果 をしたいと強く思った。高校では是非、自分の考えを広げたり深め
たりするためにも、たくさんの本に触れたいと思う。そして、自分
《アンケート項目と回答》 が働く側に立ったとき、ねばり強く向き合っていけるような意思
を育んでいきたいと思う。
大変良かった・良かった 91 % 一つの本ができるまでに、いくつもの苦難があると知って、自分も
講演会は
将来、苦難に当たっても乗り越えていけるように、今回の話を活か
いかがでしたか? まあまあだった 7.8%
したい。
もの足りなかった 1.2%
「本を読むことでたくさんの人生が分かる」 「本を読むことでその
世界に入れる」に共感した。本を読んで、人生を豊かに賢く過ごせ
具体的感想(生徒・保護者) るようにしたい。
講演を聴いて、編集者の方の陰の努力は相当大きいと思った。本を 「一人の心を打つ本と百万人に読まれる本の価値は同じ」が印象的。
読んだり、購入する側からしたら、作者がスゴいと思ってしまうが、 「自分が世界を変えるためではなく、世界によって変えられないよ
本当は編集者の方の陰のサポートがあるから、売れる本やすばら うにするために本を読む」覚えておこうと思う。
しい本ができるのだなと思った。そんな方々の存在を忘れること 「能力の差があるのではなく、どれだけ続けられるかが大事」が印
なく本を読んでいきたいし、そんな方々の気持ちも読み取ってい 象に残った。
きたい。 本を作るためには様々な人が関わっているということがわかり、
本は作者が作っていると思っていたが、編集者などたくさんの人 本を読みたくなる講演だった。
の力で本ができていることを知り、勉強になった。 ふだん何気なく読んでいる本がどのように作られているのかを詳
普段は分からない編集者の仕事や、本が出版されるまでの過程、作 しく聞くことができ、本をよりいっそう読みたくなった。書籍の電
者にお願いする方法等を知ることができて面白かった。他の仕事 子化が急速に進んでいるが、そんななかででも紙の本を読んでい
にも当てはまるところがあり、とてもいいお話が聞けたと思った。 きたいと思った。
本は出版社の方や作者の思いがつまったものだと思った。素晴ら 本が好きなので、いろいろな本を紹介してくれて楽しかった。何歳
しい本に巡り会えたときには、その本に関わった全ての人に感謝 になってもいろいろなことに挑戦するのがすごいと感じた。自分
していきたい。 がしている仕事のよいところを自信もって言えるような仕事に就
「作家さんに断られてから仕事が始まる」 「大変だけれども楽しい」 きたいと思った。
ということばを聞いて、働くことは大変だと思った。 いままで考えていた本をつくる過程とは異なり、編集者がたいへ
編集者はほとんど名前も知られていないけれど、人に何かを与え、 ん重要な役であることにとても驚いた。小説以外の本を読むこと
新たなことを知らせる仕事は、やりがいがあると感じた。 がいままではほとんど無かったが、これからはすすんで読んでみ
仕事でのやりがいや達成感などについて聞けたことで、つらくて ようと思った。
も頑張る事の大切さが伝わってきた。 スマホの時間を減らして、多くの本を読んでみようと思う。
本のすばらしさを改めて知ると共に、小木田さんのような働き方
−2−
前期学校生活について 前期を終えて 「やり抜くこと」の大切さ
三年四組 草間 太一 二年二組 石垣 歩武 一年二組 内藤 真子
前 期 の イ ベ ン ト と 言 え ば や は り 日 輪 祭 で 二年生になったと思ったらもう半分が終わっ 前期学校生活では初めての経験や全てが新し
しょう てしまいましたこのままあっという間に時が過 いという日々の生活から多くのことを学ぶこと
前夜祭最初にかっこいい人たちがかっこい ぎて行ってしまうのがとても恐ろしいです ができましたその中でも特に「やり抜く」こ
い恰好でかっこいいダンスを披露してくれました 日輪祭では 「帰宅班」としてクラス展示に尽 との大切さを実感しました
惚れましたその後書道や軽音の発表グルー 力しました去年のクラス展示の準備がだいぶ忙 まず応援練習です昔からの伝統である応援
プやクラスごとのダンスの発表がありました僕 しかったので今年は少しでも余裕が持てるよう 練習どんなものだろうと最初はとても興味深い
前期 学校生活
はなぜかチェリー隊 としてステージに立ちまし 準備期間の前に準備の準備を少しずつ始めていき 気持ちで臨みました当日練習が始まると団
Jr.
