令和4年度 長野県岩村田高等学校の教育方針と目標に対する評価(年間評価) 40岩村田
教育方針
1 心身の調和のとれた健全な人間の育成
2 協調性に富み、道理をわきまえ、円満な団体生活を営み得る人間の育成
3 現代文化に貢献し得る基礎的学力を具備した人間の育成
4 質実剛健にして勤労を愛好する人間の育成
5 自主的・意欲的で創造性の豊かな人間の育成
中期的長期的目標 今年度重点目標
1 修篁(岩高のこころ)のもと、急速な社会の変化に 1 G型探究において生徒一人ひとりが自らの得意分野を見つけられるようにする。
対応し生き抜く力を生徒に育む。
2 本校に対する地域の要望を積極的に受け止め、開か 2 自ら学ぼうとする生徒の学習姿勢を育てる。
れた学校を実現する。
3 新学習指導要領実施に向け、より充実したカリキュ 3 教職員全体が人権感覚を持ち、いじめや体罰のない安全・安心な環境を整える。
ラム編成を研究する。
4 保護者の思いを共感的に受け止め、共に育てるという姿勢で保護者と連携する。
5 岩高の良さを積極的に発信し、地域と連携する。
領域 分野 今年度重点目標 評価項目 A B C まとめと今後の課題
教育課程委員会 現時点での適切な教育課程の編成を行うことができた。また、観点別学習評価についても初年度の取り組
令和4年度入学生からの新教育課程における教育課程の編成と観点別評価の適切な実 みとしては十分なシステム作成を行うことができた。今後の課題は共通テストの動向などを注視し柔軟な
施を行う。 14 13 0 変更を視野に入れながら、教育課程の編成を行うこと。また、観点別評価に関しては今年度の成績評価を
振り返り、「指導と評価の一体化」のサイクルを回していけるように委員会として支援していくことであ
る。
探究係
1、2年生対象の「探究の時間」では、テキスト・ワークシートを用いた学習、個
今年度より1、2年の授業を別に行った。その結果、各学年で身につけさせたい力を意識した活動を行
人・グループでの探究活動を行い、年度末には成果発表会を行う。学級を超えた活動を
うことができた。3年ぶりに対面での成果発表会を行い、1年間の探究活動の成果を生徒が発表すること
通じ、論理的・分析的思考とコミュニケーション能力を養うとともに、自分らしさやこ ができた。また、進路に向けて3年生に対し「探究plus」を実施し、総合型・推薦型でチャレンジする生
だわりたいこととしての「自分軸」を見つけ、高校卒業後の進路につなげることができ 9 11 1 徒のサポートができた。
教 るようにする。また、単なる調べ学習で終わらせないために、生徒間、生徒・教員間の 今後、生徒の進路につながるような内容を検討するとともに、「総合的な探究の時間」の意義や評価方
対話を重ねながら内容の深化を促す。 法について教員間で共有していく必要がある。
育
課
程 進路係
・ 自身の強い興味関心の発見から進路目標が定まっていく、という考え方に立つと探究活動が進路を考える
学びたいことを進路先に見つけようとする姿勢を育てるため、進路情報の提供に努
上の手掛かりにはなる可能性はあるが、現在までの探究活動が進路選択に直接つながったという事例はあ
学 め、進路目標を明確に持たせる。同時に2年間のG型探究を活かしながら、進路を発見す 10 12 0 まりないように思う。今年度から「探究PLUS」と言う形で進路開拓につながるような別の取り組みも始
習 るように導く。 まっているので動向を注視していきたい。
指 (今年度1)
導 G型探究において生徒一人ひとりが自らの得意分野 教務係
を見つけられるようにする。 タブレット端末などのICT機器、WiFi環境の適切な配置と利用を進め、生徒が主体的に 実施したこと:生徒用端末wifi整備、googleアカウント管理、教員授業用タブレットと無線アダプタの整
・
進
学習活動を進められる環境を整える。 16 7 0 備、zoom授業配信の整備、(職員会議ペーパーレス)、Chatの運用、教員用PCの整備、ICT管理業務全般
(今年度2) 今後の課題:生徒がICT機器を有効に活用できる授業づくりのための教員へのアプローチ
路 自ら学ぼうとする生徒の学習姿勢を育てる。
教 指 生徒会係 各種イベントの計画を進めていくうえで、組織内での意見交換を通して共通の課題を発見し、協