た注意されていましたがチェリー隊らしい恰好 ましたしかし自分は自分が思い描いているも 長をはじめとする応援団の方々の厳しく気持ちの
をしてしまいましたすみませんでした発表は のを人に伝えるのが下手なので上手く伝わりませ 込もった強い言葉に気持ちが折れそうになりなが
恥 ず か し す ぎ ま し た が一年 生 は た の し かっ んでしたしかしクラスの人たちの優しさ等々の らもみんなで歌を必死になって覚えたり大き
たっすね!来年もでたいっす!と言っていて おかげでなんと自分が思い描いていたものがほぼ な声で「わかりました!」と返事をしたりしまし
若い子のエネルギーはすごいなと思いました 出来上がってしまいました改めて二組の凄さを たそして最終日団長からの話は今までの練
一般公開中僕たちのクラスではフリフリポテ 知るきっかけとなりましたまたありがたいこ 習の意味が分かり練習のつらさが一気に感動へ
2019年11月2日 発行
トを売っていましたしかし一日目のお昼ごろ とにクラス展示で二組は学年一位をもとることが と変わりました中には涙している人もいました
フライヤーが壊れてしまい販売することができ 出来ました本当に凄いなと思いました合唱で 応援練習を通じやり抜くことで得られるものが
なくなってしまいました家庭科の先生を探した は時に体力的精神的にきつい練習もありまし あるのだと強く感じました団長の話と最後の学
−3−
のですが見つからずどうすればいいか困って たがそれも去年の自分たちを超えるため全 年全員の校庭に響きわたった「わかりました!」
いるときに副担任の森山先生が指示をしてくれ 体での発 表 順一番でも 良い結 果 を 残 す ために 頑 の声は忘れられないものとなりました
て販売を再開することができました決断力が 張っていきました練習時発表時のクラスの団 次に日輪祭ですクラス展示ではみんなで
あり的確な指示を生徒に不安を感じさせないよ 結 力 は と て も 強 く なっ た の で は な い か と 思 い ま 案を出し合い協力して準備をしました当日は
う冷静にする森山先生に感銘を受けこんな大人 すこの日輪祭でまたひとつ二組は強くなれた気 来てくれた方々の笑顔を見て人を楽しませるの
になりたいと思いました本当です がしました は楽しいことだと身にしみて感じましたまた
合 唱 コン ク ー ル は 僕 た ち の ク ラ ス は 四 位 で し 行事もなかなか忙しかった前期でしたがやは 日輪祭期間中私達が楽しんでいる中生徒会役
た他の人から見ると残念だったねと思うか り自分は日々の学習がどえらく大変でした周り 員の方々が裏で仕事をしている姿を何度も見まし
もしれませんが僕たちのクラスではうれしい結 の人たちは班活動をしているのにも関わらず自分 た見るたびに汗をかきながら一生懸命仕事をす
果でした僕は練習時間を決めるだけの合唱係で とは圧倒的というほどの差が出ているように結果 る姿はとても印象的でした日輪祭期間はあっ
したが朝早くからもお昼の時間も集まっても からみると痛感させられますだけれども自分 という間でとても濃く学びもある楽しい時間で
らっていたので悔しい結果になってしまったら も自分なりに努力を微力ながら重ねていきなん した
申し訳ないと思っていましたしかし文句を言 とか授業等についていっています自分は「大器 このように前期ではやり抜くことで得られる
う人はおらず当日には七時四五分という早すぎ 晩成」なんだと言い聞かせて日々の学習にこれか ものがあるということをとても実感できました
るとも思われる時間に練習を始めることを決めた らも取り組んでいきたいと思いますそしていつ 後期でも何事もやり抜くということを大切に