育 導 生徒会活動を通して、自らの考えや意見を周囲の仲間と共有しつつ、学校全体や地域 働して課題解決をするようになってきた。イベントが終わるごとに生徒の成長がみられるので、
活 ・ に目を向けていく中で、主体的に問題を発見することや課題解決能力を養えるように指 10 12 0 学校全体さらには地域に目が向けられるように今後も継続して生徒とともに活動に取り組みた
動 特 導していく。 い。
別 1学年
活 探究の授業を通して自己の理解に努め、自分と社会のつながりを考える中で、探究す 自己を理解し、社会を理解し、自分と社会のつながりを意識しながらグループごとの課題設定を
動 べき課題を見つけ、自ら学ぼうとする学習姿勢を身につけていけるよう指導する。 11 10 0 行った。それぞれの関心あるテーマを考えて探究に入ったが、現在はまだその入り口にとどまっ
ている。来年度に向けてさらに探究を深めていきたい。
2学年
様々な活動に主体的に取り組み、経験や視野を広げ個々の学びを深めることで、自分 探究の学習を通し、自主的な学びを深めることができた。特に探究成果発表会に向けて自分たち
の考えや意見をもち「指示待ち」から「自主的な学び」への習慣を育む。 10 13 0 の学びを発表するために努力した生徒が多く見られた。3学年に進級して自らの進路に向け、自
発的な取り組みの契機にしたい。
3学年
生徒一人一人に、自分の将来像を考えさせつつ、具体的な進路や進学先について自主 コロナ渦によりオープンキャンパスや学校説明会が相次いで中止となったが、模試の結果などを
的に学んでいきそれを元に更に個人面談等を通してより深く将来について考えさせる。 11 9 0 踏まえ、こまめな面談を実施し生徒の進路希望明確化と道筋の確認をすることができた。単に大
多くの情報を効率よく取得し有効に利用していく。こまめな面談により進路希望の明確 学進学などを考えさせるのではなく、将来を見据えた指導を心がけてきた。
化とその実現につなげて行く。
生徒指導係
いじめ等の報告はなかったが、今後も引き続き注意していきたい。情報モラルなどは日々様変わ
生徒相談係や各担任等と連携を取りながら、いじめ等の早期発見に努める。情報モラ 10 8 0 りしている状況なので、来年度も講演会などを設定し、生徒を危険から守れるよう心掛けたい。
生 ル等の適切な指導については講演会を行ったり通信を発行したりして啓発に努める。
徒 (今年度3) 生徒相談委員会
教職員全体が人権感覚を持ち、いじめや体罰のない 生徒が気軽に利用できる相談室の運営を行い、カウンセラーの相談へと繋げていく。
指 委員会では生徒一人ひとりに目を向けることができ、学年の様子も把握でき、有意義なもので
安全・安心な環境を整える。 また、外部機関の案内も充実させる。毎週委員会を開催し、様々な相談に対応できるよ
導
うに努めると共に、「いじめ・悩みアンケート」や「アセスアンケート」を行い、生徒
11 10 0 あった。カウンセリングやSSWは生徒の状況を見て、勧めることができた。来年度も「いじめ悩み
アンケート」「アセスアンケート」を実施していきたい。
一人ひとりに目を向けていく。
令和4年度 長野県岩村田高等学校の教育方針と目標に対する評価(年間評価) 40岩村田
教育方針
1 心身の調和のとれた健全な人間の育成
2 協調性に富み、道理をわきまえ、円満な団体生活を営み得る人間の育成
3 現代文化に貢献し得る基礎的学力を具備した人間の育成
4 質実剛健にして勤労を愛好する人間の育成
5 自主的・意欲的で創造性の豊かな人間の育成
中期的長期的目標 今年度重点目標
1 修篁(岩高のこころ)のもと、急速な社会の変化に 1 G型探究において生徒一人ひとりが自らの得意分野を見つけられるようにする。
対応し生き抜く力を生徒に育む。
2 本校に対する地域の要望を積極的に受け止め、開か 2 自ら学ぼうとする生徒の学習姿勢を育てる。
れた学校を実現する。
3 新学習指導要領実施に向け、より充実したカリキュ 3 教職員全体が人権感覚を持ち、いじめや体罰のない安全・安心な環境を整える。
ラム編成を研究する。
4 保護者の思いを共感的に受け止め、共に育てるという姿勢で保護者と連携する。
5 岩高の良さを積極的に発信し、地域と連携する。
領域 分野 今年度重点目標 評価項目 A B C まとめと今後の課題
PTA
コロナ感染症によりPTA活動が通常のような形で実施できない可能性を考慮に入れつつ、 PTA総会は対面会議が出来ず書面審議となったが、学年PTAは各学年でオンラインの形式で対応
学校との連携を深め、保護者と信頼関係が築けるよう心がける。 いただき、情報の共有ができた。PTAに関する情報は1オクレンジャー2文書の両方で各家庭に配
オクレンジャーなども活用し、保護者が参加しやすい形態での取り組みができるよう工 10 6 1 信・配付するように心がけた。
夫をはかる。また保護者からの貴重なご意見は必ず関係各所で検討のうえ誠意ある回答 3年ぶりに実施した文化祭1でのPTAバザーでは各家庭・生徒・職員から協力をいただくことがで
に努める。 きた。保護者が参加しやすいPTA,という面ではまだ課題が残ると思われる。
保 1学年
教 生徒との定期的な面談、年2回の保護者懇談、保護者向け進路講演会等を通じて進路希望や学校生
護 (今年度4) 日頃の生徒の様子や生徒の変化の連絡を密にとっていくなど、保護者が安心して生活
育 12 7 0 活の悩みなどを共有してきた。学年通信を通じて折々の学校の様子や行事予定、生活の指針など
者 保護者の思いを共感的に受け止め、共に育てるとい できる学校を保証する。また、三者面談などで卒業後の進路希望や学校生活の悩みなど
活 を発信してきた。
連 う姿勢で保護者と連携する。 を共有し共通理解を深める。
動
携 2学年 7月、12月の三者懇談会、4月5月、夏休み明け、2月3月の個人面談を通して、生徒の生活状況
保護者講演会や懇談会、学年通信など幾多の機会を通して生徒一人一人の社会的自立
に向け必要な基盤となる能力や態度を育てるための必要な連携をしていく。
11 11 0 と進路希望を共有し生活指針を示しながら相談すること心がけた。情報発信はクラスルームを通
して迅速に配信し周知した。
3学年
生徒との面談、又は保護者向けの講演会、学年通信通信など、更には7月と12月の保護 面談を通して進路希望の確認などをしてきた。その時期ごとに必要な情報や大学の紹介などを学
者懇談の場を中心に、保護者と意思疎通を図り、生徒の希望進路の実現に向けお互いに 11 7 0 年通信を通して多角的な視点で周知してきた。その結果、累計90号まで発行することができた。
協力していく。 冊子にして生徒全員に卒業時に記念品として配布した。
教務係
学 地
本校のWEBページを活用し、土曜授業公開、体験入学、入学者選抜の情報を提供すると 今年度、学校ホームページを刷新したことにより、情報をわかりやすく発信することができたと
校 域 (今年度5) もに、本校の日々の活動や、学校行事の様子、進学などの情報を積極的に発信する。保
運 連 岩高の良さを積極的に発信し、地域と連携する。 15 9 0 思われる。また、写真を多用し行事の様子も伝わるように工夫した。
護者の皆様にはオクレンジャーも活用し、情報提供を行う。 今後、中学生が見るであろうスマートフォンでの画面の体裁が悪く、改善が必要である。
営 携
評価の観点 A:十分達成できた B:おおむね達成できた C:達成できなかった
令和5年度 長野県岩村田高等学校の教育方針と目標に対する評価 40岩村田
教育方針
1 心身の調和のとれた健全な人間の育成
2 協調性に富み、道理をわきまえ、円満な団体生活を営み得る人間の育成
3 現代文化に貢献し得る基礎的学力を具備した人間の育成
4 質実剛健にして勤労を愛好する人間の育成
5 自主的・意欲的で創造性の豊かな人間の育成
中期的長期的目標 今年度重点目標
1 修篁(岩高のこころ)を大切にし、変化の激しい社会 1 G型(岩高)探究の活動において、生徒一人ひとりが対話力を磨き、他者との繋がりを
を生き抜く力を育成する。 意識した学びを醸成する。
2 本校に寄せる地域の思いを積極的に受け止め、開かれ 2 生徒自らが主体的に学びに向かう姿勢を育てる。
た学校づくりを進める。
3 新学習指導要領の導入により、より充実、工夫された 3 教職員全員が人権感覚を持ち、いじめや体罰のない安心・安全な学校環境を整える。
カリキュラム編成を研究し、実施する。
4 保護者の思いを共感的に受け止め、共に育てる姿勢で日々の教育活動にのぞむ。
5 岩高の良さを積極的に発信し、地域との連携を大切にする。
領域 分野 今年度重点目標 具体的活動目標
教育課程委員会