のですが全員が集まっていました感謝もあり か 「周りの人たちと同じ土俵に立ち勝負が出 楽しく充実した日々を送っていきたいと思います
ましたし頑張ろうとより強く思えました 来る程までにしたい」と二年生になり改めて思う
たくさんの経験ができた日輪祭後期には体育 ようになりました
祭 が あ り ま すそれ を 楽 しみにまた勉 強 をがん 日々が充実していた前期でした後期も前期以上
ばっていきたいと思います によい日々を送れるようにしていきたいと思います
日輪 祭
令和元年
日輪祭
施設広報委員 菊池 いづみ
2019年11月2日 発行
息子が小学生の頃より「日輪祭に行く」事は我が家の定番でした「将棋を指しに行
く」事が主な理由ですが活気ある雰囲気や展示物の素晴らしさに感心し心待ちにして
−4−
いました
今年も素敵なパンフレットが届きましたクラス展や文化班の催し模擬店ここ
に来るまでどれだけ準備が大変だったか想像でき好天を心から祈りました
当日ロータリーには迫力満点”若冲 “ のSYMBOL W ALL が現れ「わぁー
すごーい」思わず駆け寄りました細かく丁寧な作業が見て取れました
校舎内は小さなお子さんから年配の方まで大勢の方が行き交う賑やかさ地域の方
も日輪祭を楽しみにしているのだなと思いました
1年生のクラス展はみんな明るくて楽しくて輝く笑顔が印象的でした入学して
まだ数か月なのに準備などを通して打ち解け友情を深めそして「かけがえのない仲
間」になっていくのですねとてもうれしい気持ちにさせてもらいました
2年生のクラス展は「沖縄」をテーマにしており沖縄の歴史や特徴が丁寧にまとめら
れて見入りました沖縄を学ぶことができ沖縄に寄り添える気持ちになりました秋の
修学旅行
1
で沖縄を見て感じて学びを深めていけるといいですね
3年生の模擬店はおもてなしの心を感じました温かいものを温かくおいしく頂きま
した大勢のお客様が喜んで大盛況でしたね最後の日輪祭3年生も充分楽しんだかな
日輪祭は全校一丸となって真摯に取り組む結果すべての人にさわやかな感動を与え
自らの心にも良い糧として残っていくのではないでしょうか感動をありがとう
合唱 ー 第九合唱
施設広報委員 島田聡子
日輪祭最終日も朝から時折雨が降っていました
雨の音がない中で合唱コンクールを聴くことが出来れば良
い な と 思 い な が ら 学 校 へ 向 か っ て 歩 い て い る と 校 門 の
外 に ま で 練 習 し て い る 歌 声 が 響 き 渡 っ て い ま し た 当 日 の
朝 ま で 各 ク ラ ス 一 生 懸 命 練 習 し て い た の で す ね 合 唱 コ ン
ク ー ル が 始 ま る と 雨 も や み 心 地 よ い 風 も 体 育 館 に 吹 き 込
んできました
ス テ ー ジ 上 で 指 揮 者 を 一 心 に み つ め 歌 っ て い る 姿 想 い
の こ も っ た 歌 声 心 の こ も っ た 伴 奏 と て も 胸 が 熱 く な り
ました
2019年11月2日 発行
続 い て は 全 校 第 九 合 唱 で す 今 年 度 は 生 徒 会 主 導 で の
練 習 だ っ た と の こ と で す 大 変 な 面 も あ っ た と 思 い ま す が
−5−
吹 奏 楽 班 の 皆 さ ん の 安 定 の 音 色 ソ リ ス ト の 四 人 の 皆 さ ん
の 鳥 肌 が 立 つ ほ ど の 素 敵 な 歌 声 そ し て 全 校 の 皆 さ ん の 圧
倒的な声量さすが北高生です