令和4年度入学生からの新教育課程の編成と観点別評価について課題を明確にし、カ
リキュラム編成と観点別評価を更に研究し、適切に実施できるようにする。
探究係
1、2年生対象の「探究の時間」では、テキスト・ワークシートを用いた学習、個
人・グループでの探究活動を行い、年度末には成果発表会を行う。学級を超えた活動を
通じて、論理的・分析的思考とコミュニケーション能力を養う。3年生対象の「探究
plus」では、探究活動での経験を進路活動に生かすことができるようにサポートする。
また、単なる調べ学習で終わらせないために、地域のさまざまな機関と連携をしながら
探究活動の深化を促す。
教
育 進路係
課 生徒たちに確かな学力を身につけさせ、あらゆる機会を捉えて大学進学を中心とする
程 各自の進路希望の実現に向け尽力する
・
学
習 (今年度1) 教務係
指 G型(岩高)探究の活動において、生徒一人ひとりが タブレット端末などのICT機器、WiFi環境の適切な配置と利用を進め、生徒が主体的に
導 対話力を磨き、他者との繋がりを意識した学びを醸成 学習活動を進められる環境を整える。
・ する。
進
路 (今年度2) 生徒会係
指 生徒自らが主体的に学びに向かう姿勢を育てる。 自らの考えを仲間と共有しながら生徒会に関わる諸活動を主体的に実践し、課題解決
導 能力を養うことができるように指導する。創立100周年を迎えるにあたり、地域とのつな
・ がりを大切にした新たな活動を模索していく。
特
別
1学年
活
探究の授業を通して自己の理解に努め、自分と社会のつながりを考える中で、探究す
動
べき課題を見つけ、自ら学ぼうとする学習姿勢を身につけていけるよう指導する。
2学年
あらゆる場面の活動に対して主体的に取り組み、経験や視野を広げ個々の学びを深め
教 ることで、、自ら学び向上しようとする姿勢を身につけていけるよう指導する。
育
活
動
3学年
生徒一人一人に、自分の将来像を考えさせつつ、具体的な進路や進学先について自主
的に学んでいきそれを元に更に個人面談等を通してより深く将来について考えさせる。
多くの情報を効率よく取得し有効に利用していく。こまめな面談により進路希望の明確
化とその実現につなげて行く。
生徒指導係
生徒相談係や各担任等と連携を取りながら、いじめ等の早期発見に努める。情報モラ
ル等の適切な指導については講演会を行ったり通信を発行したりして啓発に努める。
生
(今年度3)
徒
教職員全員が人権感覚を持ち、いじめや体罰のない安
指 生徒相談委員会
心・安全な学校環境を整える。
導 生徒が気軽に利用できる相談室の運営を行い、カウンセラーの相談へと繋げていく。
また、外部機関の案内も充実させる。毎週委員会を開催し、様々な相談に対応できるよ
うに努めると共に、「いじめ・悩みアンケート」や「アセスアンケート」を行い、生徒
一人ひとりに目を向けていく。
PTA
感染症の推移も確認しつつ、PTAの連携を深め、より多くの保護者の方が参加しや
すいPTAを目指す。またPTA行事等への積極的な参加を呼びかけ、活動を通し学校
の教育活動や生徒の成長に寄与できる取り組につなげる。
1学年
日頃の生徒の様子や生徒の変化の連絡を密にとっていくなど、保護者が安心して生活
保 できる学校を保証する。また、三者面談などで卒業後の進路希望や学校生活の悩みなど
護 (今年度4) を共有し共通理解を深める。
者 保護者の思いを共感的に受け止め、共に育てる姿勢で
連 日々の教育活動にのぞむ。 2学年
携 保護者向け講演会や懇談会、学年通信など幾多の機会を通して生徒一人一人の社会的
自立に向け必要な基盤となる能力や態度を育てるための必要な連携をしていく。
3学年
生徒との面談、又は保護者向けの講演会、学年通信通信など、更には7月と12月の保護
者懇談の場を中心に、保護者と意思疎通を図り、生徒の希望進路の実現に向けお互いに
協力していく。
教務係
学 地
(今年度5) 昨年度リニューアルした本校のホームページを活用し、公開授業、体験入学、入学者
校 域
岩高の良さを積極的に発信し、地域との連携を大切に 選抜の情報を提供するともに、本校の日々の活動や、学校行事の様子、進学などの情報
運 連
する。 を積極的に発信する。保護者の皆様にはオクレンジャーも活用し、情報提供を行う。さ
営 携
らに閲覧しやすくなるように努めていく。