とても幸せな気持ちにさせて頂いた合唱コンクールと全
校第九合唱でしたありがとうございました
姿勢が決して中途半端なものではなかったということを受験 会場へ入りました私は百メートルと二百メートルの背泳
班活動
勉強に取り組む中で証明していきたいと思います ぎに出場し両方とも予選で自己ベストを更新して決勝に
進出することができました一年生の時は決勝前すごく緊
野球班 3年5組 木内 仁 張してしまい自分の力を出し切れませんでしたですが今
年はその時の反省を生かしいい緊張感で落ち着いてスター
「たかが野球」 ト台にたてましたその結果二百メートルでは決勝でさら
僕達のやっていることなど所詮班活動球場の近くを車 にベストを更新でき百メートルでは七位に入賞できて嬉し
で通り過ぎる人には関係のないことですそれでも僕達は野 かったですインターハイへの壁は高かったけれど今まで
球に熱中していきました 取り組んできたことは無駄ではなかったんだと思えた瞬間で
入班してから引退するまでの間何一つ不自由なく野球に したまたリレー二種目も記録を更新することができと
打ち込むことができました両親に支えられ仲間と出会い ても充実した大会でした
◆班活動を終え て 監督・コーチに檄を飛ばされながらこの二年と数か月を過ご タイムが伸び悩み苦しい時もありましたがあきらめないで
せた僕は幸せ者ですそしてアウトをとるために磨いた守 続けてきて本当に良かったです応援ありがとうございました
吹奏楽班 3年1組 林 美世 備点をとるために鍛えた攻撃最後の大会を皆で戦い抜
いたことすごく楽しい鬩(せめ)ぎ合いの日々を僕は忘れ 陸上班 3年3組 石川 泰地
2019年11月2日 発行
吹奏楽班で過ごした日々はあっという間に過ぎてしまい ません大会で負けて悔しい気持ちはありますが後悔は野
ましたが振り返ってみると本当に充実していたなと思いま 球に付き物なのであとは可愛い後輩達がやってくれると期 「皆どんな気持ちで引退したんだろう」
−6−
す希望の楽器になれなかった時班長という立場が嫌になっ 待しています そんなことを考えながら現役最後のレースとなる試合
た時一緒に頑張ってきた仲間が班活を辞めた時思えば泣 最後に僕は「スポーツってすげぇな」と思います選手 のレーンに立った
きながら帰る日の方が 多かったように思いますそれでも だけでなく家族や友人全く関係のない人までも夢中にさ 僕は県大会六位で北信越大会へ出場した県大会の順位
最後までやって来られたのは班員の皆や顧問の先生親のお せるスポーツ皆が一点に泣き一点に喜びます人を引き はよくないが自己記録では悪くない位置にいた準決勝
かげだと思っています苦しいことを共有してくれる仲間と つける力がスポーツにはあります僕にとって野球は生活の には進めるだろうと自分では思っていた
私達のことを1番に考 え熱心に指 導してくださる先 生と 一部でしただから僕はこう思います 試合当日自分の競技の前にチームメイトの応援をした
帰り道愚痴を沢山聞いてくれる親がいつも支えてくれていま 「たかが野球されど野球」 しかし全国の壁は高くチームメイトは上に進めなかった
した私が悩んでいる時は必ず誰かが一緒に悩んでくれま 僕は声をかけられず自分のウォームアップに行ったかな
したそうやって乗り越えてきたからあんなに辛かったこ ◆北信越大会に出場して り緊張したがいつも通りに終えた
とも今となっては皆で笑い話に出来ているのだと思います 試合までの時間は一瞬で過ぎ気づけばもうすぐスタート
こんなに大好きな吹奏楽が終わってしまいいつものように 水泳班 3年4組 永原 彩 だったレーンに入って準 備し冒 頭のように思ったス
練習終わりに仲間とたわいもない話をする時間が無くなってし タートの構えを取りピストルが鳴ったスタートからゴー
まったら何を生き甲斐に残りの高校生活を送ってゆけば良い 昨年の北信越大会では自分の思うようなレースができず ルまでの四百メートル過去最高のパフォーマンスをしたと
のかわかりませんでしたが実際最後までやり切ってみると 悔しさが残る結果になってしまいましただからこそ今年は 思うしかし結果は四着で予選落ち準決勝まであと十
班活をやり切れたということと悔いなく終われたということ 納得して終わりたいという気持ちが強かったですそのため 分の一秒だった引退が決まったのに涙は出なかった
が自信になりこれから受験勉強を頑張っていこうというモチ に自分の泳ぎの課題を見つけて一年間取り組んできました 皆どんな気持ちで引退したのかわからないが少なくと
ベーションにつながりました引退時に顧問の先生に掛けてい 今年の北信越大会は新潟県長岡市で行われました自 も僕はすべて出し切った満足感を持ち誇らしい気持ち
ただいた言葉をお借りしますが今まで班活に取り組んできた 分のやってきたことを信じて力を出し切ろうという思いで だった悔いもなく終わり方としては最高だった
2019年11月2日 発行
◆インターハイを終えて
いう想いで挑みましたしかし結果は残念ながら一回戦敗退
の応援のもとでこの大舞台で
一緒に練習した陸上班の皆本当にありがとうございました
てもらいいつも背中を押してくれた先生方や保護者の方
でしたそれまでは地区大会で入賞することはあっても県
やれたなとも思いますしなにより勝ちたかったので悔しい
からも色んなことに挑戦してい
ができるよう一つでも多く勝ち自分の姿を見てもらおうと
からはこの夏の北信越インターハイが初めての大きな大会
そして送迎など色んな場面で支えてくれた両親へ恩返し
して出場しました私自身小学校三年生の頃からこの競
きたいと思います
すこの経験を決して無駄にせ
ところの方が大きいですが自分のこれまでの取り組みや姿
という形で終わってしまいました正直試合の中でもっと
目標を持ち続け周りの人にも沢山支えられコツコツと
とさまざまな大会に出場してきましたが高校生になって
ずこの気持ちを忘れずこれ
最後に試合ができたことは本
当に幸せで一生物だと思いま
も声を枯らして応援してくれる仲間本当によく気にかけ
勢に悔いはありません沢山
練習を重ねた結果今回の出場権を得ることができたこと
退し悔しい思いをすることばかりでしたしかしそれでも
大会ではなかなか成績を残せずいつも目標の一歩手前で敗
技を始め小学校中学校を通して北信越大会全国大会
今でも本当に嬉しく思いますいろんな想いを抱えながら
日々の生活で支えてくれた保護者の方々そして何より三年間
ソフトテニス班
私は先日行われた全国総体にソフトテニス競技の代表と
最後にいつも指導してくれた先生方試合の日だけでなく
3年4組
友野
恵
東信地区での勤務は初めて
です。勉強や班活動等に真
面目に取り組んでいる姿に
新しく北高に 大変好印象を持っています。
お見えになった先生方のご紹介
逞しく成長することを願っ
て、全力でサポートしてい
きたいと思います。
校長
北澤 潔先生
小学校・中学校に比べ、本校 今年度より国語科でお世話 専門は化学です。化学は原
に限らず高校の校舎の老朽化 になっています中塚美奈子 子・分子のミクロ世界の話
は甚だしく教育に大きく支障 です。野沢北高生に国語の なのでイメージが難しい科
をきたしております。予算不 楽しさ、様々なものの考え 目ですが、図説や実験など
足・学校再編を口実・隠れ蓑 方や物語の世界に触れるこ を通して学んでいきましょ
に現場に忍従を強いる国・県 とのおもしろさを伝えたい う。班活は女子テニス班顧
に対して大幅に改善を進める と思っています。 問で、班員募集中です。よ
よう保護者・地域の皆様の要 どうぞよろしくお願いしま ろしくお願いします。
国語 国語 理科
請をお願い申し上げます。 す。
地 貞夫先生 中塚 美奈子先生 菊池 文明先生
理科を担当している田路泰 今年度よりお世話になりま
一日も早く野沢北高校に慣
志(とうじたいし)といい す。伝統ある野沢北高校で
れ、生徒たちと共に学びを
ます。野沢北の「文武両道」 明るく素直な生徒の皆さん
深めていきたいと思います。
という校風に乗り、授業に と共に学び、より多くの知
生徒たちの様々な活動がさ
部活に生徒とともに全力で 識を吸収し、自分自身も成
らに充実し、成果となるよ
取り組んでいきます。どう 長できればよいと思ってい
うに自分自身も精進してい
ぞよろしくお願いします。 ます。どうぞよろしくお願
きたいと思います。
いいたします。
理科 理科
保健体育
田路 泰志先生 相澤 美和先生
真田 浩平先生
誰よりもエネルギーを持っ 新任教員として今年度より メジャーリーガーのイチロ
て頑張らせていただきます。 お世話になっています。何 ー選手が引退会見で、野球
それぞれが自身の可能性を 事にも全力で取り組む北高 生活を振り返り「後悔など
広げる関わりができるよう、 生の皆さんには日々刺激を あろうはずがない」と言っ
まず自分から頑張ることを 受けており、皆さんに出会 た言葉にとても感動しまし
体現していきます。よろし えた事をとても嬉しく思っ た。みなさんにもそんな高
くお願いします。 ています。どうぞよろしく 校生活を過ごしてほしいな
お願いします。 と思っています。よろしく
保健体育 英語 家庭科
お願いします。
望月 千弘先生 熊田 侑恵先生 小山 久美子先生
保健室にいます池田です。4 事務室の加藤です。生徒の 初めまして。今年の4月に
月始業式の最後、生徒会長の 時以来、約 40 年ぶりに北 赴任した事務室の小林悟志
指揮で生徒全員が大きな声で 高に通うことになりました。 と申します。よろしくお願
アカペラで校歌を歌い上げる PTA の会計を担当してい いします。全校による第9
姿に感動!皆自分の学校に誇 ます。少しでも学校に貢献 演奏会などとても素晴らし
りを持っているんだなと思い できればと思いますので、 い取組ですね。生徒も保護
ました。そんな彼らにからだ よろしくお願いします。 者の方も、事務室にご用が
と心の面から支援していきた あれば、お気軽においでく
養護教諭 事務室 事務室
いと思います。 ださい。
池田 みすゞ先生 加藤 和彦先生 小林 悟志先生
−7−
2019年11月2日 発行
班活動の大会結果 (2019 年 4 月 8 月)※長野県大会以上の結果を中心に紹介します
運 動 班
◆野球 <北信越大会> ◆水泳
<第101回全国高等学校野球選手権 個人戦 1回戦 <県総合体育大会>
木村・友野ペア 0−4 菊川・山崎ペア (男子)
長野大会>
(富山・高岡商業)
本校 8−1 上伊那農業 甘利 一真
<全国大会> 2200m背泳ぎ 4位
本校 3−4 長野日大 個人戦 1回戦 400m自由形 4位
◆陸上 木村・友野ペア 2−4 萩原・関根ペア
(女子)
(群馬・伊勢崎清明)
<県大会> 小林萌笑
(男子) ◆テニス 100mバタフライ 6位
やり投 宮沢颯助 4位 <県総体> 200mバタフライ 4位
400mハードル 石川泰地 6位 (男子) 永原彩
団体戦 100m背泳ぎ 3位
(女子)
1R 猿谷 知紀 1−6 松商学園 200m背泳ぎ 2位
やり投 林実玲 5位 澤・平林 0−6 松商学園 団体
<北信越大会> 阿部 公太 3−6 松商学園 女子400mリレー 5位
(男子) 個人戦 女子400mメドレーリレー 6位
やり投 宮沢颯助 決勝 15位 全日本JR
1R 猿谷知紀 6(2)−7 松商学園 <北信越大会>
400mハードル 石川泰地 予選敗退 (男子)
(女子) ◆バスケットボール 甘利一真
やり投 林実玲 決勝 21位 <総体県大会> 200m背泳ぎ 予選 15位
(男子) 400m自由形 予選 22位
◆剣道 本校 71−78 飯田 (女子)
<県大会> (女子)ベスト16 永原 彩
(男子) 本校 86−64 飯田女子 100m背泳ぎ 決勝 7位
団体 予選通過 本校 55−74 市立長野 200m背泳ぎ 決勝 9位
決勝トーナメント1回戦敗退 ◆ハンドボール 小林萌笑
(女子) <総体県大会> 100mバタフライ 予選 14位
団体 予選通過 (男子) 200mバタフライ 決勝 10位
決勝トーナメント1回戦敗退 本校 21―27 坂城 団体
(女子) ベスト8 女子400mリレー 予選 16位
◆ソフトテニス 本校 14−31 松本蟻ヶ崎 女子400mメドレーリレー 予選 15位
<県大会> ◆弓道
(女子) <総体県大会>
団体戦 1回戦 (男子) 文 化 班
本校 0−2 塩尻志學館 個人戦 予選敗退
個人戦 団体戦 ベスト8 ◆棋道
木村・友野ペア (女子) <長野県高等学校将棋選手権大会>
6位でインターハイへ 団体戦 予選敗退 男子団体戦
野沢北A(、佐藤、菊池) 6位
野沢北B(小金沢、笹澤、畑)8位
そして夢や目標に向かい前進していきましょう!
感覚を磨いてほしいと願っています
多いに学び多いに触れあい時には悩みいろいろな
でしょうか具体的な夢や目標は持っていますか?
はこれからの人生の糧となることでしょう
毎 日 々 の 積 み 重 ね は 本 物 で す 培 っ た 体 験 や 経 験 や 友 情
ばと思います
ん の 活 動 の 様 子 の 一 端 を 保 護 者 の 皆 様 に お 伝 え 出 来 れ
きありがとうございました
信
上半期に行われた学校行事の紹介を中心に「あざみ沢通
編集後記
令 和 に 年 号 が 変 わ り 新 し い 時 代 が ス タ ー ト し ま し た
行事や班活動では思い通りの結果が出せたでしょうか
生徒の皆さんはどのような将来を思い描いているの
何 事 に も 全 力 で 真 剣 に 取 り 組 ん で い る 北 高 生 の 皆 さ
浅間山八ヶ岳千曲川など自然豊かな佐久の地で
男子個人戦A級
号 」 を 作 成 し ま し た 多 く の 方 々 の ご 協 力 を い た だ
36 篠原康平ベスト16
眞保拓弥ベスト16
阿部透也ベスト32
高橋直也ベスト32
◆英語
<イングリッシュキャンプ>
movie contest 部門
21校中準優勝
<英語レシテーションコンテスト>
4名出場 セミファイナリスト1名
施設広報委員長 池田 裕子
2−2 江刈内ひな
◆軽音楽
第27回長野県高等学校軽音楽系クラ
ブ合同演奏会東北信大会Power Live
2019 TH
審査員賞(ベスト16)
:テブクロケット
(3年:武重・石井・篠原)
奨励賞(ベスト25)
:Mix Juice
(3年:中澤・小林・森泉・眞田・掛川)
以上2バンド県大会に進出
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